なんかい‐しゅうじょうかいぼん〔‐シウジヤウカイボン〕【南海舟状海盆】
- デジタル大辞泉
- ⇒南海トラフ
せいなんにほん‐かいこう【西南日本海溝】
- デジタル大辞泉
- ⇒南海トラフ
なんかいトラフ‐きょだいじしん〔‐キヨダイヂシン〕【南海トラフ巨大地震】
- デジタル大辞泉
- ⇒南海トラフ地震
南海トラフ地震 なんかいとらふじしん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →南海トラフ巨大地震
フィリピン海プレート【フィリピンかいプレート】
- 百科事典マイペディア
- フィリピン海を含む海洋プレート。アユトラフで拡大境界を持ち,東では伊豆‐小笠原海溝,マリアナ海溝,ヤップ‐パラオ海溝,西では相模トラフ,南海…
駿河トラフ するがとらふ Suruga trough
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 駿河湾の奥から沖合いにかけての海底に、南北に横たわる海溝状の凹地。南部は北緯34度付近で向きを変え、南海トラフと連続している。北部は伊豆半島…
するが‐トラフ【×駿河トラフ】
- デジタル大辞泉
- 駿河湾の中央部をほぼ南北にのびる細長い海底の凹地(トラフ)。南は南海トラフに続く。フィリピン海プレートの沈み込み帯で、安政の東海道大地震な…
なんかいトラフ‐じしん〔‐ヂシン〕【南海トラフ地震】
- デジタル大辞泉
- 日本の太平洋沖、南海トラフ沿いを震源とする三連動地震。東海地震・東南海地震・南海地震が慶長9年(1605)、宝永4年(1707)、安政元年(1854)に…
はん‐われ【半割れ】
- デジタル大辞泉
- 1 果実や豆類などを半分に割ったもの。また、木材や竹、パイプなどを縦半分に割ったもの。半割り。2 南海トラフ地震における想定震源域の、東半もし…
なんかい‐トラフ【南海トラフ】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( トラフは[英語] trough ) 西南日本太平洋側にある細長い海盆。駿河湾から、紀伊半島、四国沖につづき、九州パラオ海嶺で南西諸島海溝と境される。…
南西諸島海溝 なんせいしょとうかいこう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南西諸島の東側の海底を、これにほぼ並行して走る海溝。琉球海溝(りゅうきゅうかいこう)ともいう。長さ約1350キロメートル、幅約60キロメートル、最…
トラフ
- 知恵蔵
- 海底を走る長くやや幅の広い溝のうち、最大水深が6000mを超えないもので、成因は問わない。南海トラフ、駿河トラフ、相模トラフは、どれも海溝と同様…
ぶんき‐だんそう【分岐断層】
- デジタル大辞泉
- 断層から枝分かれした断層。紀伊半島潮岬沖で発見されたプレート境界断層の巨大な分岐断層は、南海トラフ沿いで発生した東南海地震・南海道地震と連…
南海トラフ巨大地震 なんかいとらふきょだいじしん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 駿河湾(するがわん)から遠州灘(えんしゅうなだ)、熊野灘、紀伊半島の南側の海域および土佐湾を経て日向灘(ひゅうがなだ)沖までの広い領域の南海トラ…
フィリピンかい‐プレート【フィリピン海プレート】
- デジタル大辞泉
- フィリピン海にあるプレート。南海トラフ・琉球海溝(南西諸島海溝)・フィリピン海溝などが後世ユーラシアプレートの下に沈み込むと予想されている。
トラフ(trough)
- デジタル大辞泉
- 1 海底の細長い凹地で、海溝(トレンチ)ほど深くなく、両側の斜面も緩やかな海底地形。南海トラフなど。舟状海盆しゅうじょうかいぼん。2 「気圧…
トラフ(海底のくぼみ) とらふ trough
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 細長いが、海溝よりは幅広く浅い海底のくぼみ。舟状海盆ともよばれている。外形による名称なのでその成因、構造などにより、いろいろな様態がある。…
トラフ oceanic trough
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 海底の細長い凹所のうち,最大水深 7000m以下の比較的ゆるやかな斜面をもつ溝。舟状海盆ともいう。海溝に比べて浅く,幅広い。単純に形態のみで定義…
するが‐トラフ【駿河トラフ】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( トラフは[英語] trough ) 駿河湾の中央部、ほぼ南北にのびる海溝状の凹地。フィリピン海プレートが日本列島をのせたユーラシアプレートに潜り込ん…
なんかいとらふ【南海トラフ】
- 改訂新版 世界大百科事典
南海トラフ巨大地震
- 知恵蔵
- 日本列島の太平洋沖、「南海トラフ」沿いの広い震源域で連動して起こると警戒されているマグニチュード(M)9級の巨大地震。 南海トラフとは、静岡県…
フィリピンかい‐プレート【フィリピン海プレート】
- 精選版 日本国語大辞典
- 東は伊豆・マリアナ諸島から、西は南海トラフ、南西諸島海溝およびフィリピン海溝にわたる範囲を占めるプレートの一つ。西側の海溝部で、ユーラシア…
南海トラフ
- 知恵蔵mini
- 日本の四国、南方海底に、静岡から九州近辺まで伸びている深い溝(トラフ)の名称。地球の地盤同士が海底でぶつかりあい、長年の間に歪みとなって、400…
なんかいトラフ【南海トラフ】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 〔地質学で〕the Nankai Trough
にしにほん‐かざんたい〔‐クワザンタイ〕【西日本火山帯】
- デジタル大辞泉
- 山陰地方から九州を経て南西諸島に至る火山帯。従来の大山だいせん火山帯と霧島火山帯を包括する。南海トラフ・南西諸島海溝とほぼ平行で、岩石分布…
南海トラフ なんかいとらふ Nankai trough
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 駿河(するが)湾の沖合い、御前崎(おまえざき)の南々東約70~80キロメートル付近から、東海地方、紀伊半島、さらに四国の南方約100~150キロメートル…
南海トラフ なんかいトラフ Nankai trough
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 東海地方から紀伊半島,四国にかけての南方の沖合約 100kmの海底にある延長 700kmの溝状の地形。フィリピン海プレートが日本列島の下に沈み込んでい…
南海地震【なんかいじしん】
- 百科事典マイペディア
- 1946年12月21日,九州・近畿・中国・四国にわたり大被害を与えた地震。南海道地震とも。マグニチュード8.0。震源地は潮岬南西方50km付近。大津波があ…
南海トラフ巨大地震対策特別措置法 なんかいとらふきょだいじしんたいさくとくべつそちほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南海トラフで最大級の巨大地震が発生した場合に備え、その災害から国民の生命、身体および財産を守るための防災対策を推進することを目的として制定…
トラフ
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] trough 溝の意 )① 両側がゆるやかな斜面で、幅広ながら細長くつづく深海底の凹地。四国沖の南海トラフ、日本海の最上トラフ、小…
南海トラフ【なんかいトラフ】
- 百科事典マイペディア
- 南海舟状海盆とも。紀伊半島から四国にかけての南方沖合にある細長い海底の凹地。フィリピン海プレートが日本列島(ユーラシアプレート)に沈み込ん…
なんかい‐トラフ【南海トラフ】
- デジタル大辞泉
- 駿河するがトラフに続き、日本列島に沿って日向灘ひゅうがなだ沖まで延びる細長い凹地(トラフ)。水深4000~4800メートル。フィリピン海プレートの…
トラフ trough
- 改訂新版 世界大百科事典
- 海底の長いくぼみで,平たんな底と急な斜面を有するが,海溝よりは浅い地形をいう。舟状海盆ともいう。形態で定義されており,規模,成因はさまざま…
付加体【ふかたい】
- 百科事典マイペディア
- 海洋プレートが海溝やトラフなどの沈み込み帯で沈み込むとき,海洋底の堆積物がはぎ取られて陸側に押しつけられてできる構造体。海溝より陸側の斜面…
南海地震
- デジタル大辞泉プラス
- 1946年12月21日に西日本の南海トラフ沿いの地域を震源として発生した地震とそれによる災害。地震のマグニチュードは8.0。海岸地域には津波が押し寄せ…
Nankai Trough
- 英和 用語・用例辞典
- 南海トラフNankai Troughの用例If the predicted magnitude-9 earthquake occurs near the Nankai Trough, some of designated disaster base hospit…
西日本火山帯 にしにほんかざんたい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 環太平洋火山帯のうち,海洋プレートであるフィリピン海プレートが大陸プレートの下に沈み込む南海トラフ,琉球海溝に沿って分布する日本の火山帯。…
避難者トリアージ ひなんしゃとりあーじ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 避難所において、被災の程度などを目安にしながら被災者への対応の優先度を決めること。巨大地震などの大災害時には避難所の収容能力が不足するため…
臨時情報
- 知恵蔵mini
- 南海トラフ地震につながる恐れのある異常現象が発生した場合などに気象庁が発表する情報の略称。正式名称は「南海トラフ地震に関連する情報(臨時)」。…
海底谷(こく)
- 知恵蔵
- 大陸斜面を刻む狭く深い谷で、断層による窪地を乱泥流が流れ下り、生み出した地形。房総海底谷や富山海底谷などは断層分布に従って大蛇行しているこ…
四国海盆 しこくかいぼん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 四国地方と紀伊半島の南方に広がる海盆。西はパラオ-九州海嶺,東は伊豆-小笠原海嶺,北は南海トラフ,南は西マリアナ海盆に接する。水深 4000~5000…
東海地震【とうかいじしん】
- 百科事典マイペディア
- 遠州灘から駿河湾にかけての駿河トラフを震源域として将来起こる可能性が推定されている巨大地震。この地域はフィリピン海プレートがユーラシアプレ…
ドゥーネット【DONET】[Dense Oceanfloor Network system for Earthquakes and Tsunamis]
- デジタル大辞泉
- 《Dense Oceanfloor Network system for Earthquakes and Tsunamis》防災科学研究所が運用する地震・津波観測監視システム。海洋研究開発機構が東海…
関東東海のプレートモデル かんとうとうかいのプレートモデル
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 関東地方から東海地方にかけての地震の発生機構を説明する,プレートテクトニクスに基づく地下構造モデル。1980年代に提案され,その後も検討を加え…
固有地震 こゆうじしん Characteristic earthquake
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 断層またはその一部分など,ある領域においては基本的にほぼ同じ最大規模の地震が繰り返し発生するという考え方による,その最大規模の地震。アメリ…
海底活断層 かいていかつだんそう submarine active fault
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 最近の地質時代 (一般には第四紀の間) に繰り返し活動し,将来も活動が予想される海底の断層。これまで海底活断層を認識することは難しいとされてき…
中央構造線
- 知恵蔵
- 西南日本の花崗岩や片麻岩を主とする領家変成帯と、結晶片岩を主とする三波川変成帯を境とする大断層。九州中部から、四国・紀伊半島北部を経て、赤…
地震・津波観測監視システム じしんつなみかんそくかんししすてむ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南海トラフの地震、津波を常時観測監視するために開発された観測システム。英語名はDense Oceanfloor Network system for Earthquakes and Tsunamis…
地震発生確率評価 じしんはっせいかくりつひょうか
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 活断層や海溝型地震(プレート境界地震)を対象に,数十年単位の長期的な観点から,大地震が発生する可能性を数値で表すこと。地震調査委員会が過去…
AI防災
- 知恵蔵mini
- 人工知能(AI)やビッグデータを活用して防災に生かす取り組み。全国に張り巡らされた地震観測網や、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)への…