マラトンの戦い まらとんのたたかい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ペルシア戦争第1回遠征(前490)中の戦闘。ペルシア王ダリウス1世の派遣した遠征軍は、エーゲ海を横断し、エウボイア島のカリストス、エレトリア両市…
あてねのがくえん【《アテネの学園》】
- 改訂新版 世界大百科事典
ブーレー ぶーれー bule ギリシア語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの民主政ポリスにおいて、民会を補佐した国家機関。「評議会」と訳される。王によって招集された長老たちの会議を起源とする。貴族政期…
ソフォクレス Sophokles
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前496頃~前406ギリシアの三大悲劇詩人の一人で,演劇史のうえでアイスキュロスとエウリピデスの中間に立つ。アテネの富裕な家に生まれ,将軍や高級…
エイサンゲリア eisanggelia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシア,アテネでソロンが設けた「弾劾」の制度。反逆罪,民主政治の転覆,陰謀のために徒党を組むなどの国事犯の告発を望む者が,民会 ekkles…
クレモニデス戦争 クレモニデスせんそう Chremonidean War
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 267/6~263/2年に行われたマケドニアに対するギリシアの独立戦争。エジプトのプトレマイオス2世フィラデルフォスに援助されてスパルタ,アテネ軍…
tri・er・arch /tráiərὰːrk/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]《ギリシャ史》1 三段オールのガリー船(trireme)司令官.2 (アテネの)三段オール船の建造義務を負う市民.
Per・i・cles /pérəklìːz/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]ペリクレス(◇495?-429 B.C.;アテネの政治家).Periclean/pèrəklíːən/[形]
アマリアス‐おおどおり〔‐おほどほり〕【アマリアス大通り】
- デジタル大辞泉
- 《Leoforos Amalias/Λεωφόρος Αμαλίας》ギリシャの首都アテネの中心部にある大通り。アテネ国立庭園に面し、北のシンタグマ広場および無名戦士の墓…
アテネ・エピダウロス・フェスティバル
- デジタル大辞泉プラス
- ギリシャのアテネを中心に開催される芸術祭。1955年設立。アテネのパルテノン神殿傍にあるヘロデス・アティクス音楽堂でのコンサート、ペロポネソス…
ポレモン Polemōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前270頃[没]?古代ギリシアの哲学者。アテネ出身。クセノクラテスに学び,アカデメイアを継いだ。アテネのクラテスは直弟子。理論よりも実践を重…
メトイコイ metoikoi
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ギリシア諸ポリスの在留外人。アテネのそれが最もよく知られる。長期にわたってアテネに在住し,いずれかの区に寄留して市の保護を受ける反面,人頭…
オモニア‐ひろば【オモニア広場】
- デジタル大辞泉
- 《Plateia Omonoias/Πλατεία Ομόνοιας》ギリシャの首都アテネの中心部にある広場。市内交通の要所で、ロータリーから大小8本の道路が放射状に延び、…
ареопа́г
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- [男2]①(古代アテネの)最高法廷②((文・皮肉))(問題解決のための)権威者の集まり
be・ma /bíːmə/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]((複)~・ta /-tə/,~s)1 《東方教》聖堂内陣(sanctuary).2 (古代アテネの集会場の)演壇.
acropole /akrɔpɔl/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [女] 〖古代ギリシア〗 アクロポリス.Acropole d'Athènes|アテネのアクロポリス.
ソロン Solōn
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前630頃[没]前560頃古代ギリシア,アテネの政治家,立法家,詩人。ギリシア七賢人の一人。名門ではあるが中産の家柄に生まれた。『サラミス』と…
コドロス Kodros
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシア,アテネの伝説上の王。父のメラントスはピュロスの王族の出身であったが,アテネへ来て,王となった。ドーリス人のアッチカ襲撃に際し…
アルクメオン家 アルクメオンけ Alkmaiōnidai
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代ギリシア,アテネの有力な貴族。キュロンの反乱のとき,この家系出身のメガクレスが涜神罪を犯したが,その罪はその後もこの家系につきまとって…
ゼノン[シドン] Zēnōn; Zeno of Sidon
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前150頃[没]前79/前78ギリシアのエピクロス派の哲学者。アテネのアポロドロスの弟子。キケロは彼の聴講者の一人。
á・ti・co, ca, [á.ti.ko, -.ka]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形]1 (古代ギリシアの)アッティカの,アテネの;アッティカ風の.2 簡素で優雅な,品格のある,流麗な.━[男] [女] アッティカ人,アテネ人.━[男…
リシアス りしあす Lysias (前458ころ―前380ころ)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアの法廷弁論代作者。シラクサからアテネに移住した富豪ケファロスKephalosの子。当時最高の知識人との交際に恵まれて育った。一時、南イ…
カルミデス Charmidēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前403古代ギリシア,アテネの貴族。クリチアスの甥で被後見人。ソクラテスの弟子のサークルに属し,プラトンの多くの対話篇に登場する。前 …
パンアテナイア祭 ぱんあてないあさい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシアのアテネ(アテナイ)の新年祭。パナテナイア祭ともいう。パンアテナイアPanathenaiaとは「アテネ女神の大祭典」の意味で、アテネ最大の…
アテネ‐こくりつていえん〔‐コクリツテイヱン〕【アテネ国立庭園】
- デジタル大辞泉
- 《Ethnikos Kipos/Εθνικός Κήπος》ギリシャの首都アテネの中心部にある公園。19世紀半ば、ギリシャ王国初代国王オソン(オットー)1世と王妃アマリ…
ムルシウス Meursius, Johannes
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1579[没]1639オランダの歴史家。古代ギリシア史を研究し,アテネの地誌に関する3編の研究を残した。
キモン(Kimōn)
- デジタル大辞泉
- [前512ころ~前449ころ]古代ギリシャのアテネの政治家・将軍。ペルシア海軍に大勝。キプロス遠征中に戦死。
prop・y・lae・um /prὰpəlíːəm | prɔ̀p-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]((複)-lae・a /-líːə/)《建築》(神殿・寺院などの)入り口;〔the P-〕(アテネのアクロポリスの)入り口.
カブリアス Chabrias
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前420頃[没]前357頃.キオス古代ギリシア,アテネの傭兵隊長。ギリシア各地およびキプロス,エジプトで戦って武功を立て,特に前 376年ナクソスの…
ペロポネソス戦争 ペロポネソスせんそう Peloponnesian War
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 431~404年のアテネ,スパルタ二大強国間のギリシアを2分した抗争。アテネ帝国の発展が多くのギリシア諸市の自治を破壊しあるいは脅かすにいたり…
デロス同盟 デロスどうめい Delos
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ペルシア戦争後の前478年ころ,アケメネス朝(ペルシア)の再攻に備えるために結ばれたアテネ中心の軍事的海上同盟イオニア・アイオリス・サモスなど…
ピレエフス
- 百科事典マイペディア
- ギリシア南部,アテネの中心部から南西約8kmにある同国第1の港市。古代名ピレウスPiraeus。アテネ首都圏に含まれ,商工業の中心地で,食品加工・金…
ヒッパルコス Hipparchos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前514古代ギリシアのアテネの僭主,ペイシストラトスの二男。兄ヒッピアスと行動をともにし,文学,芸術のパトロンとして活動。アナクレオ…
éponyme /epɔnim/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [形] (都市,部族などの)名祖(なおや)の,名の起源となった.Athéna, déesse éponyme d'Athènes|アテネの名祖の女神アテナ.
エレクテウス Erechtheus
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア神話に登場するアテネの伝説的王。大地から生れたエリクトニオス王の息子パンディオンの子とされるが,エリクトニオスとしばしば混同され,…
コリント式オーダー コリントしきオーダー Corinthian order
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシアの建築様式の一種。イオニア式オーダーのバリエーションとして生れたもの。アカンサスの葉を柱頭装飾に用い,柱身のプロポーションはイオニ…
アクロポリス‐びじゅつかん(‥ビジュツクヮン)【アクロポリス美術館】
- 精選版 日本国語大辞典
- アテネのアクロポリスにある国立美術館。アルカイックの破風彫刻、少女像などの他、パルテノンの彫刻遺品なども展示。
エリクトニオス Erichthonios
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア神話のアテネの伝説的王。アテナに欲情し,凌辱しようとしたヘファイストスの精液が彼女の脚に流れたのを女神が羊毛でふき取って捨てたとこ…
カリクラチダス Kallikratidas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前5世紀頃のギリシア,スパルタの将軍。前 406年にリュサンドロスの跡を継いで将軍となる。アテネとの戦いにアケメネス朝ペルシアの軍資金に依存する…
エレクテイオン(Erechtheion)
- デジタル大辞泉
- アテネのアクロポリス上のイオニア式神殿。前420~前408年ごろ建造。有名なカリアティード(女像柱)は、現在はアクロポリス美術館と大英博物館にあ…
クレイステネス Kleisthenes[ギリシア],Clisthenes[英]
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前6世紀アテネ民主政治の基礎をすえた有名な政治家。名門のアルクメオン家の出であるが,前510年に僭主(せんしゅ)政治が倒れたのち,民衆と手をつな…
リクルゴス(古代ギリシア、アテネ) りくるごす Lykourgos (前390ころ―前325/324)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代ギリシア、アテネの政治家、弁論家。紀元前338年から前326年まで財務関係の役を歴任し、財政管理に活躍。その間にディオニソスの劇場の再建、三…
Hi・par・co, [i.pár.ko]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [固名] ヒッパルコス.(1) アテネの僭主(せんしゅ)(在位前527-514).(2) ギリシアの天文学者(前190?-前125?).
a・re・ó・pa・go, [a.re.ó.pa.ǥo]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男]1 〖史〗 アレオパゴス会議:アテネの Acrópolis 西方の丘アレオパゴスで開かれた政治・裁判会議.2 裁定会議.
dra・co・nia・no, na, [dra.ko.njá.no, -.na;đra.-]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [形] (前7世紀のアテネの立法家)ドラコン Dracón の;〈法律・命令などが〉過酷な,きわめて厳しい.
利益民主主義 りえきみんしゅしゅぎ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 国民が平等に政治を通じて,自己の私的な利益を追求することが正当であるとする民主政治体制を指す。民主主義は平等の政治である。財産や社会的な地…
グリファダ(Glyfada/Γλυφάδα)
- デジタル大辞泉
- ギリシャの首都アテネの南郊の一地区。エーゲ海に面し、海岸保養地として知られる。高級ホテル、レストラン、高級ブティックなどが集まる。
トルコ行進曲
- デジタル大辞泉プラス
- ドイツの作曲家L・v・ベートーヴェンの管弦楽曲。原題《Marcia alla turca》。劇付随音楽『アテネの廃墟』の第5曲。ピアノ編曲版もある。
fi・lí・pi・ca, [fi.lí.pi.ka]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [女] 〘格式〙 (アテネの雄弁家 Demóstenes がマケドニア王 Filipo2世を弾劾したことから)痛烈な弾劾演説,個人攻撃.
ミルティアデス Miltiades
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前540ごろ〜前489ごろ古代ギリシアのアテネの将軍前490年,マラトンの戦いでアケメネス朝軍を打破。しかし,翌年パロス島遠征に失敗して失脚した。