拓版 (たくはん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 凹凸のある物体に紙をのせて上から鉛筆,クレヨンなどで摩擦し,あるいは墨,絵具を含ませたたんぽでたたくなどして形を写し取る凸版の一技法。中国…
謄写版 (とうしゃばん) mimeograph
- 改訂新版 世界大百科事典
- 謄写版原紙と呼ばれる薄い特殊な紙に小さい穴をあけ,この穴から印刷インキを押し出して印刷する方法。孔版方式の代表的なもので,俗に〈ガリ版〉と…
きんぱん【金版】
- 改訂新版 世界大百科事典
高野版 こうやばん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鎌倉時代中期以降,高野山およびその門流寺院で出版された,木版印刷物の総称。
めいあんばん【明暗版】
- 改訂新版 世界大百科事典
元版 げんぱん yuan-ban; yüan-pan
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,元代に出版された書物をいう。元代は出版が盛んで,現存する書も宋代のものより多いが,版式は宋版に比べて窮屈で,また校訂も劣るとされる。
だいあんじばん【大安寺版】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぴーえすばん【PS 版】
- 改訂新版 世界大百科事典
はんきょう【版橋】
- 改訂新版 世界大百科事典
土版 どばん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 縄文時代の後・晩期の板状土製品。東日本に多い。楕円形または長方形で,長径は6~15cmぐらいである。文様は磨消縄文や沈線文,また渦巻文など縄文晩…
ろう版 ろうばん wax tablet
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 木,銅などを書物形の板にして数枚重ねて綴じ合せ,各板の両面を枠の部分だけ残してくりぬき,そこへ褐色などのろうを塗込めた一種の覚え書帳。ろう…
ハイライト版 ハイライトばん highlight halftone
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 印刷する原稿の明るい部分を強調するためにつくられる凸版の一種。原稿の濃淡の中間の調子より明るい部分,特に最も明るい部分を「ハイライト」と呼…
図書館版
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- 図書館での頻繁な利用に耐えるように,市販版とは別に,良質の紙を使用して印刷し,特に丈夫な製本を施して作った図書.市販版より大型のことがある.
かつじはん【活字版】
- 改訂新版 世界大百科事典
かっぱばん【合羽版】
- 改訂新版 世界大百科事典
でんき‐ばん【電気版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 電気鋳造によって複製した印刷用の版。原版を損うことなく複製でき、精度もよいところから紙幣、株券、切手の印刷版の製作に利用される。…
タブロイド‐ばん【タブロイド版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( タブロイドは[英語] tabloid ) 新聞の型の一つ。A四判またはB四判程度の小型新聞の呼称。夕刊紙、業界紙、専門紙などに多く用いられ…
ぞう‐はん【増版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ぞうさつ(増刷)
おおうち‐ばん(おほうち‥)【大内版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =おおうちぼん(大内本)
ござん‐ばん【五山版】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鎌倉・室町時代に、京都五山やその他の関係の禅院の禅僧らによって出版された書籍。[初出の実例]「和本 五山板 因師集賢録 全二冊」(出典…
いんさつ‐ばん【印刷版】
- デジタル大辞泉
- 印刷に用いる版。凸版・平版・凹版など。
おおうち‐ばん〔おほうち‐〕【大内版】
- デジタル大辞泉
- 室町時代、周防すおうの大内氏が出版した古版本。山口版。大内本おおうちぼん。
かい‐はん【解版】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)活版印刷で、印刷の終わった組版を解いて、活字を分類・整理すること。
ぎ‐はん【偽版】
- デジタル大辞泉
- 偽造した版木。また、その印刷物。
かんてん‐ばん【寒天版】
- デジタル大辞泉
- ⇒蒟蒻版こんにゃくばん
そう‐はん【×宋版/×宋板】
- デジタル大辞泉
- 中国の宋代に出版された書籍。造本・校勘ともにすぐれたものとして有名。その字体を宋朝体という。
あみめ‐ばん【網目版】
- デジタル大辞泉
- ⇒網版あみはん
駿河版【するがばん】
- 百科事典マイペディア
- 駿府(すんぷ)本ともいう。徳川家康が駿府(静岡市)に隠棲(いんせい)してから,以心崇伝(いしんすうでん),林羅山らに命じて出版した銅活字印本(古…
ケルムスコット版【ケルムスコットばん】
- 百科事典マイペディア
- 英国のW.モリスが1890年に創設した印刷工房ケルムスコット・プレスKelmscott Pressで印刷した活版印刷物。自身で考案した3種の活字体を用いて美術的…
ふくしゃ‐ばん【複写版】
- デジタル大辞泉
- 複写用の簡単な印刷器。謄写版・こんにゃく版など。
アーム‐ばん【ARM版】
- デジタル大辞泉
- ⇒アーム(ARM)
しょく‐はん【飾版】
- デジタル大辞泉
- 過去に褒章を受章している人に、同種の褒章を授与するときに、褒章の代わりに授与される金属製の細長い飾り板。[補説]銀と金の2種があり、褒章の代わ…
はん‐しん【版心】
- デジタル大辞泉
- 和漢書で前小口のこと。各丁の折り目の部分。柱。
はん‐ほり【版彫(り)】
- デジタル大辞泉
- 印形や版木を彫刻すること。また、その職業の人。
ベータ‐ばん【ベータ版/β版】
- デジタル大辞泉
- 《beta version/β-version》発売前や正式公開前で開発途中にあるソフトウエアなどの製品のこと。関係者や希望するユーザーに配布し、試用してもらう…
版口 bǎnkǒu
- 中日辞典 第3版
- ⇀bǎnxīn【版心】
版权 bǎnquán
- 中日辞典 第3版
- [名]版権.著作権;出版権.~所有,翻印fānyìn必究/版権所有,無断複製を禁ず.
版图 bǎntú
- 中日辞典 第3版
- [名]版図(はんと).領土.列入~/版図に組み入れる.[語源]“版”は「戸籍台帳」,“图”は「地図」の意味で,もとは「人口を…
版协 bǎnxié
- 中日辞典 第3版
- [名]<略>出版協会.
【潰版】かいはん
- 普及版 字通
- 陥落する。字通「潰」の項目を見る。
版 常用漢字 8画
- 普及版 字通
- [字音] ハン[字訓] いた・ふだ・はんぎ[説文解字] [字形] 形声声符は反(はん)。片は〔説文〕七上に「木なり」とするが、版築のとき両側にあてる牆板(…
图版 túbǎn
- 中日辞典 第3版
- [名]<印刷>図版.
心版 xīnbǎn
- 中日辞典 第3版
- [名]心の奥底.永镌juān~/いつまでも心の奥底に刻みつける.
【負版】ふはん
- 普及版 字通
- 国の図籍を奉ずる者。また、喪服の上に巾をつけることともいう。〔論語、郷党〕凶のには之れに式(しよく)(軾)す。版のに式す。字通「負」の項目を…
【版纏】はんてん
- 普及版 字通
- ひく。字通「版」の項目を見る。
【版屋】はんおく
- 普及版 字通
- 板屋。字通「版」の項目を見る。
【版授】はんじゆ
- 普及版 字通
- 名目だけの職。字通「版」の項目を見る。
kań'yákú-báń, かんやくばん, 簡約版
- 現代日葡辞典
- A edição resumida. ⇒kań'yákú1.
kettéí-báń, けっていばん, 決定版
- 現代日葡辞典
- (<…+hán3 2)1 [修正を必要としない正確な出版物] A melhor edição;a edição crítica [mais autoriz…
aéńbáń, あえんばん, 亜鉛版
- 現代日葡辞典
- A zincogravura [zincografia].