いち‐てとりもの【一手取物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いちばん得意なもの。[初出の実例]「総じて、失物の待人のと申すは、算置の一手取物でござる」(出典:山本東本狂言・居杭(室町末‐近世初…
うりもの‐だな【売物店】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 売り物を並べて商っている店。うりものみせ。[初出の実例]「常のうりもの棚は捨置て正月のけしき〈略〉はま弓一挺を小判二両などにも買人…
とり‐じもの【鳥自物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「じもの」はそのようなものの意を表わす接尾語 ) 鳥のようなもの。副詞的に、鳥のようにの意に用いる。[初出の実例]「白栲(しろたへ)…
等价物 děngjiàwù
- 中日辞典 第3版
- [名]<経済>等価物.
购物车 gòuwùchē
- 中日辞典 第3版
- [名]1 (スーパーなどにある)ショッピングカート.2 <電算>(ネットショップの)ショッピングカート.放入fàngrù~/…
过冬作物 guòdōng zuòwù
- 中日辞典 第3版
- <農業>越冬作物.▶“越冬yuèdōng作物”とも.
身外之物 shēn wài zhī wù
- 中日辞典 第3版
- <成>体以外のもの.▶財産・功名などをさすことが多い.これらのものは問題にならないという意味で用いる.富贵fùguì…
原生动物 yuánshēng dòngwù
- 中日辞典 第3版
- 原生動物.
超然物外 chāo rán wù wài
- 中日辞典 第3版
- <成>1 浮世を逃れること.実社会を逃れて孤高を保つこと.2 <喩>局外に身を置く.
申物帳もうしものちよう
- 日本歴史地名大系
- 二三冊 大谷大学 東本願寺の奏者を務めた粟津家によって記録されたもの。粟津家が取次いだ末寺・檀家(在家)の申物(諸免許物申請)や講中への御書…
物集郷もずめごう
- 日本歴史地名大系
- 京都府:山城国乙訓郡物集郷「和名抄」高山寺本は「毛都米」、刊本は「毛豆女」と訓ずる。「日本後紀」弘仁六年(八一五)六月二四日条に「山城国乙…
散切物 ざんぎりもの
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 歌舞伎戯曲のうち,散切頭に象徴される明治維新以後の新風俗に取材したもの。1872年(明治5)京都で中村正直訳「西国立志編」が脚色されたことに影響を…
調副物 ちょうのそわつもの
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 律令税制の調に付随して正丁(せいてい)に課した副次的賦課。染料・油・漆(うるし)・紙・雑器など三十数品目を規定し,正丁だけに賦課されたらしい。…
物くさ太郎 ものくさたろう
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 室町物語の庶民物。作者不詳。室町時代に成立。「御伽草子」の1編。信濃国筑摩郡あたらしの郷のなまけ者物くさ太郎は,女房欲しさに夫役(ぶやく)をひ…
薬毒物検査
- 共同通信ニュース用語解説
- 遺体の検視で唾液や血液を簡易検査し、薬毒物の使用の疑いが強ければ、司法解剖や科学捜査研究所で詳細に調べる。唾液検査は試験紙で水素イオン指数…
ごばんめ‐もの【五番目物】
- デジタル大辞泉
- 正式な五番立ての演能のさいに最後に置かれる曲。鬼畜・天狗てんぐ・神体などをシテとするものが多い。切能物きりのうもの。
さおもの‐がし〔さをものグワシ〕【×棹物菓子】
- デジタル大辞泉
- 細長く製した和菓子の総称。羊羹ようかん・外郎ういろう・素甘すあまなど。棹菓子。
せんじゅいん‐もの〔センジユヰン‐〕【千手院物】
- デジタル大辞泉
- 大和の刀工の一派、千手院派が鍛えた刀。反りが高く、鎬しのぎの広いことが特徴。千手院。
しる‐の‐もの【汁の物】
- デジタル大辞泉
- 「汁物」に同じ。
ひ‐の‐もの【火の物】
- デジタル大辞泉
- 火で煮たり焼いたりした食物。
ひたち‐ふうりゅうぶつ〔‐フウリウブツ〕【日立風流物】
- デジタル大辞泉
- 茨城県日立市の神峰かみね神社の祭礼に出す山車だしと、その上で行われるからくり人形芝居。山車は高さ約15メートル、5段に分かれた舞台上で「太平記…
あつものざき【厚物咲】
- デジタル大辞泉
- 中山義秀の短編小説。昭和13年(1938)発表。同年、第7回芥川賞受賞。題名の厚物咲は、分厚く花弁の多い鑑賞菊のこと。
たたみ‐ものさし【畳み物差(し)/畳み▽尺】
- デジタル大辞泉
- 携帯に便利なように、折りたためるように作ったものさし。
ていき‐かんこうぶつ〔‐カンカウブツ〕【定期刊行物】
- デジタル大辞泉
- 一定の期日ごとに順次刊行される新聞・雑誌などの出版物。定時刊行物。定期物。
ていけい‐ゆうびんぶつ〔‐イウビンブツ〕【定形郵便物】
- デジタル大辞泉
- 第一種郵便物のうち、決められた大きさなどの条件に合うもの。長さ14~23.5センチ、幅9~12センチ以下の長方形で、厚さ1センチ以下、重量50グラム以…
はかな‐もの【▽果無物】
- デジタル大辞泉
- 弱々しいもの。つまらないもの。役に立たないもの。「悪霊は、執念しふねきやうなれど、業障ごふしゃうにまとはれたる―なり」〈源・夕霧〉
ぶっしん‐すうはい【物神崇拝】
- デジタル大辞泉
- 1 ⇒呪物じゅぶつ崇拝2 もともと人間労働の生産物である商品・貨幣・資本があたかも独自に運動するかのようにみえ、それを当然とする意識が生みださ…
ぶつるいしょうこ【物類称呼】
- デジタル大辞泉
- 江戸中期の方言辞書。5巻。越谷吾山こしがやござん著。安永4年(1775)刊。諸国の方言を収集、天地・人倫・草木など7部門に分けて考証・解説を付した…
ふかぶん‐ぶつ【不可分物】
- デジタル大辞泉
- 性質や価値を損なうことなしには分割できない物。家屋1棟・自動車1台など。
物ものに当あた・る
- デジタル大辞泉
- 物に突き当たるほど慌てふためく。「―・りて喜び給ふこと限りなし」〈今昔・二二・八〉
もの‐うじ【物×倦じ】
- デジタル大辞泉
- 「ものうんじ」の撥音の無表記。「あはれと思ひし人の、―してはかなき山里に隠れゐにけるを」〈源・玉鬘〉
もの‐つき【物×憑き】
- デジタル大辞泉
- 1 「よりまし」に同じ。「御―に移って様々に申す事どもありて」〈盛衰記・一〇〉2 物の怪けにとりつかれること。また、そのとりつかれた人。「―は…
もの‐の‐さとし【物の諭し】
- デジタル大辞泉
- 神仏のお告げ。また、前兆としての怪異・天変地異。「おほやけに―しきりてもの騒がしきこと多かり」〈源・明石〉
もの‐の‐じょうず〔‐ジヤウズ〕【物の上手】
- デジタル大辞泉
- 芸能の名人。芸道の達人。「況や守かみ、本より―にて」〈今昔・二八・四〉
もの‐の‐ふし【物の節】
- デジタル大辞泉
- 近衛府の舎人とねりで、特に雅楽に長じた者。春日祭・賀茂祭などに奉仕した。「―ら、ひきて参りたり」〈宇津保・祭の使〉
銘めいの物もの
- デジタル大辞泉
- 刀剣や器物で、製作者の名が刻んである、確かなもの。
物集高見【もずめたかみ】
- 百科事典マイペディア
- 国語学者。豊後国生れ。国学者物集高世の長男。平田銕胤(かねたね)に国学を学ぶ。帝国大学文科大学,学習院,国学院の教授を歴任。国学と近代国語学…
障害物競走【しょうがいぶつきょうそう】
- 百科事典マイペディア
- 走路上に設けた障害物を飛び越して競走する競技。馬術の障害飛越(ひえつ)もその一種。一般には陸上競技の障害物競走をいう。陸上競技のハードル競走…
放物面【ほうぶつめん】
- 百科事典マイペディア
- 二次曲面のうち適当な平面による切口が放物線となるもの。次の3種類がある。(式1)1.でa=bなら回転放物面(パラボロイド)になる。→関連項目パラ…
松羽目物【まつばめもの】
- 百科事典マイペディア
- 歌舞伎舞踊のうち,背景に能舞台を模して大きく松を描いた羽目板(松羽目)を使い,扮装演出も能・狂言をかたどった形式で演ずる作品のこと。7世市…
いっぱん‐はいきぶつ【一般廃棄物】
- デジタル大辞泉
- 家庭、商店、事務所などから出るごみ。一般ごみ。→産業廃棄物
おくがい‐こうこくぶつ〔ヲクグワイクワウコクブツ〕【屋外広告物】
- デジタル大辞泉
- 屋外に掲出・設置される広告物。その表示の場所・方法については屋外広告物法や都道府県の条例などで規制される。
おりびつ‐もの〔をりびつ‐〕【折り×櫃物】
- デジタル大辞泉
- 折り櫃に入れたもの。「―、籠物こものどもなど、殿の御かたより」〈紫式部日記〉
かさい‐ぶつ〔クワサイ‐〕【火砕物】
- デジタル大辞泉
- ⇒火山砕屑物かざんさいせつぶつ
ぎぶつ‐ほう〔‐ハフ〕【擬物法】
- デジタル大辞泉
- 修辞法の一。人間を物になぞらえて表現する方法。「一座の看板」「生き字引き」など。
ケモジェニック堆積物
- 岩石学辞典
- 生物学的な活動に関わって溶液から沈澱した岩石または鉱物.
風化残留物
- 岩石学辞典
- 風化作用の地帯の最上部で,溶解や移動で細かい物質が取り去られその場に堆積した岩屑.この語は,土壌の最上部の10cm程度のA層位に相当する部分の記…
温泉沈澱物
- 岩石学辞典
- 珪質,石灰質あるいは鉱泉の周囲に形成される硬い緻密な外殻.この語は多孔質のtufaに対するものである[Arkell & Tomkeieff : 1953].温泉や鉱…
五番目物 (ごばんめもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 能の種別の名。五番立分類(江戸時代の1日の番組編成基準に基づく分類法)で第5番目に置かれる能。切能物(きりのうもの)とも言い,すべて太鼓が加…
軽物座 (かるものざ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中世の各種衣料のうち,とくに絹織物の特権的な取引を行っていた商人集団。すでに鎌倉末期の1303年(嘉元1)に石清水八幡宮の門前町に,室町時代には…