フィロン[アテネ] Philōn of Athens
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前3世紀頃在世の古代ギリシアの哲学者。ピュロンの弟子。古懐疑派に属し,ホメロスを好み,『イリアス』のなかの人生の無常を歌った部分を,常に繰返…
デマゴーグ
- 知恵蔵mini
- 刺激的な言説や詭弁(きべん)、虚偽情報の発信などにより、人々の意思や行動を発信者に都合のいい方向にあおり立てようとする者のこと、特にそのよう…
レレベル れれべる Joachim Lelewel (1786―1861)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ポーランドの歴史家、民主主義者。『歴史学』Historyka(1815)でポーランド近代史学の基礎を確立。1815~24年にウィルノ大学などで世界史を講じ、共…
アカンサス文様 あかんさすもんよう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地中海沿岸地方に野生するとげのある多年草の植物アカンサスAcanthusを図様化した装飾文。紀元前5世紀、アテネの彫刻家カリマコスKallimachosがコリ…
アグリニオン Agrínion
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アグリニオ Agrínioともいう。ギリシア,バルカン半島部南西部の都市。アテネの西北西約 220km,トリホニス湖の北西岸近くに位置する。ビザンチン時…
多事多端
- 四字熟語を知る辞典
- 次々と処理すべきことが多くて非常に忙しいこと。また、事件が多く、落ち着かないこと。 [活用] ―な。 [使用例] 一方では戦争犯罪人が次々と逮捕収容…
アンティステネス あんてぃすてねす Antisthenēs (前445?―前365?)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの禁欲主義の哲学者。ソクラテスの弟子で、師の質実剛健な実践面を賛美し、これを継承した。アテネのキノサルゲスで教え、キニコス学派…
メトイコス metoikos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシアのポリスにおける在留外人。外人としてはほかに短期間の来訪者およびメトイコス資格を獲得していない長期の居留者がいた。メトイコスは…
ブランデンブルク門 (ブランデンブルクもん) Brandenburger Tor
- 改訂新版 世界大百科事典
- ベルリンにある石造の都市門。西方のブランデンブルク市へと向かうウンター・デン・リンデン通り終端に位置する。1788-91年建設。プロイセンの新古典…
ギリシア文明 ギリシアぶんめい Greek civilization
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ミケーネ文明の没落後,暗黒時代を経て,前8世紀なかば頃から発達しはじめ,古典期 (前5~4世紀) にその最盛期を迎えた文明。古代ギリシア人は,前 2…
パパンドレウ Papandreou, Georgios
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1888.2.13. カレンツィ[没]1968.11.1. アテネギリシアの政治家。アテネ大学卒業後,ベルリン大学に学んだ。 1923年国会議員となり,30~32年教育…
乾期 かんき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気候の型の一つで、年ごとに繰り返される雨量の極小月を含む期間をいう。雨期の反対。熱帯地方において乾期は、その半球側の冬に現れる。亜熱帯地方…
サラミスの海戦 さらみすのかいせん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 紀元前480年9月に行われた、ペルシア戦争第2回遠征中の海戦。クセルクセス1世麾下(きか)の大軍はテルモピレーの天険を突破し、アテネを焼き払ったの…
アルコン archōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「指導者」「支配者」を意味し,古代ギリシアの多数のポリスにみられた最高官。アテネではアルコンの制度が前 682年に始って,王政が終ったとされる…
あてねじん【《アテネ人》】
- 改訂新版 世界大百科事典
アテネと近代五輪
- 共同通信ニュース用語解説
- スポーツを通じた青少年の育成を目指したクーベルタン男爵らの提唱で、古代ギリシャで行われていた競技大会が復活。1896年にアテネで第1回大会が開…
アテナイ
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ⇒アテネ
ポリス polis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシアの都市国家。村落集住 (シュノイキスモス) によって,君主政に対立する国家形態として生じ,その起源は前 10~8世紀にまでさかのぼる。…
アレオパゴス会議【アレオパゴスかいぎ】
- 百科事典マイペディア
- 古代アテナイでローマの元老院に相当する会議。名称は議場がアクロポリス西方のアレオパゴス(アレスの丘Areios pagos)にあったことに由来。アルコ…
カリュアティド caryatides
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシア神殿の支柱として用いられた女性人像柱。ペルシア戦役の際ペルシアにくみしたため,ギリシアの奴隷にされたと伝えられるペロポネソスの…
ダフニ修道院聖堂 ダフニしゅうどういんせいどう Monastery church of Daphni
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア,アテネの西郊にある 11世紀の修道院聖堂。ギリシア十字形にドームをいただいたビザンチン様式の聖堂で,内部の壁面には金を多用したモザイ…
エレウシス Eleusis
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- アテネ西方の聖地。前7世紀頃までは独立した都市だったが,アテネに統合され,デメテルの信仰の中心として,大地の生産力の復活を象徴する密儀が行わ…
リディア・N. ユー・ホセ Lydia N. Yu-Jose
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書政治学者 アテネオ・デ・マニラ大学社会学部教授国籍フィリピン専門政治学, フィリピン・日本関係史学位博士号(上智大学)勲章褒章旭日中綬…
dem・o・crat /déməkrt/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名][C]1 民主主義(擁護)者,民主政体論者;平等論者.2 〔D-〕((米))民主党員((略)D,Dem.);《米史》民主共和党員.
クレイステネス[シキュオン] Kleisthenēs of Sikyōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前570シキュオンの僭主 (在位前 600頃~570) 。建国以来のドーリス系アルゴス人の支配に抵抗してドーリス系3部族の名を改め,さらにアルゴ…
アイスキロス あいすきろす Aischylos (前525/524―前456)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの悲劇詩人。アッティカのエレウシス地方の古い貴族の家に生まれる。青年時代を、アテネの僭主(せんしゅ)政の崩壊に続いて新しい民主政…
貴族政(制) きぞくせい aristocracy
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 一般的には君主政・民主政に対して,少数特権者の合議による政治形態ギリシア・ローマにおいては,原始的王政が廃止されてから古代民主政の成立もし…
パンテオン pantheon
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 多神教の古代ギリシア,ローマでは,万神殿の意であったが,のち転じて国家的英雄,偉人の霊廟もさすようになった。アテネ,ローマ,パリのものが有…
アテナイ Athēnai
- 改訂新版 世界大百科事典
- →アテネ
AEKアテネFC
- デジタル大辞泉プラス
- ギリシャ、アッティカ半島西側の都市、アテネを本拠地とするプロサッカーチーム。1924年創設。ホームスタジアムはアテネ・オリンピックスタジアム(O…
アテナイ
- 百科事典マイペディア
- →アテネ
ギリシア史 ぎりしあし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ギリシアは、ギリシア語ではヘラスHellasあるいはエラスEllasという。ラテン語ではグラエキアGraeciaといった。最盛期の古代ギリシア世界は現代のギ…
セリヌス せりぬす Selinus
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 紀元前651年(あるいは前628年)、メガラの植民市メガラ・ヒブライアによって、シチリア南西海岸、現在のセリヌンテ市近郊に建設された植民市。肥沃(…
パラマス(Kostis Palamas) ぱらます Kostis Palamas (1859―1943)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ギリシアの詩人。ペロポネソス半島北部のパトレ出身。アテネで文芸評論に携わる。アテネ大学事務長の職を長年務め、ギリシア国民の精神的指導者とし…
ヒッポリトス(エウリピデスの悲劇) ひっぽりとす Hippolytos
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの悲劇作家エウリピデスの悲劇。紀元前428年春、アテネの大ディオニシア祭に上演され、一等賞を得た。 アテネ王テセウスの妻パイドラは…
レイトゥルギア れいとぅるぎあ leitourgia ギリシア語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの公共奉仕。語義上は民または共同体laos, leitonのための奉仕ergon。紀元前5、4世紀のアテネのものの実態がもっともよくわかっている。…
エレウシス Eleusis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシア,アッチカの都市。現エレフシス。アテネの西にあり,おそらく前7世紀までは独立していたが,その後アテネに併合され,395年には西ゴー…
まなつのよのゆめ【真夏の夜の夢】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] ( 原題[英語] A Midsummer Night's Dream ) 戯曲。五幕。シェークスピア作。一五九五~九六年頃成立。アテネの郊外の森で、大公シーシアスと…
ラファエロ Raffaello Sanzio
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1483~1520イタリア盛期ルネサンスの画家,建築家。ウルビーノに生まれ,ローマで没。父に画技を学んだのち,温雅な画風のペルジーノの工房に入る。1…
テバイを攻める七将 テバイをせめるななしょう ho Hepta epi Thēbas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシアのアイスキュロスの悲劇。前 467年アテネの演劇祭の競演で1位となった3部作の第3部。ほかの2作『ライオス』と『オイディプス』は現存しない…
共和主義者(きょうわしゅぎしゃ)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 君主政を否定し,人民主権にもとづく政治的平等の実現をめざす人々。ブルジョワ革命によって表明された政治的デモクラシーの原理を,政治制度のうえ…
アテナエウム(Athenaeum)
- デジタル大辞泉
- ⇒アテネ音楽堂
民主 mínzhǔ
- 中日辞典 第3版
- 1 [形]民主的である.这个办法bànfǎ很~/このやり方はたいへん民主的である.他作ঌ…
ペイシストラトス
- 百科事典マイペディア
- 古代ギリシア,アテナイ(アテネ)の政治家。前561年ソロンの改革後の混乱期に僭主となった。ソロンの政策を受け継ぎ,ただし一族で要職を独占して支…
コリンソス Kórinthos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシア語読みではコリントス,英語ではコリント Corinth。ギリシア,ペロポニソス半島北東部の都市。アテネの西約 70km,コリンソス地峡南部に…
アテナイ(Athēnai)
- デジタル大辞泉
- ⇒アテネ
政治参加
- 知恵蔵
- 1863年にゲティズバーグで行われたエーブラハム・リンカーンの演説の一節、「人民の、人民による、人民のための政治」は民主主義の原則を明快に表明…
Athènes
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- アテネ(ギリシアの首都);(古代ギリシアの)アテナイ.
アテナイ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ アテネ
直接民主制 (ちょくせつみんしゅせい) direct democracy
- 改訂新版 世界大百科事典
- 有権者である国民ないし住民がみずから直接に政治決定をおこなう制度であり,国民ないし住民は政治決定をおこなう代表機関の構成員を選挙することを…