キジル石窟【キジルせっくつ】
- 百科事典マイペディア
- 中国,新疆ウイグル自治区拝城県克孜爾(キジルKizil)鎮の南東7kmのクチャ(庫車)付近にある5―7世紀の仏教遺跡。イラン系のトカラ人の所産で,初…
アラビア湾 (アラビアわん) Arabian Gulf
- 改訂新版 世界大百科事典
- →ペルシア湾
ペルシャ
- 精選版 日本国語大辞典
- ⇒ペルシア(波斯)
プラタイアイ‐の‐たたかい〔‐たたかひ〕【プラタイアイの戦い】
- デジタル大辞泉
- 前479年、ギリシャのボイオティア南部、プラタイアイ(Plataiai)で行われたペルシア・ギリシャ両軍の決戦。スパルタの名将パウサニウスが指揮するギ…
キンメリア人 (キンメリアじん) Cimmerians
- 改訂新版 世界大百科事典
- 前9世紀ころ南ロシア草原において最初に騎馬遊牧勢力を形成したイラン系民族。乗馬,騎射,車両住宅に特色があり,のちのスキタイ国家の先達である。…
シャー shāh
- 旺文社世界史事典 三訂版
- イランの支配者を意味する語ペルシア語で「偉大な」「すぐれた」「君主」などの意。王名の前後につけられる。近世ペルシア語がイスラーム圏で宮廷用…
ガレリウスのがいせんもん【ガレリウスの凱旋門】
- 世界の観光地名がわかる事典
- ギリシアの中央マケドニア地方の中心都市で、同国第2の都市であるテッサロニキ(Thessaloniki)にある、古代ローマ時代の凱旋門。ローマ皇帝ガレリウ…
scimitarra
- 伊和中辞典 2版
- [名](女)(アラビア, ペルシアなどの)新月刀. →spada[類語] [←スペイン語 cimitarra←おそらくトルコ語, ペルシア語 shimsir ‘spada’]
ネストリウス‐は【ネストリウス派】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ネストリウスを祖とするキリスト教の一派。キリストの神性と人性の分離を強調する。シリア、ペルシア、インド、中国に伝えられ、中国では…
ギリシア=ペルシア戦争 ギリシアペルシアせんそう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Pérsian lámb
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- 1 ペルシア子羊(◇カラクール羊(karakul)の子).2 カラクール(caracul)(◇ペルシア子羊の毛皮;コート・帽子などの材料).
ニサ Nisa
- 改訂新版 世界大百科事典
- トルクメニスタンのアシガバート西方約12km,カラクム砂漠西沿いのバギール村近傍にある都城跡。Nysaとも書く。パルティアの最初の都市として建設さ…
ユスチヌス2世 ユスチヌスにせい Justinus II
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]578.10.4.ビザンチン皇帝 (在位 565~578) 。ユスチニアヌス1世の甥で近衛司令官をつとめ,帝の死後即位。先帝の獲得した旧西方領のうちイ…
ササン朝美術 ささんちょうびじゅつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →ペルシア美術
連珠文 れんじゅもん pearl-circle pattern
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 珠 (たま) つなぎの円環の中に,樹木,狩猟図,獅子,天馬,唐草などの意匠モチーフを単独,あるいは組合せて表現した文様。ササン朝ペルシアの工芸…
マネトー Manetho; Manethos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 300年頃活躍した古代エジプト,ヘリオポリスの神官,歴史家。プトレマイオス1世ソテル (在位前 323~285) の時代に全エジプトの祭司および学者の…
シャープール(1世) しゃーぷーる Shāpūr Ⅰ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。ササン朝ペルシア第2代皇帝(在位242~273)。父アルダシール1世時代に養成された強力な軍隊を受け継ぎ、政治体制の中央集権化を推進し…
オリエント文明 オリエントぶんめい
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古代オリエント地方に成立した文明オリエントでは前7000年紀にイラク北部ジャルモで世界最古の農耕牧畜村落が発生し,前4000年紀にはメソポタミア・…
コリントス戦争 (コリントスせんそう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 前395-前386年に,テーバイ,アルゴス,コリントス,アテナイと,スパルタを中心とするペロポネソス諸国とが,ペルシアの介在を通して行った一連の戦…
パルティア ぱるてぃあ Parthia
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イラン北東部に紀元前3世紀ごろイラン系遊牧民が建てた王国。建国者アルサケスの名からアルサケス朝ともよばれ、中国史料では「安息(あんそく)」と記…
バルチック‐かんたい【バルチック艦隊】
- 精選版 日本国語大辞典
- バルト海に根拠地をおく旧ロシア帝国、旧ソ連邦、ロシア連邦の艦隊。日露戦争の際にその主力艦隊が極東に派遣され、明治三八年(一九〇五)五月の日…
えんかい‐しゅう〔‐シウ〕【沿海州】
- デジタル大辞泉
- ロシア南東部、シホテアリニ山脈周辺の地域。日本海北西岸を占める。ロシア帝国における呼び名で、ソビエト連邦では南北に分割され北はハバロフスク…
アウフィー あうふぃー Muammad ‘Aufī (1175ころ―1237)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ペルシアの伝記作家。中央アジアのブハラに生まれる。サマルカンドの宮廷に仕えたが、のちに各地を遍歴、アフガニスタンを経てインドに達し、シンド…
マケドニア王国【マケドニアおうこく】
- 百科事典マイペディア
- バルカン半島南部のマケドニアに興った古代王国。早くギリシア本土北部のテッサリアからマケドニアに侵入したドリス人の一派が建国したとされてきた…
ギリシャ=ペルシア戦争 ギリシャペルシアせんそう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
チョルマグン(綽児馬罕) チョルマグン Chormagun
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]1242モンゴル帝国の武将。太祖チンギス・ハンのホルチ (箭筒使) となり,太祖の西征に従う。太宗オゴデイの即位の翌年 (1230) インドから戻…
Pérsian cárpet [rúg]
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- ペルシアじゅうたん.
ミルティアデス みるてぃあです Miltiades (前550ころ―前489)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシア、アテネの将軍。マラトンの戦いで指導的役割を果たした。名門フィライオスPhilaios家の出身。彼は紀元前524年ころ、同名の伯父が開拓し…
бригади́р
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- [男1]〔team leader〕班長,組長;〚軍〛(18世紀ロシア帝国陸軍の)旅団長,准将//бригади́рский[形3]班長の,作業チームリーダーの
ハミード・ウッディーン Ḥamīd al-Dīn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]? バルフ[没]1163ペルシアの文学者。バルフにおいて法官をつとめた。アラビア文学で名高いハマダーニーとハリーリーの『マカーマート』にならっ…
テミストクレス Themistokles
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前524頃~前460頃アテネの政治家。名門に生まれ,前493年アルコンとなってピレウスの軍港を建設し,前483年100隻の三段橈船(かいせん)からなる大艦隊…
ルバーイヤート Rubā`iyāt
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ペルシア語ルバーイー rubā`ī(四行詩)の複数形で「四行詩集」の意。純粋のペルシア詩形で,第1,第2,第4脚韻が押韻し,あるいは第3脚韻が押韻する…
ローリンソン ろーりんそん Sir Henry Creswicke Rawlinson (1810―1895)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスのオリエント学者、外交官、政治家。オックスフォードシャーで生まれる。16歳で東インド会社に入り、インド、ペルシア、トルコで軍人、政治…
ホスロー(1世) ほすろー Khosrow Ⅰ (?―579)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ササン朝ペルシア第21代の王(在位531~579)。不死霊王、正義王とよばれる。貧農の娘を母とし、兄弟を殺して登位したと伝えられる。一種の共産制を…
フマーユーン廟 フマーユーンびょう Tomb of Humāyūn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インドのデリーにあるムガル帝国第2代皇帝フマーユーンの墓廟。帝の没後,妃によって着工され,アクバル帝により 1565年に完成した。4心アーチ,ダブ…
ベルジャンシク(Berdyans'k/Бердянськ)
- デジタル大辞泉
- ウクライナ南東部、ザポリージャ州の港湾都市。アゾフ海の北岸に面する。18世紀にロシア帝国が要塞を築き、19世紀に港が建設された。現在は海岸保養…
ワッサーフ Wassāf
- 改訂新版 世界大百科事典
- イラン14世紀の宮廷詩人,歴史家。ペルシア語ではバッサーフVassāfとよばれる。生没年不詳。モンゴル帝国第4代ハーン,モンケの死(1258)からイル・…
farsi
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- [男]現代ペルシア語.
ヘラクリウス1世 ヘラクリウスいっせい Heraclius I
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]575頃.カッパドキア[没]641.2.11. コンスタンチノープルビザンチン皇帝 (在位 610~641) 。カルタゴ総督の父の命により,暴君フォーカス帝を倒し…
ひがしローマ‐ていこく【東ローマ帝国】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( ローマはRoma ) コンスタンティノポリスを首都とする中世ローマ帝国。ビザンチン帝国、ビザンツ帝国ともいうが、正式の国名はローマ帝国。三三〇年…
ハミード・ウッディーン はみーどうっでぃーん amīd al-Dīn (?―1163)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ペルシアの文人。バルフで裁判官を務め、1156年、語り物文学の粋『マカーマート』を執筆した。アラビア文学で著名な『マカーマート』に倣いペルシア…
クリム‐ハンこく【クリムハン国】
- デジタル大辞泉
- 1426年ころ、クリムを中心に成立したモンゴル系のハン国。キプチャクハン国の始祖バトゥの弟の子孫が建設。15世紀後半にオスマン帝国の属国となり、1…
テルモピレー‐の‐たたかい(‥たたかひ)【テルモピレーの戦】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( テルモピレーはギリシアの地名 Thermopylai の英語よみ。テッサリアから中部ギリシアにはいる山と海との間の隘路 ) 第三次ペルシア戦争中の決戦。…
プラタイアイ‐の‐たたかい(‥たたかひ)【プラタイアイの戦】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( プラタイアイはPlataiai ) サラミスの海戦の翌年、紀元前四七九年、ボイオティアの南郡プラタイアイで行なわれたペルシア対ギリシアの陸上の決戦。…
サラミスの海戦 (サラミスのかいせん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 第2次ペルシア戦争における前480年の歴史的海戦。テルモピュライの玉砕(テルモピュライの戦)によって第1次防衛線が崩壊すると,アルテミシオンに出…
ビザンチン帝国 ビザンチンていこく Byzantine Empire
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 東ローマ帝国とも呼ばれる。コンスタンチノープル (旧ギリシア植民市ビザンチオン ) を首都とし (330遷都) ,1453年まで続いた中世ローマ帝国の通称…
マルカム
- 百科事典マイペディア
- 英国の軍人,行政官。イギリス東インド会社の武官としてインドに派遣されたが,ペルシア語に通じていたため,ナポレオンのインド遠征を妨害する目的…
ダウラトシャー だうらとしゃー Daulatshāh Samarqandī (?―1494)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ペルシアの伝記作家。サマルカンドに生まれる。ヘラートでティームール朝のスルタン、フサイン・バイカラーの知遇を受けた。1487年執筆の『詩人伝』…
スキンチ squinch
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 建築用語。平面が正方形の部屋に,円形ドームをかけるとき,四隅に細長い石をかけ渡し,ドームをかける。その部材をスキンチという。規模が大きくな…
ウァレリアヌス Valerianus, Publius Licinius
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]260ローマ皇帝 (在位 253~260) 。アレクサンデル・セウェルス帝のもとで執政官 (コンスル ) ,のち元老院のプリンケプスとなった。ガルス…