「長石」の検索結果

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こうしつ‐とうき〔カウシツタウキ〕【硬質陶器】

デジタル大辞泉
1200~1300度の高温で焼いた陶器。陶器と磁器との中間的な品質をもち、透明性はない。長石質陶器。

グラニュライト granulite

改訂新版 世界大百科事典
普通は石英,長石,輝石,ザクロ石などを主成分鉱物とする粒状組織(グラニュライト状組織)をもつ高度変成岩を指すが,広義にはグラニュライト状組…

せきえい‐はんがん【石英斑岩】

デジタル大辞泉
半深成岩の一。斑晶は石英・カリ長石・黒雲母くろうんもなどで、石英の結晶が大きく目立つ。石基は微細な結晶。

自形変晶系列【idioblastic series】

法則の辞典
別名をベッケの系列*,結晶化系列*,全変晶系列*などともいう.変成岩では固体となってからの変成過程において,成長しつつある結晶は常に他の結…

トラップ白粒岩

岩石学辞典
輝石白粒岩と同義.細粒の粒状白粒岩質の岩石で,斜長石,石英,角閃石,オージャイト,雲母,石榴石からなる[Stelzner : 1871, Lasaulx : 1886].

粗面岩質デーサイト

岩石学辞典
石英安山岩で,石基はくすんだ土色で長石,角閃石.石英,黒雲母の斑晶を含む岩石である[Lasaulx : 1875].粗面石英安山岩(trachydacite)とは異…

オーケル岩

岩石学辞典
石英に富むオージャイト閃長岩で,Na-マイクロクリンとオリゴクレースを含む[Brögger : 1890, Holmes : 1920],この岩石は広い範囲のものを含…

ポルクス石 ぽるくすせき pollucite

日本大百科全書(ニッポニカ)
沸石の一種。まれに六面体、十二面体の結晶形を示すが、普通は粒状ないし塊状の鉱物。一見石英に似ているが、硬度がやや低く、比重が大きい。風化す…

ツツヴェット岩

岩石学辞典
ブレガーがボストン岩(bostonite)と名付けた岩石の中で,曹長石がカリ長石よりも非常に多く,マフィック鉱物の量が5%以上の岩石にヨハンセンが命…

ペリクリン双晶則【pericline twin law】

法則の辞典
三斜晶系に結晶する曹長石の平行双晶則.b 軸が双晶軸であり,接合面は菱形となる.

アラスカ岩

岩石学辞典
優白質な花崗岩で石英とアルカリ長石からなる岩石で,他の鉱物はわずかに含まれるのみである[Spurr : 1900].米国,アラスカ州にちなむ.

さんしゃ‐しょうけい〔‐シヤウケイ〕【三斜晶系】

デジタル大辞泉
結晶系の一。長さの異なる3本の結晶軸が互いに斜めに交わるもの。斜長石・トルコ石などにみられる。

カンジバイト

岩石学辞典
通常の流紋岩であるが,正長石の斑晶が細かい黒鉛の包有物により黒色となったもの[Sorotschinsky : 1934].

白粒岩状組織

岩石学辞典
グラニュライト状組織はいろいろな意味に使用されてきた.(1) 変成岩で一般に粒状組織または等粒組織として使われ,ほぼ等粒の他形変晶質の結晶(xen…

万成石 まんなりいし

日本大百科全書(ニッポニカ)
岡山市北区万成、岩井地方で採石される花崗(かこう)岩の石材名。日本における桃色御影(みかげ)の代表的なもので、中国地方山陽側に広く分布している…

バヴェノの双晶則【Baveno twin law】

法則の辞典
長石の双晶についての規則.通常(021)面が双晶面となり,二個の結晶個体が組となって産出する.

クーゼル岩

岩石学辞典
石英を含む微文象組織の優白質な黒雲母オージャイト玢(ひん)岩で非常に変質したもの[Rosenbusch : 1887].斑晶は多量のアンデシンと変質した…

アルミノ‐けいさんえん【アルミノ×珪酸塩】

デジタル大辞泉
《alumino-silicate》珪素の一部がアルミニウムで置き換わった珪酸塩。多くの岩石の主成分で、雲母・長石・沸石などとして広く分布。アルミノ珪酸塩…

斑レイ(糲)岩【はんれいがん】

百科事典マイペディア
苦鉄質深成岩の総称。斜長石(灰長石が50〜90%程度のもの)と,有色鉱物として輝石,カンラン石などを主成分とする粗粒完晶質。外観は花コウ岩に似…

ミネット

岩石学辞典
古い鉱山用語で,ブリエイ・ベーズン(Briey Basin)やロレーヌ(Lorraine)地方のジュラ紀の魚卵状鉄鉱床に用いられた[Beaumont : 1822, Baumann :…

ラルヴィカイト-アケライト

岩石学辞典
ラルヴィク岩の周辺相でアケライト質の岩石[Brögger : 1933].Na-正長石(40%),オリゴクレース(35%),オージャイト,黒雲母からなり,…

橄欖石斑糲岩

岩石学辞典
粗粒の橄欖(かんらん)石を含む深成岩で,橄欖石,オージャイト,ときにハイパーシン,斜長石が主な構成鉱物[Lasaulx : 1875, Rosenbusch : 1877].…

オフサルミック構造

岩石学辞典
眼球状の長石の斑状変晶あるいは同じ長方形のネオソムの集合体がパレオソム中に散らばる組織[Bowes : 1989].ギリシャ語のophthalmosは目の意味.

エンゲルブルク岩

岩石学辞典
混成作用による黒雲母花崗閃緑岩で,アルカリ長石の優白質点紋を含みスフェンに富む[Frentzel : 1911].ドイツ,バイエルン地方のエンゲルブルク(…

フラム岩

岩石学辞典
Kに富むオーケル岩(akerite)で,アンデシン,正長石,石英,黒雲母および透輝石からなる[Brögger : 1930].ノルウェー,オスロ地方,フラム…

火炎片麻岩

岩石学辞典
細粒の黒雲母片麻岩で,明色の長石と石英の条および帯を含むもの.模様が火炎に似ている[Zirkel : 1893, Gaebert : 1907].

ぞうがん‐こうぶつ(ザウガンクヮウブツ)【造岩鉱物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 岩石を構成する鉱物。石英・長石・雲母・輝石・角閃石・橄欖(かんらん)石・緑泥石・ざくろ石・緑簾(りょくれん)石など。〔英和和英地学字…

トスカルム岩

岩石学辞典
主にリューサイトとメリライトからなる岩石で,輝石,長石,イルメナイトを伴っている[Cordier : 1868].メリライト霞岩である.古い名称である.…

コウダイト

岩石学辞典
粒状の火成岩または変成岩で,緑色単斜輝石,斜方輝石と少量の斜長石,雲母,時に石榴石からなる岩石[Fedorov : 1903].

マイクロペグマタイト

岩石学辞典
石英と正長石などの二種の鉱物の規則的な連晶で,顕微鏡の下でのみ観察できるもの[Michel-Levy : 1875].

ラタイト響岩

岩石学辞典
准長石に富むラタイト.この岩石名は不十分で,記述には響岩の中に含まれるべきネフェリンが含まれていない[Graton : 1906].

きじ‐つち(きヂ‥)【生地土・素地土】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 陶磁器の素地を作るのに用いる土。磁土、粘土、長石、珪石などの原料を適当に処理して成形しやすくしたもの。きじ。

けいちょう‐がん(ケイチャウ‥)【珪長岩】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 長石、石英の集合体から成る細粒の岩石で、斑晶(はんしょう)がないか、またはきわめて少ないものをいう。フェルサイト。〔英和和英地学字…

ボージ岩

岩石学辞典
角閃石斑糲岩の一般名.代表的な岩石は褐色角閃石,異剥石と少量の黒雲母と斜長石で構成される[Weinschenk : 1897].

コルヌビアナイト片麻岩

岩石学辞典
細粒緻密な片麻岩で,石英,長石,雲母からなる岩石[Rosenbusch : 1896, Grubenmann & Niggli : 1924].英国,コルヌビア(Cornubia)に産出.…

ドーム岩

岩石学辞典
斜長石に富む粗面岩で,黒雲母オリゴクレース粗面岩あるいは黒雲母粗面安山岩に相当する[Buch : 1802].フランス,オーベルニュ(Auvergne)のPuy …

石質アルコース

岩石学辞典
岩石の破片が10%以上含まれるアルコースか,または長石と岩石破片の比率が 1 : 1と3 : 1の間にあるアルコース[McBride : 1963, Folk : 1958].

眼球白粒岩

岩石学辞典
白粒岩で,石英,長石または石榴石の菱形の集合体が同じ鉱物種と雲母の細粒の集合物によって囲まれている岩石[Lehmann : 1880].

りょくでい‐へんがん【緑泥片岩】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 緑泥石を主成分とする結晶片岩。ほかに長石・石英・雲母(うんも)などを含有し、緑色で片理に富む。広域変成岩の一つ。〔日本風景論(1894…

セラグ岩

岩石学辞典
アウイは角閃石と長石が混ざり雲母が散在する岩石に命名したが[Haüy : 1822, Cordier : 1868],ワシントンは黒雲母粗面岩で,多量の白っぽい…

角閃岩

岩石学辞典
角閃岩は現在では角閃石と斜長石からなる変成岩の名称として確立しているが,もとはブロニアールによって角閃石を含む石基の中に他の鉱物が点在する…

ダイナモ花崗岩

岩石学辞典
縞状の花崗岩で,圧力により組織が形成された岩石である[Besborodko : 1931].カリ長石に富む眼球状片麻岩にこの語が使用された[Krivenko & L…

エドロ岩

岩石学辞典
長石と雲母を主とするホルンフェルスの一種.紅柱石や菫青石を含むものがある[Salomon : 1897].イタリア・アルプスのエドロ(Edolo)に産出.

ユーリティン

岩石学辞典
長石の粒が粘土質で珪酸質の膠結材で結合していて,緻密な破片からなる岩石[Cordier : 1842-1848, 1868].

花こう岩 カコウガン granite

化学辞典 第2版
石英,曹長石,カリ長石を主要構成鉱物とし,これに有色鉱物の少量を含む灰白色の完全結晶質深成岩の総称.ラテン語のgranum(粒)にちなんで命名され…

テラコッタ煉瓦【テラコッタれんが】

百科事典マイペディア
建築物の外部装飾用煉瓦。鉄分の多い可塑性のある低級粘土に着色酸化物を加え,さらにシャモット15〜35%および長石を加え低温焼成して作る。→関連項…

ほん‐みかげ【本御影】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 兵庫県神戸市東灘区、住吉御影地区から産した花崗岩。淡紅色の長石を含む美しいもので、灯籠や石碑または建築用の装飾材などに用いられた…

そう‐しょう〔サウシヤウ〕【双晶】

デジタル大辞泉
2個以上の鉱物などの結晶が、一定の角度で規則正しく結合しているもの。水晶の接合双晶、斜長石の繰り返し双晶など。→連晶 →平行連晶

沸石化作用

岩石学辞典
岩石中の長石および他のアルミノ珪酸塩がゼオライトによって置換される作用.一般にマグマの固化作用の後期に起こると考えられている[Lacroix : 189…

ハワーダイト howardite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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