幾何原本 (きかげんぽん) Jǐ hé yuán běn
- 改訂新版 世界大百科事典
- 前300年ごろのギリシア数学者ユークリッドが著した幾何学書《ストイケイア》(はじめ13巻,後に15巻に増補)の中国訳名。〈幾何〉とは中国語で量的な…
リーマン(Georg Friedrich Bernhard Riemann)
- デジタル大辞泉
- [1826~1866]ドイツの数学者。多様体とその曲率を定義して、リーマン幾何学を創始。複素関数論・アーベル関数論などでも多くの業績を残した。
geòmetra
- 伊和中辞典 2版
- [名](男)(女)[複(男) -i] 1 土地測量士, 土地測量技師. 2 幾何学者. 3 [(男)のみ]〘昆〙シャクトリムシ, エダシャクガ.
けっしょう‐じく(ケッシャウヂク)【結晶軸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いろいろの結晶形を、立体的、幾何学的に示すために、各結晶面の対称性に従って選んだ座標軸。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕
理想点 りそうてん ideal point
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 射影幾何学の見地から非ユークリッド幾何学の模型をつくろうとする場合に,平面上に1つの二次曲線を考え,その内部の点と線分だけを取扱い,これを非…
ストイケイア(〈ギリシャ〉Stoikheia)
- デジタル大辞泉
- 数学書。ユークリッド著。13巻。古代ギリシャ数学を集大成し、論理的に体系化したもの。その後の数学に大きな影響を与えた。幾何学原本。原論。
perímetro /peˈrĩmetru/
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(ポルトガル語・日本語の部)
- [男]❶ 【幾何学】周辺,周囲の長さ.❷ 境界,周辺perímetro urbano|都市周辺.
to・pol・o・gy /təpάlədʒi | -pɔ́l-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 地形[地勢]学.2 《解剖》局所解剖学.3 《数学》位相幾何学(analysis situs).topólogist[名]
せいげん‐ていり【正弦定理】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 初等幾何学の定理の一つ。三角形の三辺とそれに対応する角の正弦の比がすべてその三角形の外接円の直径に等しいというもの。正弦法則。
ダルブー だるぶー Jean-Gaston Darboux (1842―1917)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランスの数学者。ニームに生まれ、パリのエコール・ノルマル・シュペリュール(高等師範学校)を卒業後、同校助教授(1872~1873)、ソルボンヌ大…
真直度 (しんちょくど) deviation from straightness straightness deviation
- 改訂新版 世界大百科事典
- 真直度とは対象とする直線形体の幾何学的に正しい直線からの狂いの大きさをいう。直線形体を細かく見ると,一次元的な1方向への狂いばかりでなく,三…
eu・cli・dia・no, na, [eu.kli.đjá.no, -.na]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] ユークリッドの(公理を用いた).la geometría (no) euclidiana|(非)ユークリッド幾何学.
くんしょう‐も〔クンシヤウ‐〕【勲章藻】
- デジタル大辞泉
- アミミドロ科の緑藻。池・沼・湖などに生息するプランクトンの一つで、扁平な細胞が十数個つらなって群体をなし、幾何学的な模様をつくる。
Esch・er /éʃər/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]エッシャー(◇Maurits Cornelis Escher,1898-1972;オランダの幾何学的幻想画の版画家).
ふつう‐こうり【普通公理】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ユークリッドがその幾何学の出発点とした一四個の命題のうち、より一般的な性格をもつ九個のこと。「同じものに等しいものは互いに等しい…
qua・dri・vium, qua・drí・vium, [kwa.đrí.ƀjum]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男] 四学,四科(=cuadrivio, cuadrivium):中世ヨーロッパの大学教育における科目で,算術・音楽・幾何学・天文学で構成された.
プロクロス
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Proklos ) ギリシアの哲学者。プラトンの著作やユークリッドの幾何学原本の注釈を書いた。四八五年没。
euclidèo
- 伊和中辞典 2版
- [形]ユークリッドの, ユークリッドの公理に合った geometria euclidea|ユークリッド幾何学.
arabesque /arabεsk/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [女]➊ 〖美術〗 アラベスク:動植物を唐草模様や幾何学的模様に描いた装飾.➋ 〖バレエ〗 〖音楽〗 アラベスク.
J. ルレー Jean Leray
- 20世紀西洋人名事典
- 1906.11.7 - フランスの数学者。 元・ナンシー大学教授,元・パリ大学教授,元・コレージュ・ド・フランス教授。 ナント生まれ。 1936年以来大学の教…
紀州高野組子細工
- デジタル大辞泉プラス
- 和歌山県橋本市、伊都郡かつらぎ町、九度山町、高野町で生産される工芸品。細かく割った木材を組み合わせて幾何学模様を編む装飾技法。和歌山県郷土…
アール‐デコ
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [フランス語] art déco 「装飾美術」の意 ) 一九二〇~三〇年代に流行したデザイン様式。はなやかな幾何学的模様などが特徴。
卍【まんじ】
- 百科事典マイペディア
- サンスクリットではスバスティカsvastikaといい,もとビシュヌ神の胸の旋毛に起源し,瑞兆の相。卍字,万字とも書く。ヒンドゥー教や仏教では陽光の…
きかがくけいさいせっき【幾何学形細石器】
- 改訂新版 世界大百科事典
モンジュ
- 百科事典マイペディア
- フランスの数学者。メジエールの陸軍工兵学校在学中に画法幾何学(立体図学)を創始,1771年同校教授,1780年パリ大学教授。フランス革命後は造兵の…
回折 かいせつ diffraction
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 媒質内を伝わる波動が,障害物の後方の幾何学的に決定される影の部分まで回り込む現象。音波や電波などでは普通に観測されることであるが,電波と同…
フリードリッヒ・E. ヒルツェブルフ Friedrich Ernst Hirzeburuch
- 20世紀西洋人名事典
- 1927.10.17 - ドイツの数学者。 ボン大学教授。 1952年プリンストン高級研究所に入り、’56年ボン大学教授に就任した。彼の業績は、代数幾何学に位…
ウシュマルいせき【ウシュマル遺跡】
- 世界の観光地名がわかる事典
- メキシコのユカタン州の州都メリダにある遺跡。建造物は5~6世紀に建築され、8~10世紀ごろに栄えたマヤ古典期の宗教都市の跡といわれる。壁面は、幾…
ダンカン・マクラーレン・ヤング ソマヴィル Duncan Maclaren Young Sommerville
- 20世紀西洋人名事典
- 1879.11.24 - 1934.1.31 幾何学者。 元・エディンバラ数学会会長,元・全オーストラリア科学振興協会会長。 ビーワール(インド)生まれ。 スコットラ…
空間 くうかん space
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一般には,自然現象が生起する3次元の広がりをいう。数学用語としては,2通りの使い方がある。狭義には,直接的に経験するこの広がり,数学的には3次…
原幾何学様式土器 げんきかがくようしきどき Proto-Geometric pottery
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 12世紀頃のミノア・ミケーネ文化崩壊後,本来のギリシア文化の草創期に現れた土器。前 1050年頃~900年頃に作られたもの。直線,同心円 (半円) ,…
格子点の幾何学 こうしてんのきかがく geometry of lattice points
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 整数論で,整数の組を方眼上の格子点で表現することで考えられる諸問題および方法をいう。
幾何学に王道なし
- 故事成語を知る辞典
- [参照] 学問に王道なし
運動学【うんどうがく】
- 百科事典マイペディア
- 力学の一部門。物体の運動を,その原因つまり力との関係を考慮することなしに,おもに幾何学的に論ずる科学。力学に入る数学的準備とみなされる。→関…
じこそうじ‐せい〔ジコサウジ‐〕【自己相似性】
- デジタル大辞泉
- 部分と全体が相似となる性質。幾何学的な構造や統計的性質など、空間的・時間的に異なるスケールで計測した部分と全体が比例関係で表されるものを指…
ヘッセの定理【Hesse's theorem】
- 法則の辞典
- 射影幾何学の定理.四辺形の二対の対辺と一対の対角線からなる三対の直線において,ある二対が与えられた二次曲線に関して共役であれば,残りの一対…
クライン(Felix Klein)
- デジタル大辞泉
- [1849~1925]ドイツの数学者。幾何学・代数学および数学の歴史的考察、数学教育などにすぐれた功績がある。著「エルランゲンの目録」など。
公理 (こうり) axiom
- 改訂新版 世界大百科事典
- 数学や論理学における各理論は,いくつかの命題を前提とし,それらだけを用いて理論が展開される。その前提とする各命題がその理論の公理であり,前…
サッケリ さっけり Girolamo Saccheri (1667―1733)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イタリアの数学者、イエズス派の神父。非ユークリッド幾何学形成の先駆者である。著書『証明の論理学』Logica demonstrativa(1697)でその推論法を…
アティヤ Atiyah, Sir Michael Francis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1929.4.22. ロンドン[没]2019.1.11.イギリスの数学者。レバノン人の父とスコットランド人の母をもつ。エジプトのビクトリア・カレッジとケンブリ…
公準 (こうじゅん) postulate
- 改訂新版 世界大百科事典
- ユークリッドが幾何学の体系を組み立てるときに導入したものであり,理論体系構成の基礎として,まったく自明な命題として証明なしで採用した命題の…
平面度 (へいめんど) deviation from flatness
- 改訂新版 世界大百科事典
- 平面度は平面形体の幾何学的に正しい平面からの狂いの大きさである。その大きさは平面形体を幾何学的に正しい平行な2平面で挟んだとき,平行2平面の…
ヘルツァウ‐オグレ現象【Herzau-Ogle phenomenon】
- 法則の辞典
- 同一の幾何学的図形を立体視した場合,両眼の像の拡大率が異なっていたり,両眼の網膜上の対応点が,図形上の同じ点に対応していなかったりした場合…
堀切橋
- デジタル大辞泉プラス
- 埼玉県行田市~鴻巣市にある桁橋。1933年竣工。忍川(おしかわ)に架かる。欄干には幾何学模様の意匠が施され、デザイン性に優れる。2014年、土木学会…
浮力中心【ふりょくちゅうしん】
- 百科事典マイペディア
- 浮力の作用点。浮心とも。物体の流体中にある部分を周囲の流体でおきかえたとき,その流体部分の重心にあたる。水面に浮かぶ船では,水面下にある部…
プライマリー‐ストラクチャー(primary structure)
- デジタル大辞泉
- 立方体・円筒など基本的な幾何学的形態を用いて、作者の手がほとんど加わらない発注による立体作品。1960年代に台頭し、ミニマルアートへ展開する。→…
ロバチェフスキー
- 百科事典マイペディア
- ロシアの数学者。1814年カザン大学教授,1827年同学長。1829年非ユークリッド幾何学の一体系を発表,その展開につとめた。→関連項目空間(数学)|ボ…
きかぱずる【幾何パズル】
- 改訂新版 世界大百科事典
いそう‐すうがく〔ヰサウ‐〕【位相数学】
- デジタル大辞泉
- 狭義には位相幾何学、広義には対象を通常の空間から位相空間(抽象空間)にまで広げ、その性質を位相的方法を用いて研究する数学。
錯視 さくし optical illusion
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 物理的な計測手段ではかられた長さ,大きさ,角度,方向ないしはそれらの幾何学的な関係が,ある種の条件のもとで,それとは著しく食違って見える現…