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クライン クライン Klein, (Christian) Felix

22件 の用語解説(クラインの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クライン
クライン
Klein, (Christian) Felix

[生]1849.11.25. ジュッセルドルフ
[没]1925.6.22. ゲッティンゲン
ドイツの数学者。ボン,ゲッティンゲン,ベルリンで学び,その後,エルランゲン大学の数学教授 (1872~75) ,ミュンヘン工科大学教授 (75~80) ,ライプチヒ大学教授 (80~86) ,ゲッティンゲン大学教授 (86~1913) を歴任。

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クライン
クライン
Klein, Franz

[生]1910.5.23. ペンシルバニア,ウィルクスバレ
[没]1962.5.13. ニューヨーク
アメリカの画家。ボストン大学で絵画を学び,1950年最初の個展を開いた。 J.ポロック,R.マザーウェルらと同世代で,1950年代のアメリカ抽象表現主義の画家の一人。 50年代末の一時期色彩を用いるようになったが,白と黒のカリグラフィックな絵画が最も広く知られている。

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クライン
クライン
Klein, Georg Michael

[生]1776
[没]1820
ドイツの哲学者。シェリング哲学の後継者。ウュルツブルク大学教授。主著"Darstellung der philosophischen Religions-und Sittenlehre" (1818) 。

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クライン
クライン
Klein, Lawrence R.

[生]1920.9.14. ネブラスカオマハ
[没]2013.10.20. ペンシルバニア,グラッドウィン
アメリカ合衆国の経済学者。フルネーム Lawrence Robert Klein。1942年カリフォルニア大学バークリー校を卒業後,マサチューセッツ工科大学ポールサミュエルソンのもとに学び,1944年博士号を取得。

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クライン
クライン
Klein, Melanie

[生]1882.3.30. ウィーン
[没]1960.9.24. ロンドン
オーストリアの女性精神分析家。児童の精神分析療法で業績を上げ,理論面でもクライン学派といわれるものを打立てた。これは精神分析の理論をそのまま児童にも適用できるというもので,修正を要するという A.フロイトと対立した。

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クライン
クライン
Klein, Yves

[生]1928.4.28. ニース
[没]1962.6.6. パリ
フランス美術家。ニースの国立東洋語学校を卒業後,一時ジャズ音楽家となったがのち美術家を志す。両親も画家。 1958年より青一色の絵画を始め,彼は「単色の画面は色彩の非物質化を意図したものだ」と述べている。

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クライン
クライン
cline

トポクライン topocline,エコクライン ecoclineの総称。生物の分類学的な形質を考えるときの概念。画然とした不連続的な形質はないが,幅広い変異が存在し,しかし同じ群としてまとめて考えられる場合に,その形質の差が,地理的分布に従ってある傾斜をもっていればトポクラインといい,生態的条件の変化に従って傾斜しているときはエコクラインという。

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クライン
クライン
Klein, Calvin

[生]1942.11.19. ニューヨーク
アメリカの服飾デザイナー。ニューヨーク州立ファッション工科大学卒業。 1962年にニューヨークのスーツコートの既製服メーカーに入り,68年友人とともに独立。シンプルで控えめ,クラシックデザインを特徴とする。

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クライン
クライン
Klein,William

[生]1928. ニューヨーク
アメリカの写真家。ニューヨーク市立大学で社会学を学ぶ。 1945年から3年間ヨーロッパで兵役をつとめたあと,ソルボンヌ大学で文学を専攻。絵画に興味をいだきレジェに学んだ。 53年まで画家として活躍。

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デジタル大辞泉の解説

クライン(Felix Klein)

[1849~1925]ドイツの数学者。幾何学・代数学および数学の歴史的考察、数学教育などにすぐれた功績がある。著「エルランゲンの目録」など。

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百科事典マイペディアの解説

クライン

ドイツの数学者。エルランゲン,ミュンヘン,ライプチヒ各大学教授を経て,1886年よりゲッティンゲン大学教授。1872年変換群の不変量の理論から幾何学を分類した《エルランゲン・プログラム》を発表,回転群,母数関数等多方面の研究がある。
→関連項目エルランゲン・プログラム群論

クライン

米国の計量経済学者。カリフォルニア大学卒業後いくつかの大学を経てペンシルベニア大学教授。個々の企業活動ミクロ経済理論から社会全体のマクロ経済理論を基礎づけるため関数を用いて集計の問題を提起し,またケインズ理論を用いて米国経済のモデル・ビルディングを実証的に研究してアメリカ経済学に新風を吹きこんだ。
→関連項目ケインズ学派

クライン

米国の写真家。ニューヨーク生れ。ニューヨークのシティカレッジで社会学を専攻。1948年パリに渡り,レジェのもとで絵画を学ぶ。1950年以降の数年はパリで画家として仕事をする。

クライン

ヌーボー・レアリスムを代表するフランスの美術家。ニース生れ。1950年代半ばから,赤や緑などの単色による《モノクローム》絵画を発表し始める。《モノクローム》絵画は後に〈インターナショナル・クライン・ブルー〉と呼ばれる独特の青い色に収斂していく。
→関連項目アルマンジャーマン徳島県立近代美術館

クライン

カナダのジャーナリスト,社会運動家。モントリオール生まれ。トロント大学卒業。1999年《ブランドなんか,いらない》(日本語訳,2001年はまの出版)で,一躍反グローバリゼイションの旗手として注目され,2002年の《貧困と不正を生む資本主義》で世界的な評価を得る。

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世界大百科事典 第2版の解説

クライン【Abraham Moses Klein】

1909‐72
カナダの詩人。法律家,ユダヤ系新聞編集人としてシオニズム運動に尽力。《ユダヤ人も持たざるや》(1940),《ゆり椅子,その他の詩編》(1948)など4冊の詩集と,イスラエル建国までのユダヤ民族の放浪と苦悶を,著者の肉親探しという形に託して,力強く歌い上げた散文詩《第二の書》(1951)がある。ジョイス研究家としても知られる。1950年代中ごろから病のため世間との接触を絶った。【平野 敬一】

クライン【Felix Klein】

1849‐1925
ドイツの数学者。デュッセルドルフで出生。ボン大学プリュッカーPlückerに師事して数学および物理学を学び,頭角をあらわして,23歳の若さでエルランゲン大学教授に就任した。その後,ミュンヘン工科大学,ライプチヒ大学を経て,1886年にゲッティンゲン大学教授となり,終生この職を続け,広範な活動と偉大な組織力によって当時の数学界を指導した。業績は数学のほとんど全分野にわたるが,射影幾何学保型関数の理論における貢献がとりわけ大である。

クライン【Lawrence Robert Klein】

1920‐
アメリカの経済学者。オマハに生まれる。カリフォルニア大学(バークリー)で学士(1942),マサチューセッツ工科大学で博士号(1944)をとる。シカゴ大学(コールズ・コミッション),ミシガン大学(サーベイリサーチセンター),オックスフォード大学(統計研究所),国民経済研究所(NBER)等の研究員,講師を経て,1958年ペンシルベニア大学教授となる。クラインはその第1作《ケインズ革命》(1947)において,ケインズ経済学の革命的意義を体系的に展開して一躍有名になったが,その後,連立方程式体系を使ったモデル分析の分野で,《アメリカの経済変動―1921‐1941》(1950),《計量経済学》(1953),《ワートン計量経済予測モデル》(1967)等の先駆的業績をあげ,計量経済学界で指導的役割を果たしてきた。

クライン【Melanie Klein】

1882‐1960
A.フロイトと並ぶ児童分析の創始者。ウィーンに生まれたが,結婚後ブダペストに移り,そこで精神分析に興味を抱き,フェレンツィ教育分析を受けた。ついでベルリンでK.アブラハムの指導を受け,強い影響を与えられた。1925年ロンドンに移住し,児童分析の臨床を通して独自の理論を発展させて,いわゆるクライン学派を生むに至った。彼女は乳児の抱く活発な無意識的幻想に注目し,最初の対象である母(と乳房)に対する無意識的幻想が,人格発達過程で重要な役割を果たすことを明らかにした。

クライン【William Klein】

1928‐
ニューヨーク生れの写真家。カレッジ卒業後,1948年以降パリに移り住む。画家F.レジェの下で働き,絵画,映画,デザイン,写真を学ぶ。クラインの代表作《ニューヨーク》(1956)は,荒れた粒子にコントラスト,極端なフレーミングアングルという今までにない写真技法を駆使し,1950年代の都市ニューヨークの猥雑(わいざつ)ぶりを余すところなくとらえ,写真表現の新たな地平を切り開いた。ほかに写真集《ローマ》(1959),《東京》(1964),《モスクワ》(1964)等がある。

クライン【Yves Klein】

1928‐62
フランスの画家。画家を両親としてニースに生まれたが,美術教育はうけていない。生涯にわたって,主として青色を用いたモノクローム(単色)の絵画を制作し,モノクロミズムの代表的存在の一人。1958年パリのイリスクレール画廊で何も展示しない〈空虚Le vide〉展を開き衝撃を与えた。この展覧会はある意味でモノクロミズムの徹底化であったが,これをきっかけにして次の段階へと進み,空気や水(風雨)など自然の諸力を画面に定着する《宇宙進化Cosmogonies》(1960),裸婦モデルに青い絵具を塗って画面に人体のプリントをする《人体測定Anthropométrie》(1960),火炎放射器で板に焼けこげをつくる《火の絵画peinture de feu》(1961)など,人間の行為も含めた自然の諸力の痕跡を絵画化ないし作品化する試みを行った。

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大辞林 第三版の解説

クライン【Klein】

〔Felix K.〕 (1849~1925) ドイツの数学者。群論・関数論の研究で知られる。種々の幾何学を群論の立場から総合し、さらに多くの幾何学の可能性をも示した「エルランゲン-プログラム」は著名。
〔Lawrence Robert K.〕 (1920~ ) アメリカの計量経済学者。アメリカ経済やイギリス経済の大規模な計量経済モデルを構築。著「ケインズ革命」「計量経済学」など。
〔Melanie K.〕 (1882~1960) オーストリア生まれの精神分析家。乳児が最初の対象である母親と乳房に対してもつ無意識的幻想が、その人格発達に大きな影響を与えることを示した。
〔William K.〕 (1928~ ) アメリカ出身で、フランス在住の写真家。ぶれ、ぼけ、粒子の流れなどを生かした、ダイナミックな都市のスナップ写真で衝撃を与える。映画作家としても知られる。
〔Yves K.〕 (1928~1962) フランスの芸術家。モノクローム(単色)、特に独特な青一色による絵画や、水や火を使った彫刻など、色と物質を重視する作品によって現代芸術におけるリアリズムのひとつの方向を示した。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のクラインの言及

【変異】より

…例えば哺乳類では,同一種でも北方にすむものほど体が大きく,また手足が相対的に短いという傾向が知られている。これは寒さに対する適応とみられ,このような形質のこう配をクラインclineと呼ぶ。他方,ある限られた地域の小集団でみられる変異を個体変異または個体差という。…

【アフィン幾何学】より

…擬似幾何学ともいう。クラインは1872年に有名な《エルランゲン・プログラム》を発表し,その中で幾何学を変換群の立場から統一的に論じ,例えば,図形の性質のうち,合同変換で変わらないような性質を調べるのがユークリッド幾何学であり,射影変換によって変わらない性質を調べるのが射影幾何学であると定義したが,この立場に立つとき,アフィン幾何学とはアフィン変換によって不変な性質を調べる幾何学といえる。この幾何学の源泉はメービウスの《重心算法論Der baryzentrische Kalkül》(1827)にあるが,新しい種類の幾何学として確立したのはクラインである。…

【幾何学】より

…しかしながら,これらの人たちは非ユークリッド幾何学を展開しただけで,その無矛盾性を証明したわけではなかった。このため,ユークリッド幾何学と非ユークリッド幾何学の両方がともに成り立つことがありうるだろうかとの疑問がもたれたが,これは19世紀末から20世紀の初めにF.クラインらによって解決された。すなわち彼らはユークリッド幾何学の中に非ユークリッド幾何学の模型をつくり,ユークリッド幾何学が矛盾を含まぬかぎり,非ユークリッド幾何学も矛盾を含まない論理体系であることを示した。…

【数学】より

…ユークリッド幾何学,非ユークリッド幾何学がともに成り立つというのは,(A,E),(A,Ē)とも無矛盾であるという意味であった。(A,Ē)の無矛盾性が確認されたのは,そのモデルが(A,E)の中につくられることがA.ケーリー,F.クライン,H.ポアンカレらによって示されたからである。ヒルベルトはさらに実数を用いて(A,E)の諸命題が成り立つモデルをつくり,(A,E)の無矛盾性を示した。…

【非ユークリッド幾何学】より

…これらに対応してユークリッド幾何学は放物幾何学と呼ばれる。 19世紀の終りころには,非ユークリッド幾何学のモデルをユークリッド幾何学の中に作るという仕事がE.ゲーリー,F.クライン,E.ベルトラミ,H.ポアンカレらによってなされた。例えば,ポアンカレが《科学と仮説》(1902)に記述しているモデルは次のようである。…

【計量経済学】より

…このような投資乗数に関する数量的情報を求めておけば,将来の投資増加による景気拡大効果を予測したり,逆に一定の所得を創出するために必要な投資量を求めることも可能になる(〈乗数理論〉の項参照)。このようなマクロ計量経済モデルの最初の開発はL.R.クラインによってなされたが,現在では一国経済の予測や経済計画の策定手段として広く用いられている。
[マクロ計量経済モデルへの批判]
 しかし1970年代の経済激動期にマクロ計量経済モデルはその予測力が著しく低下し,さまざまな立場から批判が加えられた。…

【モデル・ビルディング】より

…現在,マクロモデルを中心に多くのモデルが作られている。マクロモデルの先駆としては,L.R.クラインが1950年に作ったモデルおよびゴールドバーガーArthur Stanley Goldberger(1930‐ )とクラインが協力して作ったクライン=ゴールドバーガー・モデル(1955)がある。現在,日本の代表的なマクロ計量モデルとしては,経済企画庁経済研究所の〈世界モデル〉の中の〈日本モデル〉があげられる。…

【口唇期】より

…この時期は単に対象をとり入れるだけではなく,心理的には対象を攻撃し破壊するという関係が生じる。またM.クラインは,口唇期の乳児には,良い乳房のイメージと悪い乳房のイメージとが別個のものとして体験され,この両イメージがめまぐるしく交代するという仮説を提出している。いずれにせよ,この時期に良好な母子関係を持てた乳児には,E.H.エリクソンが唱えたように基本的信頼感がはぐくまれると考えられる。…

【性格】より

…彼は人格における自我の機能に注目し,自我と衝動体イドと行動の規準の内面化による超自我との葛藤や妥協を力動的にとらえて,人格をその相互関係の過程の上で扱っている。これに続く者として,フロイトの精神分析から現代精神分析への転向を方向づけたライヒ,超自我の早期形成の影響を解明したM.クラインなどがあげられる。またE.H.エリクソンは人格の形成に関する精神分析理論に比較文化論的・対人関係論的見地を導入した。…

【精神分析】より

… フロイトの精神性的発達理論は,一部の精神分析学者,たとえばイギリスの対象関係論者の一人であるフェアベアンW.R.D.Fairbairn(1889‐1964)を除けば,さまざまな修飾をうけながらも継承されている。たとえばM.クラインの独創的なポジションpositionの概念は,口唇期における対象関係を細分することから出発している。現存在分析の創唱者L.ビンスワンガーもこの身体形態論的な精神発達理論を承認し,高く評価している。…

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