「三国志」の検索結果

10,000件以上


【群下】ぐんか

普及版 字通
弟子たち。下臣たち。〔三国志、蜀、諸亮伝〕(建安)二十六年、群下、先に號をすることをむ。先未だ許さず。字通「群」の項目を見る。

【勁】けいれい

普及版 字通
強くはげしい。〔三国志、魏、明帝紀注に引く世語〕(秦)の子秀、勁にして能く直言す。晉の武の士と爲る。字通「勁」の項目を見る。

【畜財】ちくざい

普及版 字通
財を畜える。〔三国志、魏、高柔伝〕(柔の上)財を畜へを積みて、憂患の(おそれ)るは、未だ之れらざるなり。字通「畜」の項目を見る。

【妖賊】よう(えう)ぞく

普及版 字通
衆を惑わし乱を爲すもの。〔三国志、呉、孫堅伝〕會稽の妖許昌、句にり、自ら陽皇とす。~衆、を以て數ふ。字通「妖」の項目を見る。

しる【汁】 が=掛((か))かる[=垂((た))る]

精選版 日本国語大辞典
余得がある。余分の利益がある。[初出の実例]「銀がほしいぞ銀がほしいぞ かんじんの汁のかかった者はこぬ」(出典:雑俳・三国志(1709))

【委付】い(ゐ)ふ

普及版 字通
まかせる。〔三国志、呉、諸恪伝〕丞相輔の效を忝(はづかし)めんことを懼(おそ)れ、先委付のを損せんことをる。字通「委」の項目を見る。

【綱維】こうい(かうゐ)

普及版 字通
大綱。国の法度。〔三国志、呉、魯粛伝〕州の牧劉、綱維弛(たいし)す。瑜・甘、竝びに(孫)にめて、蜀を取らしむ。字通「綱」の項目を見る。

【主将】しゆしよう(しやう)

普及版 字通
総大将。首将。〔三国志、呉、張紘伝〕夫(そ)れ將は乃ち籌(ちうぼ)の自(よ)りて出づる、三軍の命を(か)くるなり。字通「主」の項目を見る。

【収治】しゆう(しう)ち

普及版 字通
捕らえて調べる。〔三国志、魏、楚王彪伝〕乃ち傅(ふ)び侍をはし、國に就きて案驗し、(もろもろ)の相ひするを收治す。字通「収」の項目を見る。

【閑暇】かんか

普及版 字通
いとま。無事。〔三国志、魏、杜恕伝〕今閑暇に向ふ。潛思して一家言をすことを試みるべしと。武に在りて、に體論をはす。字通「閑」の項目を見る。

【瓦器】が(ぐわ)き

普及版 字通
素焼き。かわらけ。〔三国志、魏、裴潜伝〕令して儉せしむ。中に惟だ一坐の瓦數枚を置き、其の餘は一も設くる無し。字通「瓦」の項目を見る。

【刮目】かつ(くわつ)もく

普及版 字通
目を見張ってみる。〔三国志、呉、呂伝、注に引く江表伝〕曰く、士別るること三日ならば、ちに刮目して相ひ待たんと。字通「刮」の項目を見る。

【陰雨】いんう

普及版 字通
雨降り。〔三国志、魏、王粛伝注に引く魏略〕或るひと三餘のを問ふ。()言ふ、はの餘、夜は日の餘、陰雨は時の餘なりと。字通「陰」の項目を見る。

【接待】せつたい

普及版 字通
待遇。〔三国志、呉、陳表伝〕表、戰士の力を得んと欲し、を傾けて接待す。士皆愛附し、用令を爲すことを樂しむ。字通「接」の項目を見る。

【局度】きよくど

普及版 字通
心の大きさ。度量。〔三国志、魏、袁紹伝〕紹、外にして局度り。憂喜色に形(あら)はれざるも、に忌多し。字通「局」の項目を見る。

のら‐ざる【のら猿】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 なまけ者をののしっていう語。[初出の実例]「ごくに立たずののらざるの猿め猿めと」(出典:浄瑠璃・本朝三国志(1719)三)

【氷解】ひようかい

普及版 字通
氷消瓦解。きえうせる。〔三国志、魏、傅伝注に引く司馬彪の戦略〕三年にぶ比(ころ)、左提右挈、必ず冰散瓦解せん。字通「氷」の項目を見る。

【羅拝】らはい

普及版 字通
並んで拝する。〔三国志、魏、張遼伝〕の母に輿車を給し、~從出す。督するの軍將、皆側に羅拜す。る之れを榮とす。字通「羅」の項目を見る。

【推進】すいしん

普及版 字通
人をおし進める。〔三国志、呉、妃嬪、呉主権歩夫人伝〕夫人、性、忌(とき)せず。推する多し。故に久しく愛待せらる。字通「推」の項目を見る。

【希冀】きき

普及版 字通
こいねがう。〔三国志、魏、臧洪伝〕今王室す。~際會に因(よ)りて非を希冀せんと欲し、多く忠良をして以て姦威を立つ。字通「希」の項目を見る。

【荒】こう(くわう)らい

普及版 字通
草原。〔三国志、魏、王昶伝〕昶~洛陽の典農と爲る。時に畿、樹木林をす。昶を斫(き)り開き、百姓にし、墾田特に多し。字通「荒」の項目を見る。

真・三國無双

デジタル大辞泉プラス
コーエー(現コーエーテクモゲームス)が発売するゲームソフト、またそのシリーズ。アクションゲーム。2000年8月発売。プレイステーション2用。「三…

【記室】きしつ

普及版 字通
記録の官。後漢に置かれ、元以後廃す。〔三国志、魏、陳琳伝〕太竝(あは)せて(陳)琳・(阮)を以て司軍謀祭酒と爲し、記室を管せしむ。字通「記」…

【枉駕】おう(わう)が

普及版 字通
貴人が自ら訪れる。〔三国志、蜀、諸亮伝〕徐庶~先(劉備)に謂ひて曰く、孔は臥なり。~將軍宜しく駕を枉(ま)げて之れをみるべしと。字通「枉」の…

【卓絶】たくぜつ

普及版 字通
傑出する。〔三国志、魏、管寧伝〕、高恬泊、跡を軌に擬し、行卓、に偶(たぐひ)無し。~に宜しく束帛、璧を加へ禮を備へて聘すべし。字通「卓」の項…

【雄気】ゆうき

普及版 字通
さかんな気性。〔三国志、魏、呂布臧洪伝評〕陳登・臧洪、竝びに雄氣壯り。~洪、兵く彊(つよ)きを以て、烈志立たず。惜しい哉(かな)。字通「雄」の…

【輸情】ゆじよう(じやう)

普及版 字通
真情をつくす。〔三国志、蜀、諸亮伝評〕罪にしを(いた)すは、重しと雖も必ず釋(ゆる)し、游辭巧のは、輕しと雖も必ず戮(ころ)す。字通「輸」の項目…

【辞色】じしよく

普及版 字通
ことばや顔色。〔三国志、魏、崔伝〕を罰して徒隷(とれい)と爲し、人をして之れをしむるに、辭色撓(たわ)まず。太~にに死を賜ふ。字通「辞」の項目…

【玩詠】がん(ぐわん)えい

普及版 字通
玩味し諷詠する。〔三国志、魏、康伝注に引く魏氏春秋〕康のはすの論六七言、皆世の玩詠すると爲る。字通「玩」の項目を見る。

【誘納】ゆうのう(いうなふ)

普及版 字通
教え導く。〔三国志、蜀、許靖伝〕、年七十を逾(こ)ゆと雖も、人物を愛樂し、後を誘し、談してまず。字通「誘」の項目を見る。

【黠虜】かつりよ

普及版 字通
わるがしこい異族。〔三国志、魏、鮑伝〕今兵を勞(つか)らしめてをひ、日に千金を費す。中國し、黠をして威を玩ばしむ。字通「黠」の項目を見る。

【挺出】ていしゆつ

普及版 字通
すぐれる。〔三国志、蜀、呂凱伝〕丞相は、才挺出す。深く未を覩(み)、を受けを託せらる。~衆と忌無く、功をし瑕をる。字通「挺」の項目を見る。

【胆斗】たんと

普及版 字通
胆が斗のように大きい。〔三国志、蜀、姜維伝注に引く世語〕維、死するの時剖(さ)かれたるに、膽、斗の如く大なりき。字通「胆」の項目を見る。

【旬月】じゆんげつ

普及版 字通
十日から一ケ月。〔三国志、魏、涼茂伝〕時に泰山に盜多し。を以て泰山太守と爲す。旬の、襁(きやうふ)して至る千餘家。字通「旬」の項目を見る。

【渾天】こんてん

普及版 字通
天地は卵黄・卵白のように、天が地を包摂するとする説。〔三国志、呉、陸績伝〕軍事りと雖も、廢せず。渾天の圖を作る。字通「渾」の項目を見る。

【公家】こうか

普及版 字通
王室。政府。〔三国志、魏、毛伝〕今、天下し、~饉す。家に經の(ちよ)無く、百姓に安固の志無し。以て持久しし。字通「公」の項目を見る。

【矜恃】きようじ

普及版 字通
自負する。〔三国志、呉、陸伝〕將軍、或いは是れ孫策の時の將、或いは室貴戚にして、各自ら矜恃して、相ひ聽從せず。字通「矜」の項目を見る。

四大奇書

とっさの日本語便利帳
中国の四大長編小説。▽『水滸伝』、『三国志演義』、『西廂記』(せいそうき)または『西遊記』、『琵琶記』または『金瓶梅』(きんぺいばい)

【因仍】いんじよう

普及版 字通
相つぐ。従来のしきたりによる。〔三国志、魏、程伝〕(程暁の上)轉(うた)た相ひ因仍して、其の本を正す(な)し。字通「因」の項目を見る。

【梟県】きよう(けう)けん

普及版 字通
さらし首にする。〔三国志、魏、高柔伝〕(公孫)晃び妻子の、に應(まさ)に梟縣すべし。あらしむること勿(なか)れ。字通「梟」の項目を見る。

【総統】そうとう

普及版 字通
全体をまとめる。〔三国志、蜀、諸亮伝〕是(ここ)に於て、亮を以て右將軍と爲し、丞相の事を行はしむ。統する、の如し。字通「総」の項目を見る。

【漸染】ぜんせん

普及版 字通
次第にそまる。〔三国志、魏、文帝紀、注に引く(漢)献帝伝〕ののへしより、漸染すること數世、桓・靈の末、皇極たず。字通「漸」の項目を見る。

【陶育】とういく(たうゐく)

普及版 字通
養い育てる。〔三国志、呉、諸恪伝〕(臧均の上表)爰(ここ)に恪にんで、王國を生長せしめ、を陶し、名をに致す。字通「陶」の項目を見る。

【亢直】こう(かう)ちよく

普及版 字通
気が強くて人に屈しない。〔三国志、魏、杜恕伝〕恕、上して極諫す。~恕、に在ること年、其の論議亢直、皆此のなり。字通「亢」の項目を見る。

【好】こうがん(かうぐわん)

普及版 字通
好んで弄ぶ。好玩。〔三国志、呉、曜伝〕今世の人、多くは經を務めず、好んで奕をぶ。事を廢し業をて、寢ととをる。字通「好」の項目を見る。

【採択】さいたく

普及版 字通
えらびとる。〔三国志、呉主伝〕(も)し小臣の中、用すべきらば、(なん)ぞ人を以て言を廢して擇せざることを得んや。字通「採」の項目を見る。

【県軍】けんぐん

普及版 字通
遠くで作戦する。〔三国志、魏、陳泰伝〕縣軍く僑(けう)(旅)し、糧繼(つ)がず。是れ我やかにみてを破るの時なり。字通「県」の項目を見る。

【游学】ゆう(いう)がく

普及版 字通
他郷にゆき学ぶ。〔三国志、魏、原伝〕原、東に在り。一年の中、きて原に歸して居る數百家。游學の士、授の聲えず。字通「游」の項目を見る。

【宿懐】しゆくかい(くわい)

普及版 字通
前からの考え。〔三国志、呉、張温伝〕昔の君子は皆私忿を抑へ、以て君のをす。~故にに宿懷を今日に發し、愚言を聽にる。字通「宿」の項目を見る。

【詢納】じゆんのう(なふ)

普及版 字通
意見をきき、うけ入れる。〔三国志、蜀、郤正伝〕上は詢の弘を垂れ、下は匡救の責り。士にの無く、民に一行の迹り。字通「詢」の項目を見る。

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android