卓絶(読み)タクゼツ

デジタル大辞泉 「卓絶」の意味・読み・例文・類語

たく‐ぜつ【卓絶】

[名](スル)他に比べるものがないほどすぐれていること。きわだってすぐれていること。「卓絶した業績を残す」
[類語]卓抜卓出卓越逸出めぼしい目立つ引き立つ顕著水際立つ著しい際立つ光る目を引く人目を引く人目につく目に立つひときわおも立つとりわけ値千金掛け替えのない群を抜く素晴らしい素敵見事立派最高絶妙秀逸結構目覚ましい輝かしい妙なるえも言われぬ上手巧みうまい巧妙老巧達者器用賢い上出来上上物の見事結構尽くめ何より・申し分が無い・言う事無し天晴れナイスワンダフル目の覚めるよう目に染みる冴える抜群抜きん出る飛び抜けるずば抜ける頭抜ける並外れる人並み外れる度外れ断トツ非凡出色傑出一日いちじつの長素人離れ玄人はだし超人的

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精選版 日本国語大辞典 「卓絶」の意味・読み・例文・類語

たく‐ぜつ【卓絶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 圧倒的にすぐれていること。比肩するもののないほどに立派であること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「神叡法師、幼而卓絶、道性夙成」(出典:続日本紀‐養老三年(719)一一月乙卯)
    2. 「南方を正統にして高氏が罪を正されたることこそ、卓絶の見、万世の則と云べし」(出典:箚録(1706))
    3. [その他の文献]〔晉書‐孫楚〕

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普及版 字通 「卓絶」の読み・字形・画数・意味

【卓絶】たくぜつ

傑出する。〔三国志、魏、管寧伝〕高恬泊、跡を軌に擬し、行卓に偶(たぐひ)無し。~に宜しく束帛、璧を加へ禮を備へて聘すべし。

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