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鶏肋 ケイロク

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デジタル大辞泉の解説

けい‐ろく【鶏×肋】

《「後漢書」楊修伝による。鶏のあばら骨には食べるほどの肉はないが、捨てるには惜しいところから》たいして役に立たないが、捨てるには惜しいもの。
《「晋書」劉伶伝から》身体が弱く小さいことのたとえ。

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大辞林 第三版の解説

けいろく【鶏肋】

〔「後漢書楊修伝」より。ニワトリのあばらの意。食うほどの肉はないが、捨てるには惜しいところから〕 大して役には立たないが、捨てるには惜しいもののたとえ。 「次に-として存じて置きたい一話は、蘭軒が猫を愛したと云ふ事で/伊沢蘭軒 鷗外
〔「晋書劉伶伝」より〕 身体のかよわいこと。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鶏肋
けいろく

ニワトリ(鶏)の肋(あばら)骨のこと。食べるほどの肉もないが、捨てるには惜しいという意で、たいして役だつものではないが、捨てるのは惜しまれることのたとえ。中国、三国時代の魏(ぎ)の丞相(じょうしょう)曹操(そうそう)の軍は漢中を平定し、さらに蜀(しょく)の劉備(りゅうび)を討とうとしたが、進撃にも守備にも困難であったため、態度を決めかねていた。そのとき曹操はただ一言「鶏肋のみ」といい、部下たちはその真意を解しかねていたが、ひとり楊修(ようしゅう)だけがその意を悟り、「鶏肋は食えば得るところなく、捨てれば惜しむべきがごとし」といって引き揚げた、と伝える『後漢書(ごかんじょ)』「楊修伝」の故事による。[田所義行]

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