さん‐ぶ【三部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 書物の三そろい、三組。また、重要な三つの書物。[初出の実例]「万葉には仙覚がしたる注釈と云ものと、阿彌陀仏の林採葉集と、又仙覚が…
さん‐ぶぎょう(‥ブギャウ)【三奉行】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 江戸幕府の寺社奉行・町奉行・勘定奉行の総称。これらが評定所一座を構成した。〔職掌録(18C中‐後)〕[ 2 ] 豊臣時代、五奉行…
さん‐ふくでん【三福田】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「福田」は[梵語] puṇya-kṣetra の訳。福徳を生ずる田の意 ) 仏語。供養することによって福報を受ける三つのもの。功徳福田・報恩福田…
さん‐ふこう(‥フカウ)【三不孝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「孟子‐離婁上」に「不孝有レ三、無レ後為レ大」とあり、趙岐の注に「於レ礼有二不レ孝者三事一謂、阿レ意曲従、陥二親不義一、一不孝…
さん‐ぶっしん【三仏身】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さんじん(三身)
さん‐ぶつど【三仏土】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。三身の居住する三種の仏土。法身(ほっしん)仏の居所としての法性土、報身仏の居所としての受用土、化身(けしん)仏の居所としての変…
さん‐ふどう【三不動】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] 大津三井寺の黄不動、高野山の赤不動、京都青蓮院の青不動の三つの不動明王。平安時代の密教が盛んで不動信仰の厚かったころの画像。[ 二 ] …
さんぷん【三墳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国古代の書籍の名。三皇(さんこう)の事跡を述べた書という。→三皇。[初出の実例]「九経三史、括二嚢心蔵一、三墳八索、諳二憶意府一」(出典:三教…
さん‐ぼう(‥バウ)【三房】
- 精選版 日本国語大辞典
- 名前に「房」の字のついている三人の博識の人。平安時代の藤原伊房(これふさ)・藤原為房・大江匡房(まさふさ)。また、鎌倉末期から南北朝時代の吉田…
さん‐み(‥ヰ)【三位】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんい」の連声 )① ( ━する ) 位階の第三位で、正(しょう)三位または従(じゅ)三位。また、その人。正三位、または従三位に任ぜられる…
さん‐みん【三民】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 華族・士族に対していう ) 農・工・商を職業とする人。農・工・商の階級。[初出の実例]「一は以て華士両族に三民の蔑視すべからざるを…
そう‐し(サウ‥)【三四】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「さんし(三四)」の変化した語 ) 三か四ぐらいであること。「三四人」「三四年」などと用いる。[初出の実例]「姫君を二たび返したま…
【接三】せつさん
- 普及版 字通
- 招魂。字通「接」の項目を見る。
【三庚】さんこう
- 普及版 字通
- 三伏。字通「三」の項目を見る。
【三材】さんざい
- 普及版 字通
- 三才。字通「三」の項目を見る。
【三始】さんし
- 普及版 字通
- 元旦。字通「三」の項目を見る。
【三粛】さんしゆく
- 普及版 字通
- 粛拝。字通「三」の項目を見る。
【三笑】さんしよう
- 普及版 字通
- 虎渓三笑。字通「三」の項目を見る。
【三秦】さんしん
- 普及版 字通
- 関中の地。字通「三」の項目を見る。
【三寸】さんずん
- 普及版 字通
- 舌先三寸。字通「三」の項目を見る。
【三聖】さんせい
- 普及版 字通
- 三人の聖人。尭・舜・禹、文王・武王・周公、また、禹・周公・孔子。〔孟子、文公下〕我も亦た人心を正し、を息(や)め、行(ひかう)を(ふせ)ぎ、辭を…
【三袒】さんたん
- 普及版 字通
- 哭踊の礼。字通「三」の項目を見る。
【三虫】さんちゆう
- 普及版 字通
- 三尸。字通「三」の項目を見る。
【三登】さんとう
- 普及版 字通
- 一年に三たび収穫する。字通「三」の項目を見る。
【三復】さんぷく
- 普及版 字通
- 反覆する。字通「三」の項目を見る。
【三墨】さんぼく
- 普及版 字通
- 墨子三派。字通「三」の項目を見る。
【三踊】さんよう
- 普及版 字通
- 哭踊。字通「三」の項目を見る。
【三両】さんりよう
- 普及版 字通
- 二三。字通「三」の項目を見る。
三八 sānbā
- 中日辞典 第3版
- [形]<方>おかしい.間抜けである.▶女性に用いることが多い.
三国 Sān Guó
- 中日辞典 第3版
- [名]<歴史>三国.後漢の末に興った魏・蜀・呉の総称.《~演义yǎnyì》/『三国志演義』
三居室 sānjūshì
- 中日辞典 第3版
- [名]3LDK(の住宅).
三明治 sānmíngzhì
- 中日辞典 第3版
- [名]<料理>サンドイッチ.
三七 sānqī
- 中日辞典 第3版
- [名]1 <植物>サンシチニンジン.2 <中薬>三七(さんしち).▶サンシチニンジンの根塊.止血剤に用いる.“田七tiánqī”と…
sańjū́-shō[úu], さんじゅうしょう, 三重唱
- 現代日葡辞典
- O trio;o trecho musical para três vozes.
sańsṓ2, さんそう, 三相
- 現代日葡辞典
- 【Ele(c)tri.】 Três fases.◇~ kōryū三相交流Uma corrente alternada trifásica.
瘪三 biēsān
- 中日辞典 第3版
- [名]<方>ごろつき.チンピラ.
三低
- 知恵蔵
- 女性が結婚相手に望む理想の男性像で「低姿勢、低依存、低リスク」の略。消費社会研究家で評論家の三浦展(あつし)が、著書『非モテ!――男性受難の時代…
しち‐さん【七三】
- デジタル大辞泉
- 1 物を7対3の割合で分けること。「利益は七三に配分する」2 髪の毛を左右に7分3分のところから分けること。七三分け。「髪を七三に分ける」3 歌舞…
三韓 さんかん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 古代,朝鮮半島南部の3種の韓族の総称。「魏志」韓伝によれば,韓族は馬韓(ばかん)50余国,辰韓(しんかん)12国,弁韓(べんかん)12国にわかれていた。…
三新法 さんしんぽう
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1878年(明治11)7月,統一的地方制度として公布された郡区町村編制法・府県会規則・地方税規則の総称。自由民権運動の高揚,農民の騒擾といった地方社…
ご‐さん【五三】
- デジタル大辞泉
- 1 五と三。2 《「五十三匁」の略から》近世、京都島原の太夫たゆうの揚げ代。また、太夫のこと。「一の女郎の値段を五十三匁と定め、これを―と言ひ…
さん‐あみ【三阿弥】
- デジタル大辞泉
- 足利将軍の同朋衆どうぼうしゅうのうち、能阿弥・芸阿弥・相阿弥の3代の称。代々唐物の鑑識・管理や座敷飾りの指導などを職とし、画家としても著名。
さん‐え〔‐ヱ〕【三×慧】
- デジタル大辞泉
- 《連声れんじょうで「さんね」とも》仏語。智慧を修行の順序によって三つに分類したもの。経典の教えを聞いて生じる聞慧もんえ、思惟・観察によって…
さん‐えきゆう〔‐エキイウ〕【三益友】
- デジタル大辞泉
- 《「論語」季氏から》有益な3種類の友達。すなわち、正直な友、まごころのある友、物知りの友。益者三友。⇔三損友。
さん‐おん【三音】
- デジタル大辞泉
- 茶の湯で、湯釜の蓋をずらして開ける音、茶筅ちゃせんの穂を茶碗の湯にとおす音、茶碗に茶を入れたあと茶碗の縁で茶杓を軽くはたく音の三つとも、湯…
さん‐がい【三×繋/三▽懸/三▽掛】
- デジタル大辞泉
- 馬具の面繋おもがい・胸繋むながい・尻繋しりがいのこと。押し掛け。
さん‐き【三期】
- デジタル大辞泉
- 1 三つの期間。2 3番目の期間。
さん‐く【三×垢】
- デジタル大辞泉
- 仏語。心身をけがす三つの煩悩。貪欲とんよく・瞋恚しんい・愚痴。三毒。
さん‐げん【三元】
- デジタル大辞泉
- 1 上元(正月15日)・中元(7月15日)・下元(10月15日)。2 《年・月・日の元はじめの意から》1月1日のこと。元日。三始。《季 新年》3 天地の初…
さん‐じゅう〔‐ジフ〕【三十/×卅】
- デジタル大辞泉
- 1 10の3倍の数。2 30歳。みそじ。