水文気象(読み)すいもんきしょう

百科事典マイペディアの解説

水文気象【すいもんきしょう】

水理気象とも。降水河川水位,流出と貯留蒸発散,地下水など水の循環の機構および水資源の開発と利用,洪水制御などに関する応用気象学の一分野。最大可能降水量,積雪量雨量と河川流量,時間別平均降水量などの推定がダム建設や水利施設の運用,防災に重要。

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世界大百科事典 第2版の解説

すいもんきしょう【水文気象 hydrometeorology】

地球上での水が蒸発,凝結流動などの諸過程を通して気圏・水圏・地圏の中を循環しているようすを気象学的立場から研究することをいう。その研究には水文学,気象学,地下水学などの分野が関連する。 長雨あるいは集中豪雨のように,降雨現象には地域的・時間的・空間的分布特性があり,その原因としては,その地域の気候特性や地形の影響があるとともにそのときの大気じょう乱の特性が関係をもっているが,このようにして空から地面に達した降水は,地表の条件や河川の形状,こう配,河道の性状に従っていろいろな流出形態を示す。

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