卓絶(読み)タクゼツ

デジタル大辞泉 「卓絶」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「卓絶」の意味・読み・例文・類語

たく‐ぜつ【卓絶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 圧倒的にすぐれていること。比肩するもののないほどに立派であること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「神叡法師、幼而卓絶、道性夙成」(出典:続日本紀‐養老三年(719)一一月乙卯)
    2. 「南方を正統にして高氏が罪を正されたることこそ、卓絶の見、万世の則と云べし」(出典:箚録(1706))
    3. [その他の文献]〔晉書‐孫楚〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「卓絶」の読み・字形・画数・意味

【卓絶】たくぜつ

傑出する。〔三国志、魏、管寧伝〕高恬泊、跡を軌に擬し、行卓に偶(たぐひ)無し。~に宜しく束帛、璧を加へ禮を備へて聘すべし。

字通「卓」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android