うちゅうど(うちうど)【内人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「うちゅうと」とも ) 家の中にこもっていて、外に出ようとしない人。〔日葡辞書(1603‐04)〕
うつし‐びと【現人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 死者に対し ) この世に生きている人。現在存命中の人。[初出の実例]「うつし人にてだにむくつけかりし人の御けはひの」(出典:源氏物…
うとく‐にん【有徳人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =うとくじん(有徳人)[初出の実例]「三人の長者のうとくにん」(出典:虎明本狂言・三人長者(室町末‐近世初))
あみ‐うど【網人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒あみゅうど(網人)
アラブ‐じん【アラブ人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 元来は、アラビア半島の住民。現在は西アジアから北アフリカ各地に広がる。人種的には単一ではなく、その起源も明らかでないが、ほとんど…
きり‐びと【切人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 切れる人の意 ) 主君などに気に入られて権勢をふるう人。きりゅうと。きりもの。きれもの。きけもの。権臣。[初出の実例]「十郎蔵人殿…
げしゅ‐にん【下手人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① みずから手を下して事をなした者。特に、犯罪などをおかした者。張本人。げしにん。[初出の実例]「請云、止召重尹可捕下手人者、仍所被…
けっこう‐じん【結構人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 気立てがよく、優しい人。好人物。お人好し。結構者。[初出の実例]「よく礼儀を知りて慇懃をもって人を敬ひ、心立て柔かにけっかう人(ジ…
ぐぶ‐にん【供奉人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 供奉をする人。天皇などの供として仕える人。[初出の実例]「後鳥羽院、御幸供奉人ども誠にえらばせ給て」(出典:古今著聞集(1254)一一)
くも‐の‐うえびと(‥うへびと)【雲上人】
- 精選版 日本国語大辞典
- ⇒くも(雲)の上人
クルド‐じん【クルド人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( クルドはKurd ) トルコ、イラン、イラク、シリアにまたがる山岳地方、クルディスターンに住む農耕遊牧民族。クルド語を話し、多くはイ…
けいざい‐じん【経済人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( [ラテン語] homo oeconomicus の訳語 ) 経済学の理論的研究上、経済行為の主体として構想された概念で、経済的合理性、経済的打算の貫…
けい‐じん【京人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 みやこの人。みやこびと。[初出の実例]「蓋し上京以来未だ京人たるべき修業ほど、記憶に恥づべき時期はなかりき」(出典:帰省(1890)〈…
おなり‐ど【養人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 田植えの人たちに食物を運ぶ役の女。中国地方、奈良県、福岡県などでいう。
き‐じん【旗人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国、清代、八旗に属し士族として特殊な身分をもっていた人々。清朝のはじめに功績のあった官吏や軍人の子孫で、一般国民と区別して、朝…
きんだい‐じん【近代人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 近代の特徴である自我(意識)に基づいた人間主義、合理主義などの近代思想を身につけている人。また、それらの感化を受けている人。[初…
きか‐じん(キクヮ‥)【帰化人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 帰化によって、その国の国籍を取得した人。[初出の実例]「帰化人、帰化人の子にして日本の国籍を取得したる者」(出典:国籍法(明治三二…
かん‐にん【感人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 すぐれた人。芸能などに堪能な人。[初出の実例]「元次、芸能の感人たるによて、是を又伝ふる所也」(出典:風姿花伝(1400‐02頃)七)
かん‐じん【韓人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 朝鮮の人。[初出の実例]「尻なし川の韓人の舟の前で、首打たれたとさ」(出典:随筆・胆大小心録(1808)六二)
いち‐びと【市人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 古代、政府の管理する市場内に一定の時刻に集まり、交易を行なう特権を有したもの。女性は市女(いちめ)という。ともに市籍帳に載せられ…
えせ‐びと【似非人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =えせもの(似非者)[初出の実例]「大師坊と云ふえせ人(ビト)」(出典:大観本謡曲・大江山(室町末))
おおうち‐びと(おほうち‥)【大内人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 伊勢神宮、熱田神宮などの大神宮にはたらく神官。供御(くご)の物などをつかさどる。おおうちうど。おおうちんど。〔皇太神宮儀式帳(804…
あずけ‐にん(あづけ‥)【預人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 他人に金銭や物品などを預け、保管をしてもらう人。預け主。預け手。[初出の実例]「御預け人在レ之衆、御預け人を結構に会釈之由相聞候…
あずま‐うど(あづま‥)【東人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「あずまうと」とも ) 「あずまひと(東人)」の変化した語。[初出の実例]「今は昔、あづまうどの、歌いみじう好みよみけるが」(出典:…
あで‐びと【艷人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「あてびと(貴人)」の変化した語 ) あでやかな人。濃厚な美しさをもった人。なまめかしい人。
がい‐じん【艾人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国の南方の風俗で、艾(よもぎ)で作った人形。五月五日にこれを戸上や軒先に掛けて、邪気を払い去る。《 季語・夏 》[初出の実例]「艾人…
かいほう‐にん(カイハウ‥)【介抱人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 世話をする人。後見人。介添人。② 病人などの看護をする人。看護人。[初出の実例]「長わづらひで、腰が抜けての難渋に、介抱人(カイハウ…
シャンスラード‐じん【シャンスラード人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( シャンスラードはChancelade ) 一八八八年、南フランスのペリグー市近郊のシャンスラード村レイモンダン岩陰遺跡の、マグダレニアン文…
じゅう‐にん(ジフ‥)【十人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人の数の一〇。とたり。[初出の実例]「或攻二撃城隍一、或虜二掠百姓一、並依二十人以上一論」(出典:律(718)賊盗)
しゅうはい‐にん(シフハイ‥)【集配人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 郵便物を集配する人。郵便集配人。[初出の実例]「各地方郵便局の集配人は是迄引受人ありて」(出典:東京日日新聞‐明治一九年(1886)一一…
ないこく‐じん【内国人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 外国人に対して、自国の国籍をもつ人。内国民。[初出の実例]「畢竟内国人より売渡候故支那人に於ても買取に到り候次第にて」(出典:新聞…
とおつ‐ひと(とほつ‥)【遠人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 枕 ( 「つ」は「の」の意の古い格助詞 )① 遠方にいる人を待つ意で、「待つ」と同音を含む「松」、および、地名「松浦(まつら)」にかかる。[初出の実…
とお‐びと(とほ‥)【遠人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 命の長い人。長寿の人。高齢者。[初出の実例]「たまきはる 内の朝臣 汝こそは 世の等保臂等(トホヒト) 汝こそは 国の長人」(出典:日本…
どうきょ‐にん【同居人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 同じ家に居住する人。また、ある家族と住んでいる、その家族でない人。[初出の実例]「区役所へ離別届けをした上で、附籍に直した同居人(…
とう‐じん(タウ‥)【島人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 島に住む人。島の人。しまびと。[初出の実例]「その他文明諸邦の諸芸術を以て島人に教へしが」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳…
ちょうえき‐にん【懲役人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ちょうえきしゅう(懲役囚)[初出の実例]「懲役人戒具類は各種の中一具宛為見本司法省より相渡可申候間」(出典:太政官日誌‐明治五年(…
つれ‐びと【連人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 連れている人。同伴者。[初出の実例]「それを見てつれ人、かきつへた、といふ五文字を、句の上に据へて、旅の心を詠(よ)めと云ひければ」…
つじ‐ばんにん【辻番人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 辻番所に勤務して警備にあたった番人。辻の番太(ばんた)。辻番。[初出の実例]「一辻番人なかま申合、諸事無油断相勤可申候」(出典:御触…
つとめ‐にん【勤人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官庁や会社などに勤めている人。[初出の実例]「お役所は違ふけれども、やっぱり勤吏(ツトメニン)さ」(出典:二人女房(1891‐92)〈尾崎紅…
すいし‐にん【水死人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 水におぼれて死んだ人。溺死者(できししゃ)。[初出の実例]「浮物 水死人の浮たるをいふ」(出典:俚言集覧(1797頃))
すえ‐ひと(すゑ‥)【陶人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大化前代、陶器を作る人。渡来人が多かった。陶作り。とうじん。[初出の実例]「是を以て近江国鏡谷(はさま)の陶人(スヱヒト)は則ち天日槍…
じん‐しょう【人蹤】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人の足あと。また、人の往来。人跡(じんせき)。[初出の実例]「雲嶺禅扃人蹤絶。昔将二今日一再攀登」(出典:文華秀麗集(818)中・過梵釈…
じん‐たく【人宅】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人の住む家。人家。[初出の実例]「人宅は灰の如く風前に散ず」(出典:将門記(940頃か))
じんちょう‐るい(ジンテウ‥)【人鳥類】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ぺンギン類のこと。
じんめい‐ぼ【人名簿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人名を記入した帳簿。また、人名、住所、電話番号、職業などを記録したもの。人名帳。人名録。名簿。[初出の実例]「選挙資格を有する伯子…
じん‐らい【人籟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人が吹き鳴らす笛の音。転じて、人の出すさまざまの音。[初出の実例]「天籟、地籟、人籟のどんととするをばもとあそびにして、我物にして…
じん‐わ【人和】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人々が互いになごやかな関係を保っていること。人の和。じんか。[初出の実例]「方今人和大切の折柄、この議差置て可なり」(出典:公議所…
せかい‐じん【世界人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 世界的に有名な人。また、世界的な視野を持って行動する人。〔模範新語通語大辞典(1919)〕
だいさんごく‐じん【第三国人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 関係国以外の国の人。第三国の人。② 第二次世界大戦後の一時期、それまで日本の植民地支配を受けた台湾と朝鮮の人々のうち、在日してい…
そん‐じん【尊人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 尊い人。貴人。