「アッカド人」の検索結果

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ルガルザゲシ Lugalzaggesi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
バビロニアのウルク第3王朝の王 (在位前 2375頃~2350頃) 。ユーフラテス川沿いのシュメール都市ウンマのエンシであったが,ラガシュのウル=カ=ギ…

楔形文字(くさびがたもじ) cuneiform scripts

山川 世界史小辞典 改訂新版
シュメール人が考案し,古代オリエント世界に広く普及した文字。象形的な絵文字から出発したが,書記材料が粘土板と葦の尖筆であったため,やがて楔…

サルゴン[アッカド] Sargon of Akkad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
バビロニアのアッカド王国の王 (在位前 2350頃~2300頃) 。シュメールの諸都市を征服,史上初のセム人による帝国を打建て,その勢力はメソポタミアと…

グティ人 (グティじん) Gutians

改訂新版 世界大百科事典
北西イランのザーグロス山脈中に住んでいた古代オリエントの山岳民族。人種的起源はなお不詳であるが,エラム人,ルルビ人,カッシート人らと近い関…

イシン Isin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
バビロニアの古代都市。現イランのバーリヤット。この地に前 2017年頃マリ出身のアッカド人イシュビ=エラが王朝を創始。ほぼ同時代に樹立されたラル…

セムごぞく セム語族

小学館 和伊中辞典 2版
〘言〙li̱ngue(女)[複]semi̱tiche(▲アッカド語,ヘブライ語,エチオピア語,アラビア語など)

バビロニア ばびろにあ Babylonia

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代メソポタミア南部のシュメール・アッカド地方に対する後代の呼称。イラン高原の南西部を縁どるザーグロス山脈とアラビア台地との間に展開する肥…

シュメール しゅめーる Shumer

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代メソポタミア南部に位置する地域名で、古代文明発祥の地。スメルSumerともいう。のちに、バビロニアとよばれる地方のほぼ北半分がアッカド、ペル…

イシュタルの冥界下降 イシュタルのめいかいかこう Descent of Ishtar to the Nether World

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
バビロニア=アッシリア文学の一つ。アッカド語の神話。前2千年紀のシュメール語版に,ほぼ同形の神話がある。アッカド語版には,ニネベのアッシュー…

サルゴン朝 さるごんちょう

日本大百科全書(ニッポニカ)
セム系民族のサルゴン1世が紀元前2350年ごろ南部メソポタミアに樹立したセム系王朝名。アッカド王朝ともよばれる。キシュ第4王朝の酒杯官であったサ…

あっかどおうこく【アッカド王国】

改訂新版 世界大百科事典

あっかどびじゅつ【アッカド美術】

改訂新版 世界大百科事典

アッカド語 アッカドご Akkadian language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
前 3000年頃から紀元頃まで,メソポタミアで用いられていた言語。アフロ=アジア語族のセム語派に属し,単独で北東セム語をなす。前 2000年頃からア…

アッカド語 あっかどご Akkadian

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代メソポタミア地方で使われた言語。セム語族に属し、そのなかでは北東セム語派を形成する。北西部(アッシリア)と南東部(バビロニア)の2方言に…

アッシリア学 あっしりあがく Assyriology

日本大百科全書(ニッポニカ)
楔形(くさびがた)文字、およびこれを使用した民族の文化と歴史を研究する学問。オリエント地方で発見された40万個近い楔形文字粘土板その他の解読と…

セム‐ごぞく【セム語族】

デジタル大辞泉
《Semitic》西アジアから北アフリカにかけて広く分布する語族。アラビア語・ヘブライ語・エチオピア語をはじめ、古代のアッカド語・フェニキア語など…

バビロニア語【バビロニアご】

百科事典マイペディア
アッカド語の南方方言で死語。南メソポタミアに前20世紀から前1世紀の間の楔形(くさびがた)文字による記録があるが,前6世紀以後は次第にアラム語…

ハムラビほうてん〔‐ハフテン〕【ハムラビ法典】

デジタル大辞泉
ハムラビが制定、発布した法典。シュメール以来の諸法を集大成したもの。1901年、楔形くさびがた文字のアッカド語で刻まれた石碑が、イランのスーサ…

アッシリア語 アッシリアご Assyrian language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代メソポタミアのアッシリアに行われた言語。バビロニア語と並んでアッカド語の二大方言を形成する。アフロ=アジア語族のセム語派に属する。前 20…

アッカド語【アッカドご】

百科事典マイペディア
古代メソポタミアで用いられた言語で北東セム語(セム語族)に属する唯一のもの。Akkadian。現在は死語。最古の記録は前2800年ころにさかのぼる。ア…

アダド Adad

改訂新版 世界大百科事典
本来は西方セム系の嵐・雷電の神で,その神名も雷鳴のとどろきを意味するḥddに由来する。シリア地方ではハダドHadadと呼ばれたが,普通はアッカド語…

se・mí・ti・co, ca, [se.mí.ti.ko, -.ka]

小学館 西和中辞典 第2版
[形]1 セムの,セム人の.2 セム語派の.3 ユダヤ人の,ユダヤの.━[男] 〖言〗 セム語派:アッカド語・ヘブライ語・アラム語・アラビア語・エチオピ…

アッシリア

百科事典マイペディア
アッシュール市を中心とする北部メソポタミア地方の呼称。前2000年ころから強力となり,その後何度かの盛衰を経て前8世紀,初めてエジプトを含む全…

バビロニア語 バビロニアご Babylonian language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代メソポタミア南部のバビロニアの言語。セム語族に属し,アッシリア語と並ぶ,アッカド語の二大方言の一つ。前 2000年頃から行われ,前9世紀頃に…

ギルガメシュじょじし【ギルガメシュ叙事詩】

精選版 日本国語大辞典
( ギルガメシュはGilgamesh ) 古代メソポタミアの英雄叙事詩。ウルクの王ギルガメシュを主人公とし、シュメール語、アッカド語、ヒッタイト語などで…

安家洞 (あっかどう)

改訂新版 世界大百科事典
岩手県北東部,下閉伊(しもへい)郡岩泉町安家元村にある大規模な鍾乳洞。北上高地の岩泉町から久慈市にかけて,安家石灰岩分布地帯が走り,国内で…

あっか‐どう【安家洞】

デジタル大辞泉
岩手県岩泉町にある鍾乳洞。竜泉洞の北、約20キロ。総延長は23.7キロで国内最長。入り口は一つで多くの支洞があり、主洞の一部は公開されている。国…

シャマシュ しゃましゅ Shamash

日本大百科全書(ニッポニカ)
古代メソポタミアの神話で、戦いおよび正義の神。粘土板上に楔形(くさびがた)文字で書かれたセム系アッカド語によると「太陽、太陽神」を意味する。…

アッシリア‐がく【アッシリア学】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 主としてアッカド語で記された楔形(くさびがた)文書を資料にして、古代西アジア諸民族の言語、歴史、文化などを研究する学問。オリエント…

アッシリア語【アッシリアご】

百科事典マイペディア
アッカド語の北方方言で死語。楔形(くさびがた)文字を用いた。〈カッパドキア文書〉に始まる豊富な資料を有し,前20世紀から前6世紀ころまで用いら…

エンリル

百科事典マイペディア
シュメールおよびアッカド神話の最高神。元来,シュメールの大気・嵐の神。聖市はニップール。あらゆる支配権がエンリル権として彼に帰せられる。マ…

バビロニア=アッシリア文学 バビロニア=アッシリアぶんがく Babylonian and Assyrian literature

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アッカド語 (古代アッシリアおよびバビロニアの言語) で書かれた文学。アッカド語は,書き記されたセム系言語の最古のもので,比較言語学上重要な意…

バビロン(Babylon)

デジタル大辞泉
バグダッドの南、ユーフラテス河畔にあった古代都市。前25世紀ごろ建設され、アッカド・ウル・バビロニアなどの首都となり、古代メソポタミア文明の…

こあっかどご【古アッカド語】

改訂新版 世界大百科事典

パテシ Patesi

旺文社世界史事典 三訂版
前3000年紀のシュメールの都市国家の王の呼称王は一般にルガル(支配者)と呼ばれたが,宗教指導者・経済指導者の側面を示す場合にパテシと呼んだ。…

ヌジ遺跡 ヌジいせき Nuzi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
前2千年紀の中頃に栄えたメソポタミアの都市遺跡。現在のヨルガンテペ。バグダードの北 240km,キルクークの南西約 13kmに位置する。前 15~14世紀頃…

バビロニア

精選版 日本国語大辞典
( Babylonia ) ( バビロン地方の意 ) メソポタミア南部、チグリス、ユーフラテス両川の中・下流域地方をヨーロッパ人が呼んだ名。古くから農耕文化が…

安家洞【あっかどう】

百科事典マイペディア
岩手県岩泉町安家にある鍾乳洞(しょうにゅうどう)。ジュラ紀の安家石灰岩中に発達し,総延長は8kmをこえる。ほぼ水平に,北北西〜南南東に主洞が伸び…

メソポタミア‐ぶんめい【メソポタミア文明】

デジタル大辞泉
メソポタミア地方で発達した古代文明。前3000年ごろ成立したシュメール人による都市国家を中心に、灌漑かんがい農業・楔形くさびがた文字・暦・占星…

ニップール

百科事典マイペディア
イラク南部にある古代バビロニアの都市遺跡。シュメール,アッカド時代に神々の王エンリルの聖地として重要な地位を占めた。19世紀末以来米国の学者…

安家洞 あっかどう

日本大百科全書(ニッポニカ)
岩手県北東部、下閉伊(しもへい)郡岩泉町安家にある鍾乳洞(しょうにゅうどう)。総延長23.7キロメートルを超える。国の天然記念物。ジュラ紀安家石灰…

安家洞 あっかどう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
岩手県北東部,岩泉町北部の安家地区にある鍾乳洞。主洞の長さ約 2300m,支洞の数は約 40,洞の最大幅 17m,天井の最高約 25m。岩泉町から久慈市へか…

ウルク Uruk[アッカド],Warka[英]

山川 世界史小辞典 改訂新版
シュメール最古の都市の一つ。都市神は,天の神アンと女神イナンナ。楔形文字の原型になる最古の絵文字が出土した。この都市はシュメールの統一に重…

アマルナ文書(アマルナもんじょ)

山川 世界史小辞典 改訂新版
テル・エル・アマルナ遺跡から発見(1887年)された世界最古の外交文書。アメンヘテプ3世,アメンヘテプ4世,ツタンカーメンの治世にヒッタイト,ミタ…

H. ヴィンクラー Hugo Winckler

20世紀西洋人名事典
1863 - 1913 ドイツのアッシリア学者,考古学者。 元・ベルリン大学教授。 1903年シドンの古代のフェニキア都市遺跡の発掘をする。’06年にはボアズ…

マリ Mari

改訂新版 世界大百科事典
シリア東部,ユーフラテス川中流域の西岸,アブー・カマルの上流約11kmにある古代都市。現代名はテル・ハリリTell Haririで,1933年1個の彫刻を偶然…

アマルナ‐もんじょ【アマルナ文書】

デジタル大辞泉
《Amarna letters》エジプトのテル‐エル‐アマルナにあるアメンホテプ4世(イクナートン)の王宮跡から発見された約370枚の粘土板文書。前14世紀、メ…

アッシュル Aššur[アッカド],Ashur[英]

山川 世界史小辞典 改訂新版
ティグリス川中流域,西岸に位置する古代都市(現カルアト・シェルカト)。前2千年紀初頭には都市国家を形成し,以後アッシリア国家の首都となる。前9…

tru・chi・mán, ma・na, [tru.tʃi.mán, -.má.na]

小学館 西和中辞典 第2版
[男] [女]1 通訳.2 〘話〙 図々しくて抜けめのない人.[←〔仏〕trucheman「代弁者;通訳」 ←〔アラビア〕tarjumān「通訳」 ←〔アラム〕t&#x…

シュメール語 シュメールご Sumerian language

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
スメリア語ともいう。南メソポタミアに話されていた言語。前 3000年頃を中心に栄え,前 2000年にはアッカド語に取って代られたものの,書き言葉とし…

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