「三国志」の検索結果

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【翊賛】よくさん

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たすける。〔三国志、蜀、呂凱伝〕(雍に答ふる書)今、丞相(亮)、才挺出、深く未に覩(み)、を受けを託せられ、季興を翊贊し、衆と忌無く、功をし…

【雷鼓】らいこ

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雷鳴。鼓名。また、激しく鼓をうつ。〔三国志、魏、鍾会伝〕十日、日中、(胡)烈の軍兵、烈の兒と雷鼓して門を出で、軍の兵、せずして皆鼓譟(こさう…

【履正】りせい

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正道を行う。〔三国志、魏、崔林伝〕夫(そ)れ宰相は天下の瞻效するなり。に宜しく忠を秉(と)り正を履み、義に仗(よ)るの士、の師表とすると爲るに足…

じゅうはっ‐し(ジフハッ‥)【十八史】

精選版 日本国語大辞典
中国の正史で、史記以下宋史に至る一八の総称。すなわち、史記・漢書・後漢書・三国志・晉書・宋書・南斉書・梁書・陳書・後魏書・北斉書・周書・隋…

【愍】びんじゆつ

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あわれみ憂える。〔三国志、魏、陳留王奐伝〕詔して曰く、相國晉王、(おほ)いに慮をき、四を光被し、武功を震(しんえう)す。~江表を愍し、~示すに…

【髦俊】ぼう(ばう)しゆん

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俊秀。〔三国志、蜀、郤正伝〕(釈)方今、士山積し、髦俊群をす。ほ介(りんかい)のに潛(ひそ)み、毛の林(とうりん)(楚の北境にある広大な林)に集…

【万一】まんいつ・まんいち

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万分の一。極めてわずか。また、万が一。もし。〔三国志、魏、武帝紀〕(建安十二年)今深く入りて之れを征せば、劉備必ず劉表をきて許をはん。一變…

【踰僭】ゆせん

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分限を超えて傲る。〔三国志、蜀、和伝〕和、躬(みづか)ら(ひき)ゐるに儉を以てし、惡衣(そし)、踰僭を防遏(ばうあつ)す。~在皆風を移し、善に變ず…

【染】お(を)せん

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けがす。〔三国志、呉、綜伝〕鬱霧(うつむ)其の上に冥(くら)く、鹹水其の下にす。善く腫(脚気)を生じ、轉(うた)た相ひ染す。そを行く、斯(こ)の患…

【寄寓】きぐう

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身を寄せる。〔三国志、呉、呉主伝〕是の時、~深險の地ほ未だ盡(ことごと)くは從はず。天下の豪、布きて州郡に在り。寄寓の士、安去就を以てと爲し…

【奥遠】おうえん(あうゑん)

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奥深い。〔三国志、魏、傅伝〕蓋(けだ)し聞く、制宏深、奧、(いやし)くも其の才に非ざれば、則ち、(むな)しく行はれず。にして之れをらかにするは、…

【戒勅】かいちよく

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いましめ気をつける。〔三国志、魏、中山恭王伝〕、來し、京の禁を犯す。~、憂懼して官屬を戒敕し、(いよいよ)む。其のを嘉(よみ)す。二年、るの縣…

【感戴】かんたい

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ありがたく思う。〔三国志、呉、朱桓伝〕きて疫にふ。~桓、良を部し、隱(ひそ)かにを親(みづか)らし、粥(そんしゆく)相ひ繼がしむ。士民之れを感戴…

【凶】きようき

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よこしま。〔三国志、魏、傅伝〕孫、關を破り、州を(あは)せしの後、志盈(み)ち欲滿ち、凶以て極まれり。~今、以(すで)に死し、~外齊慮、同舟の懼(…

【投書】とうしよ

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書を送りつける。〔三国志、魏、国淵伝〕時に投書して誹謗するり。太(曹操)之れを疾(にく)み、必ず其のを知らんと欲す。淵、うて其の本書を留め、…

【宅舎】たくしや

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すまい。〔三国志、蜀、姜維伝〕姜伯(伯約は維の字)、上將の重きに據り、群臣の右に處(を)り、宅舍、財餘り無し。~素、自(おのづか)ら一時の儀表…

【駆除】くじよ(ぢよ)

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はらいのぞく。〔三国志、呉、呂伝〕子(魯粛)の(孫権)に答ふる書に云ふ、王のるや、皆驅除するり。(関)は忌むに足らずと。此れ子、~外大言を…

【公事】こうじ

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公務。〔三国志、蜀、劉巴伝〕自ら歸附して素に非ざるを以て、猜せられんことを懼れ、恭默守靜、いて私無く、事に非ざれば言はず。~そ誥策命は、皆…

【行検】こう(かう)けん

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行いをひきしめる。品行。〔三国志、魏、曹仁伝〕仁、少時行檢を脩めず。長じて將と爲るにび、嚴整にして法令を奉ず。常に科を左右に置き、案じて以…

【鶏肋】けいろく

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鶏のあばら骨。肉少なきも捨てがたい。〔三国志、魏、武帝紀注に引く九州春秋〕夫(そ)れ肋は、之れをらふも則ち得る無し。之れを(す)つれば、則ち惜…

借东风 jiè dōngfēng

中日辞典 第3版
<慣>東風(ひがしかぜ)を借りる;チャンスをとらえる.よい機会に乗じる.▶『三国志演義』で諸葛孔明と周瑜が東から吹く風の助けを借りて,曹操軍を…

【耽意】たんい

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うちこむ。〔三国志、蜀、郤正伝〕少(わか)くして~單(たんけい)隻立、に安んじ學を好み、く(典籍)を覽る。~性榮利に澹(淡)にして、尤もに耽す…

【奴僕】どぼく

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しもべ。〔三国志、魏、楊俊伝〕宗族知故の、人の略すると爲り、奴僕と作(な)る、(すべ)て六家、俊、皆財を傾けて之れを贖(あがな)ふ。字通「奴」の…

【邸閣】ていかく

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米などの食糧を貯蔵する建物。のち邸宅の意とする。〔三国志、蜀、後主伝〕十一年、亮、軍をして米をび、斜谷口に集めしめ、斜谷の邸閣を治む。字通…

【諦思】ていし

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よく考える。〔三国志、魏、杜畿伝〕民嘗(かつ)て辭し、相ひぐるり。畿(き)、親しく見て、爲に大義を陳(の)べ、歸りて之れを諦思せしむ。字通「諦」…

【掌統】しよう(しやう)とう

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統轄する。〔三国志、魏、徐胡二王伝評〕(徐・胡質・王昶・王基)皆方任を掌統し、を垂れ績を(あら)はす。國の良臣、時の士(げんし)と謂ふべし。字…

【食時】しよくじ

普及版 字通
食事をする時間。しばらくの間。〔三国志、呉、呂伝〕、手づから枹鼓(ふうこ)を執り、士卒皆踊して自ら升(のぼ)り、時にして之れを破る。字通「食」…

【種落】しゆらく

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種族によって構成する部落。〔三国志、魏、斉王芳紀〕(正始七年春二月)貊(わいばく)を討ちて皆之れを破る。韓奚等數十國、各種をゐてる。字通「種…

【囚俘】しゆう(しう)ふ

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捕虜。捕虜とする。〔三国志、呉、周瑜伝〕十一年、~・保の二屯を討ち、其の渠帥(きょすい)(首領)を梟(けう)(梟首)し、餘口を囚俘とす。字通「…

【隧穴】すいけつ

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地下の道。〔三国志、魏、東夷伝、高句麗〕其の國の東に大り。隧と名づく。十、國中大いに會し、隧をへ、國にり、東上して之れを祭り、木隧を坐に置…

【嬉娯】きご

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たのしみ。〔三国志、呉、孫和伝〕夫(そ)れ人ほ嬉無きこと能はず。嬉の好は、亦た飮宴・琴書・射のに在り。何ぞ必ずしもして、然る後にと爲さんや。…

【紀載】きさい

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記載。〔三国志、呉、曜伝〕世に古り。其の紀載する、に無多し。書に在るも、亦た復(ま)た錯す。~異同を考合し、耳目のぶをして、以て洞紀を作る。…

【跼天】きよくてん

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跼天蹐地。天にくぐまり、地にぬきあしする。身をひそめる。〔三国志、呉、歩隲伝〕是(ここ)を以て民をして跼天蹐地せしむ。誰(たれ)か戰慄せざらん…

【後憂】こうゆう(いう)

普及版 字通
後日の憂。〔三国志、魏、衛伝〕人民、州に入する、十餘家。~將各競ひて招懷して、以て部曲と爲す。~兵家に彊(つよ)し。一旦變動らば、必ず後憂ら…

【雅士】がし

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上品な人物。〔三国志、魏、伝〕(曹植の)家丞(けいぎよう)は、北土のなり。少(わか)くして高を秉り、玄靜澹泊、言少なく理多し。眞に士なり。字通…

【快士】かい(くわい)し

普及版 字通
快男児。〔三国志、蜀、黄権伝〕宣王(司馬懿)、亮に與ふる書に曰く、衡(権)は快士なり。坐するに、足下をし、口實(常のかたりぐさ)を去らずと…

【蘭石】らんせき

普及版 字通
蘭の香気と、石の堅質。美質。〔三国志、魏、公孫淵伝注に引く魏書〕淵、生まれながらにして石のり。少(わか)くして悌(がいてい)の訓を含む。字通「…

【恋慕】れんぼ

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恋いしたう。〔三国志、魏、満伝〕汝南の兵民戀し、大小相ひゐ、路に隨し、禁止すべからず。~詔して、をして親兵千人を將(ひき)ゐて、自ら相ひ隨は…

て【手】 を 食((く))われる

精選版 日本国語大辞典
日頃から目をかけ、かわいがっている者に裏切られる。飼犬に手をかまれる。[初出の実例]「エエ飼かふ犬はまだしも、灰猫めに手をくはれたる口惜や」(…

【旄麾】ぼう(ばう)き

普及版 字通
軍を指麾する旗。〔三国志、呉、呉主伝注に引く江表伝、曹公(操)の(孫)権に与ふる書〕ごろ辭を奉じて罪を伐ち、旄麾南指するに、劉束手(手をし…

【鋭鋒】えいほう

普及版 字通
鋭い鋒先。〔三国志、魏、張魯伝〕左右、悉(ことごと)く寶倉庫を燒かんと欲す。魯曰く、今の走るは鋒をくるのみ。惡るに非ず。寶倉庫は國家のなりと…

【沮散】そさん

普及版 字通
心がくじけ四散する。〔三国志、魏、丘倹伝〕淮南(わいなん)の將士、家は皆北に在り。衆心沮散し、(くだ)る相ひ屬(つ)ぐ。惟だ淮南新附の農民のみ、…

【水禽】すいきん

普及版 字通
水鳥。〔三国志、魏、東夷伝、倭〕今、倭の水人、好んで沈沒して魚蛤を捕ふ。身は亦た以て大魚・水禽を厭(はら)ふ。後、稍(やうや)く以てりと爲す。…

【巨億】きよおく

普及版 字通
非常に多い数。巨万。〔三国志、蜀、先主伝〕(劉)法正をはし、四千人を將(ひき)ゐて先をへ、後賂することを以て計(かぞ)ふ。~先、亮・關等を留め…

【競奔】きよう(きやう)ほん

普及版 字通
先を争って走る。〔三国志、魏、攸伝〕に輜重(しちよう)を以てにす。、之れに競し、陣亂る。乃ち騎を縱(はな)ち、ちて大いに之れを破り、其の騎將醜…

【計較】けいこう(かう)

普及版 字通
はかりくらべる。計校。〔三国志、呉、胡綜伝〕昔許子、袁(術)を舍(す)てて曹(操)に就く。規畫計、應(まさ)に受せらるべしと。に袁軍を破り、以…

【識遇】しきぐう

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認められて、待遇を受ける。〔三国志、蜀、彭伝〕先亦た以て奇と爲し、數(しばしば)をして軍事を宣傳し、將に指授せしむるに、を奉ずることに(かな)…

【詳究】しようきゆう(しやうきう)

普及版 字通
詳しく究め尽くす。〔三国志、呉、曜伝〕劉煕作るの釋名、信(まこと)に佳なる多し。然れども物衆多、詳究するを得し。故に時に得失り。~辯釋名各一…

【称】しようたん

普及版 字通
ほめたたえる。〔三国志、呉、虞翻伝注に引く会稽典録〕(徐)陵の子、字は伯先、(どうしん)(幼童)にして名を知らる。、甚だ之れを愛し、(しばしば…

瀬戸大将

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放射冷却

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