ねんりんきしょうがく【年輪気象学】
- 改訂新版 世界大百科事典
レイノルズ効果【Reynolds effect】
- 法則の辞典
- 温度の高い雲粒と,温度の低い雲粒が共存しているとき,前者から水蒸気が蒸発し,後者の表面に凝縮することで雲粒の成長が起こる現象をいう.
自記気象計 じききしょうけい meteorograph
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 気圧や温度などを自動的に紙に記録する装置。気象観測が遠隔測定化される 1980年代以前に用いられた。おもに時計仕掛けによって自記紙を動かし,その…
高層気象学 こうそうきしょうがく aerology
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 高層大気の気象学。高層大気は高さによってその物理的・化学的性質が異なり,それぞれに特徴ある現象が起こる。成層圏以上の大気中では,真珠雲,オ…
気象音響学【きしょうおんきょうがく】
- 百科事典マイペディア
- 雷鳴や風の音など気象的原因で発生する音,ならびに音波伝搬の気象学的法則など大気中の音響現象を取り扱う物理気象学の一分野。大気中の音波伝搬速…
まんはいむきしょうがっかい【マンハイム気象学会】
- 改訂新版 世界大百科事典
かがく‐きしょうがく〔クワガクキシヤウガク〕【化学気象学】
- デジタル大辞泉
- ⇒大気化学
きしょう‐きねんび(キシャウ‥)【気象記念日】
- 精選版 日本国語大辞典
- 六月一日。明治八年(一八七五)六月一日、東京気象台が設立され、毎日三回の気象観測が開始されたことを記念する日。
せかい‐きしょうきかん(‥キシャウキクヮン)【世界気象機関】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( [英語] World Meteorological Organization の訳語 ) 国際連合の専門機関の一つ。国際間の協力のもとに気象観測や気象通報に関する活動などを統合…
メソ気象学
- 知恵蔵
- 天気図、雲分布、レーダー観測などを基に広い地域の大気の状態を解析して、その構造や変化を研究する気象学の部門。3000〜5000kmの水平スケール(総観…
気象注意報
- 知恵蔵
- 気象注意報は、気象現象によって災害の恐れがある場合に注意喚起のため発表する予報で、気象庁では、大雨・洪水・大雪・強風・風雪・波浪・高潮・濃…
気象予報士
- 知恵蔵
- 数値予報を始め各種気象デ-タを総合的に判断し、適切な予想を行うことのできる公認の技術者。気象予報士の国家資格試験には、学科と実技があり、第1…
気象情報サービス【きしょうじょうほうサービス】
- 百科事典マイペディア
- 気象庁のデータに基づいて,日本気象協会や民間気象事業者が局地的あるいは付加価値を付した天気予報を作成し,特定の利用者に有料で提供するサービ…
わくせい‐きしょうがく〔‐キシヤウガク〕【惑星気象学】
- デジタル大辞泉
- 惑星や衛星を対象とする気象学。大気の状態、組成、構造、その中で起こる諸現象を物理的・科学的に研究する学問。近年は探査機や望遠鏡などの観測技…
衛生気象学 えいせいきしょうがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →生気象学
きしょうつうほうしき【気象通報式】
- 改訂新版 世界大百科事典
畦間気象 けいかんきしょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 田や畑に生育している作物の植生層(→植生)内における微細気象。風は裸地の接地気層内に比べて著しく弱く,空気の混合が少ない。また植生層下に吸収…
気象ブイロボット きしょうブイロボット
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
気象観測船 (きしょうかんそくせん) weather ship
- 改訂新版 世界大百科事典
- 海上の所要の位置で定められた方式によって気象観測を行い,その結果を通報する観測船。地球の表面の7割は海であり,天気の変化を知るためには海上に…
水文気象 (すいもんきしょう) hydrometeorology
- 改訂新版 世界大百科事典
- 地球上での水が蒸発,凝結,流動などの諸過程を通して気圏・水圏・地圏の中を循環しているようすを気象学的立場から研究することをいう。その研究に…
総観気象 そうかんきしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 天気図などの総観的手段を用いることにより、大気の動態を明らかにしていくことで、気象学の一分野としての総観気象学synoptic meteorologyは、以前…
化学気象学 かがくきしょうがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →大気化学
気象熱力学 きしょうねつりきがく thermodynamic meteorology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 熱と仕事の観点から大気の現象を考察する気象学をいう。理論気象学の一部門である。大気の圧力、温度、密度、空気中に含まれる水物質などと熱との関…
海洋気象学 かいようきしょうがく marine meteorology
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 気象学の一分科で,海面よりも上の大気の現象,および大気の現象が海洋の表層水と深層水に及ぼす影響,海洋の表面が大気に与える影響を研究する学問…
医学気象学 いがくきしょうがく medical meteorology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 人間の健康や病気に及ぼす気象の影響を扱う学問。生気象学の主要な分野の一つ。熱中症(高温障害)や喘息(ぜんそく)、リウマチ、花粉症、皮膚癌(がん…
メソスケール‐きしょうがく〔‐キシヤウガク〕【メソスケール気象学】
- デジタル大辞泉
- ⇒メソ気象学
きしょうぎょうむ‐ほう〔キシヤウゲフムハフ〕【気象業務法】
- デジタル大辞泉
- 気象・地象・水象の観測、予報および警報、発表などの気象業務に関する基本的制度を規定した法律。昭和27年(1952)制定。
生気象学 (せいきしょうがく) biometeorology
- 改訂新版 世界大百科事典
- 生体とそれを取りまく気象との関連性を研究する学問で,1955年にパリで国際生気象学会の第1回総会が開かれたとき,〈大気の物理的・化学的環境条件が…
世界気象機関 (せかいきしょうきかん) World Meteorological Organization
- 改訂新版 世界大百科事典
- 国際連合に所属する専門機関の一つで,世界各国の気象業務の連携,標準化を図るための組織。事務局はスイスのジュネーブにある。通称WMO。1873年に世…
物理気象学 ぶつりきしょうがく physical meteorology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 個々の気象現象を物理学の対象として扱う気象学の一部門。気象光学、気象音響学、気象電気学(大気電気学)、雲物理学および大気放射や日射に対する…
気象業務法 (きしょうぎょうむほう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 気象庁はじめ日本の気象業務従事者の制度,任務などを規定した法律。1952年6月公布,同年12月施行。全体で8章からなる。気象業務の範囲を,気象,地…
気象音響学 きしょうおんきょうがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気象学の一部門。大気中の音と気象との関係を研究する学問。気象現象によって生じる自然界の音の研究と、音の伝わり方と気象との関係の研究に分けら…
気象記念日 きしょうきねんび
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1875年(明治8)6月1日に東京気象台が創立されたのを記念して、1942年(昭和17)に制定された記念日。毎年6月1日。1975年(昭和50)が100年目にあた…
気象予報士 きしょうよほうし certified weather forecaster certified and accredited meteorologist
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 観測データや予測データを適切に用いて、気象や波浪を予想できる専門家として予報業務を担当することが認められる国家資格。1993年(平成5)5月の気…
メソ気象学 メソきしょうがく meso-meteorology
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 数kmから 2000km四方の範囲内で起こる現象を対象とする気象学。雷雨,集中豪雨,竜巻などが対象に含まれ,局地的な気象予報には欠かせない。これに対…
でんりょくきしょうつうほう【電力気象通報】
- 改訂新版 世界大百科事典
こうくうきしょうかんそく【航空気象観測】
- 改訂新版 世界大百科事典
きしょう‐だいがっこう〔キシヤウダイガクカウ〕【気象大学校】
- デジタル大辞泉
- 千葉県柏市にある気象庁幹部職員養成のための大学校。大正11年(1922)中央気象台付属測候技術官養成所として設立、昭和37年(1962)2年制の気象大学…
生気象学
- 知恵蔵
- 植物、動物、人間などの生体への気象の影響を研究する学問。リウマチや神経痛、ぜんそくなどのように、ある気象状況になると痛み(天気痛)を増したり…
GPS気象学
- 知恵蔵
- GPS(全地球測位システム)を利用する気象学の分野。電波が大気中を通過する時、大気中の水蒸気、気温によって電波の伝播速度に遅れが生じ位置測定に誤…
世界気象機関
- 知恵蔵
- 1873年に創立された国際気象機関 (IMO:International Meteorological Organization) が発展的に解消し、1951年3月23日の世界気象機関条約で設立され…
水文気象【すいもんきしょう】
- 百科事典マイペディア
- 水理気象とも。降水,河川の水位,流出と貯留,蒸発散,地下水など水の循環の機構および水資源の開発と利用,洪水制御などに関する応用気象学の一分…
高層気象観測 こうそうきしょうかんそく upper air observation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地上で観測対象とされる大気層より上空の大気の状態の観測。通常は高層天気図の解析に用いられる観測のこと。レーウィンゾンデ(→ラジオゾンデ)によ…
たいき‐でんきしょう〔‐デンキシヤウ〕【大気電気象】
- デジタル大辞泉
- 大気現象の一つ。大気中の電気現象のうち、目や耳で観測されるもの。雷など。
じんこう‐きしょうき〔‐キシヤウキ〕【人工気象器】
- デジタル大辞泉
- 温度・湿度・照度、および明暗周期などを制御できる容器型・箱型の装置。植物の育成や組織の培養に用いられる。植物インキュベーター。グロースチャ…
きしょう‐しんごうひょうしき(キシャウシンガウヘウシキ)【気象信号標識】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天気予報、気象注意報、気象警報などを一般の人に知らせるための信号標識。天気予報標識、気象注意報標識、気象警報標識などがあり、色ま…
にほん‐きしょうきょうかい(‥キシャウケフクヮイ)【日本気象協会】
- 精選版 日本国語大辞典
- 気象情報・資料の伝達・配布、気象調査の代行などを行なう財団法人。昭和二五年(一九五〇)気象協会として発足。同四一年気象協会、関西気象協会、…
気象大学校 きしょうだいがっこう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 気象庁の職員に対して,気象業務に従事するための必要な教育および訓練を行う機関。千葉県柏市におかれている。校長,教頭,教授,助教授および講師…
きしょう‐ちゅういほう〔キシヤウ‐〕【気象注意報】
- デジタル大辞泉
- 災害が起こるおそれがある気象状態のときに、気象台が発表する注意報。大雨・洪水・大雪・強風・風雪・波浪・高潮・濃霧・雷・乾燥・なだれ・着氷・…
こくさいきしょうきかん【国際気象機関】
- 改訂新版 世界大百科事典