な‐もじ【名文字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名を表わす文字。[初出の実例]「封の結び目に、故治部卿のぬしのみなもじよりつけたり」(出典:浜田本宇津保(970‐999頃)蔵開上)
なぐさ【名草・菜草】
- 精選版 日本国語大辞典
- 紀伊国(和歌山県)の旧郡名。明治二九年(一八九六)海部(あま)郡と合併して海草郡となる。
みょう‐ちょう(ミャウチャウ)【名帳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ⇒めいちょう(名帳)② 名を列記した帳簿。めいちょう。[初出の実例]「神明の数を注たりけるには、〈略〉其名帳(ミャウチャウ)の中に」(…
【揚名】よう(やう)めい
- 普及版 字通
- 名をあげる。〔孝経、開宗明義章〕身を立てを行ひ、名を後世に揚げ、以て母を顯(あら)はすは、孝のりなり。字通「揚」の項目を見る。
【聯名】れんめい
- 普及版 字通
- 名を連ねる。字通「聯」の項目を見る。
薬師丸名やくしまるみよう
- 日本歴史地名大系
- 大分県:杵築市薬師丸名八坂下(やさかしも)庄田所職に付く名田で、田所職を相伝した生地氏の所領であった。正応四年(一二九一)二月八日の八坂下…
吉利名よしとしみよう
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:日置郡日吉町吉利村吉利名中世の日置北(ひおきほく)郷内の名田名で、現在の日吉町吉利が遺称地。日置北郷は元亨四年(一三二四)八月二…
時吉名ときよしみよう
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:川内市時吉名薩摩国建久図田帳には、東郷(とうごう)別符五三町二反のうちとして「時吉十五町 郷司名主在庁道友」と島津庄寄郡の「時吉…
重富名しげとみみよう
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:国分市重久村重富名中世の曾於(そお)(曾野)郡などにあった名。重久(しげひさ)名などと同じく税所氏の所領で、「重」は税所氏の仮名…
名殿村などのむら
- 日本歴史地名大系
- 千葉県:君津市旧望陀郡地区名殿村[現]君津市大戸見旧名殿(おおとみきゆうなどの)四町(よまち)村の東、小櫃(おびつ)川右岸に立地。南東の高…
かんめい【官名】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- an official title官名を偽るassume an official title spuriously/lie about one's official position/assume a false title
京泊名きようどまりみよう
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:南高来郡南串山町南串山村京泊名[現]南串山町京泊名南串山村の西部に位置し、北部中央に深い入江がある。その西手に国崎(くにさき)半島…
野田名のだみよう
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:南高来郡加津佐町加津佐村野田名[現]加津佐町野田名加津佐村の北西部、水下津(すいげつ)名の北西に位置する。南西部は海に面し、南部に…
柏野名かしわのみよう
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:島原市島原村柏野名[現]島原市柏野町・南柏野町島原村の北部に位置し、島原城下の北西に接する。地内の本光(ほんこう)寺跡の一帯に残る…
山寺名やまでらみよう
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:島原市杉谷村山寺名[現]島原市前浜町・本町・山寺町杉谷(すぎたに)村の東部にある地名。大宝元年(七〇一)行基によって開創されたとい…
国武名くにたけみよう
- 日本歴史地名大系
- 福岡県:八女郡広川町大田村国武名中世、広川庄に置かれた名。現広川町南西部の太田(おおた)、あるいは八女市南西部の国武に比定される。天福二年…
なとり【名取り】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 彼女は花柳流の名取りだShe is an accredited master of the Hanayagi School./She has a diploma [professional name] in the Hanayagi school of …
倉永名くらながみよう
- 日本歴史地名大系
- 宮崎県:東諸県郡高岡町下倉永村倉永名現上倉永・下倉永を遺称地とし、蔵永とも記される。明徳四年(一三九三)一月一八日の伊東氏発給とみられる八…
永吉名ながよしみよう
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:鹿児島市旧鹿児島郡・日置郡地区永吉村永吉名現永吉町、近世の永吉村を遺称地とする鹿児島郡内に成立した別名。弘安二年(一二七九)五月…
乙名 おとな
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 大人・長・老・年寄衆とも。中世農民の自治的共同組織である惣村や,同じく都市民の共同組織である町(ちょう)を中心となって運営した者。村や町の成…
歴名 れきみょう
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 人名を列記した帳簿様の文書。古代の律令制度の用語。同様の書式の人名列記を交名(きょうみょう)ともいう。計帳制度のうえで戸口を列記した計帳歴名…
silencioso, sa /silẽsiˈozu, ˈɔza/
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(ポルトガル語・日本語の部)
- [形]❶ 無言の,無口のpessoa silenciosa|物静かな人maioria silenciosa|サイレント・マジョリティー.❷ 静かなrua silenciosa|静か…
かくし‐な【隠し名】
- デジタル大辞泉
- 本名を避けて使う別の名前。変名・筆名など。
な‐がくし【名隠し】
- デジタル大辞泉
- 名を隠して言わないこと。匿名。
ぶつ‐めい【物名】
- デジタル大辞泉
- 1 物の名。2 「物名歌ぶつめいか」の略。
ひょうじ‐めい〔ヘウジ‐〕【表示名】
- デジタル大辞泉
- ⇒ディスプレーネーム
けん‐めい【顕名】
- デジタル大辞泉
- 1 氏名を明らかにすること。「顕名で通報する」2 世間に知れわたった名声。3 法律で、代理人が代理意思を持っていることを相手方に知らせること。…
せん‐めい【船名】
- デジタル大辞泉
- 船舶につけた固有の名称。
な‐だいめん【名対面】
- デジタル大辞泉
- 1 宮中で、供奉ぐぶ・宿直とのいの官人が、一定の時刻に行われる点呼で名のること。おおむね亥いの刻(午後10時)に行われた。名謁みょうえつ。宿直…
こう‐めい〔カウ‐〕【校名】
- デジタル大辞泉
- 学校の名前。
しん‐めい【神名】
- デジタル大辞泉
- 1 神の名。じんみょう。2 神社の名称。じんみょう。
じょうみょう〔ジヤウミヤウ〕【浄名】
- デジタル大辞泉
- 維摩ゆいまの漢訳。
かん‐みょう〔‐ミヤウ〕【漢名】
- デジタル大辞泉
- ⇒かんめい(漢名)
めい‐おう〔‐ワウ〕【名王】
- デジタル大辞泉
- すぐれた王。名高い君主。
めい‐ぎ【名技】
- デジタル大辞泉
- すぐれたわざ・演技。
めい‐しょう〔‐シヤウ〕【名相】
- デジタル大辞泉
- すぐれた大臣。名高い宰相。
めい‐しょう【名証】
- デジタル大辞泉
- 「名古屋証券取引所」の略称。
めい‐そう〔‐サウ〕【名草】
- デジタル大辞泉
- 花が美しい、薬効がある、などのためによく知られている草。
めい‐ぞく【名族】
- デジタル大辞泉
- 名のある家柄。名門。
めい‐ばめん【名場面】
- デジタル大辞泉
- すぐれた場面。有名な場面。感動的な場面。→迷場面
けいとう‐めい【系統名】
- デジタル大辞泉
- 化学物質の構造をもとに、IUPAC(国際純正・応用化学連合)が一定の基準で一義的に命名した名称。有機化合物に多く、慣用名と異なる。組織名。
忌名【いみな】
- 百科事典マイペディア
- →諡(おくりな)
いち‐な【一名/市名/▽都名】
- デジタル大辞泉
- 琵琶法師などがつけた名。名前の最後に一・市・都などの字がつく。特に、鎌倉末期の如一にょいちを祖とする平曲の流派は一名をつけるので、一方いち…
さぶらい‐な(さぶらひ‥)【候名・侍名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 下級の女房が、宮仕えの間に用いる呼び名。「ひさしき」「うれしき」「亀」「鶴」の類。〔禁秘鈔(1221)〕
さい‐めい【才名・材名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 才知に富むという世評。才能があるという評判。[初出の実例]「言語雖レ殊藻思同、才名其奈二昔揚雄一」(出典:本朝麗藻(1010か)下・重…
こう‐めい(カウ‥)【校名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 学校の名まえ。[初出の実例]「同三十四年初めて第一府立の四字を校名(カウメイ)の上に冠らせ」(出典:江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲…
きょう‐めい(ケフ‥)【侠名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 義侠心に富む者であるという評判。[初出の実例]「一時侠名(ケフメイ)を天下に鳴らせし因州鳥取の山下勇女は」(出典:花間鶯(1887‐88)〈…
ぎ‐じんめい【擬人名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 動物や物事などを人名めかしていうこと。「言い出さない」を「飯田左内」、「手がたく、まじめな人物」を「石部金吉」、「ねずみ」を「忠…
かえ‐な(かへ‥)【代名・替名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 本名にかえて用いる名。変名。また、変名を用いること。[初出の実例]「かくし忍んでかくし文(ぶみ)、かへ字、かへ名のやつし書(が)き」(…
しゃく‐みょう(‥ミャウ)【釈名】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 経論を解釈する際、題目の意義を解きあかすこと。また、解きあかしたもの。[初出の実例]「経のうちの心ばへ、大意、釈(シャク)名…