ひと‐ずくな【人少】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「ひとすくな」とも ) 人数が少ないさま。人手が足りないさま。[初出の実例]「夜ふけて人ずくなにて物し給かな」(出典:大…
ひと‐だかり【人集・人簇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人が群がり集まること。また、その群集。人立ち。[初出の実例]「人たかりする瀬田の長はし 御調物何も見る事御ざらぬぞ〈均朋〉」(出典:…
ひと‐だより【人頼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 他人をあてにすること。事を行なうのに人まかせにすること。また、そのさま。人頼み。[初出の実例]「人頼(ヒトダヨ)りの結婚な…
ひと‐づき【人付】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人の意見や命令に簡単に従うこと。すなおに人のいいなりになること。また、その様子。[初出の実例]「いとひとつきにうつくしげに、〈略…
ひと‐べらし【人減】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人数を少なくすること。特に、使用人の数を減らすこと。[初出の実例]「人へらしよらずさわらぬりんき也」(出典:雑俳・柳多留‐三(1768))
ひと‐ぼうこう【人奉公】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =ほうこう(奉公)[初出の実例]「実(げ)に実に人奉公(ヒトホウコウ)にありては、大身は大身、小身は小身ににせ、相応の辛苦憂へひまな…
ひと‐めか・す【人めかす】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「めかす」は接尾語 ) 人並みに扱う。一人前として待遇する。また、立派な人間であるかのようにふるまう。[初出の実例]…
ひとり‐うど【独人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒ひとりゅうど(独人)
ひら‐びと【平人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 普通の人。ただの人。また、役などを勤めていない人。へいにん。[初出の実例]「大仏を平(ひラ)人にして使ふなり」(出典:雑俳・柳多留‐一…
フィン‐じん【フィン人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( フィンはFinn ) フィンランドを中心にヨーロッパ北部に定住し、フィン語系の言語を使用する諸族。中心集団は一世紀頃バルト海沿岸から…
ふかく‐じん【不覚人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 覚悟のたしかでない者。臆病な人。卑怯者。また、不覚をとる人。不覚者。不覚悟人。不覚悟者。ふかくにん。[初出の実例]「汝は人にも非ず…
つかえ‐びと(つかへ‥)【仕人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仕える人。側ちかく仕える人。家臣。奉公人。[初出の実例]「つくしぶねのつかへ人もきたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)藤原の君)
つくだ‐びと【佃人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 荘園領主の直営地を耕作するひと。
つこう‐ど(つかう‥)【仕人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =つこうまつりびと(仕人)[初出の実例]「後から美しい太鼓や旙(はた)や胡籙(やなぐひ)や弓や鉾などを持った仕人(ツカウド)が続いて出て…
ぜん‐じん【全人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 知識・感情・意志の調和した円満な人。完全な人格を備えた人。また、五体が完全な人。[初出の実例]「不レ赦二小過一則下無二全人(センジ…
ちせい‐じん【知性人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 スウェーデンの植物学者カール=フォン=リンネの用語。明確な言語能力をもち、抽象的な推理を行なう能力をもつ現生人類をさす。ドイツの哲…
ちゅう‐じん【厨人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 炊事や料理など台所を受けもつ人。料理人。くりやびと。[初出の実例]「厨人は大抵支那人或は崐崙奴なり」(出典:航米日録(1860)一)[そ…
ちょめい‐じん【著名人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 世間に名の知られた人。有名人。[初出の実例]「地方の一中等学校の年中行事にこの種の著名人がわざわざ参列する一事をもっても」(出典:…
こばみ‐にん【拒人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 手形の引受けや払渡しを拒絶する人。
ただ‐びと【徒人・只人・直人・常人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 神仏、また、その化身などに対して、ふつうの人間。また、特別の能力や才能を持っている人に対して、あたりまえの人間。つねの人。ただ…
じゅく‐じん【熟人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 諸道において、まだ奥義をきわめるには至っていないが、修行の結果一応の成果を収めた人。[初出の実例]「諸道に種・熟・已達(いたつ)と…
しゅご‐にん【守護人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 守護に任ぜられている者。守護の職権をもつ者。[初出の実例]「早為二守護人之沙汰一、召二問両方之子細一、任二道理一可レ停二止彼狼藉…
しち‐にん【七人】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 人数としての七。また、その人々。ななにん。[初出の実例]「紫の雲にのぼれる天人、七人つれてくだり給ふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊…
さすらい‐びと(さすらひ‥)【流離人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① あてもなくさまよい歩く人。流浪者。さすらえびと。〔改正増補和英語林集成(1886)〕[初出の実例]「萩に伏し薄に靡(なび)く故里(ふるさ…
さんきょ‐じん【山居人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 山中で修行をする人。さんきょにん。〔羅葡日辞書(1595)〕
コンゴ‐じん【コンゴ人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 アフリカニグロの一種族。コンゴの熱帯雨林に居住する。低身長で毛深く、鼻の幅が広い。
こん‐じん【今人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 今の世の人。現代の人。きんじん。[初出の実例]「古人今不見、今人那得長」(出典:性霊集‐一(835頃)遊山慕仙詩)「古人の書を読み今人(…
さい‐じん【賽人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神社仏閣に参詣する人。祭礼にもうでる人。賽客。賽者。賽者子。[初出の実例]「既にして説教終り賽人(サイじん)争て寺門を出づ」(出典:…
さいとり‐にん【才取人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さいとり(才取)①
さえ‐にん(さへ‥)【支人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 喧嘩、口論などを取りさばく人。仲裁人。さえびと。さいにん。[初出の実例]「シテ先、にげ出る。女も跡にをい出す。さゑ人跡より出」(出…
ベルベル人 ベルベルじん Berbers
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 北西アフリカ沿岸のマグリブ地方(チュニス・アルジェリア・モロッコ)に住む先住民。ムーア人ともいうフェニキア人やローマ・ビザンツの支配を受け…
マオリ人 マオリじん Maori
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ニュージーランドのポリネシア系先住民現在ニュージーランド総人口の1割強を占める。1840年にマオリ人の首長たちはイギリス政府とワイタンギ条約を…
ムーア人 ムーアじん Moors
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 本来はモロッコ地方に住むベルベル人をさす名称7世紀にアラビア人に征服されてしだいに改宗・混血した人々。これがイベリア半島を征服したとき,スペ…
モン人 モンじん Mons
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ビルマ・タイの沿岸地帯に居住する種族アウストロアジア語族に属するモン語を話す。早くからインド文化が流入し,これを発展させて周囲に大きな影響…
行商人 ぎょうしょうにん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 店舗を持たず,買い手を訪問して売り歩く商人古代から存在し,中世には座を結成して遠隔地行商に従った。近世以降は店舗商業および商品輸送組織の発…
クロマニョン人 クロマニョンじん Cro-Magnons
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 更新世末期の新人1868年,フランスのベーゼル川畔のクロマニョン岩陰遺跡から発見された。約4万〜3万年前にヨーロッパ各地,北アフリカに分布し,…
スウォンズコーム人 スウォンズコームじん Swanscombe mans
- 旺文社世界史事典 三訂版
- イングランド南東部,ケントのスウォンズコームで発見されたグレート−ブリテン島最古の人類約25万年前の,原人よりは進化した人類で,新人(ホモ−サ…
ソグド人 ソグドじん Sogdians
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中央アジアのサマルカンド付近のイラン系住民絹の道の東西貿易に活躍し,唐代の中国の記録には,ソグド人の子どもは生まれるや口に砂糖を含ませられ…
チェック人 チェックじん Czechs
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 西スラヴ族の一派ローマ−カトリックを受容し,9〜10世紀にモラヴィア王国やベーメン王国を建てた。西スラヴ族には,チェック人のほかにポーランド人…
チャム人 チャムじん Cham
- 旺文社世界史事典 三訂版
- インドシナ半島南東岸にいたインドネシア系の民族。➡ チャンパー
ネアンデルタール人 ネアンデルタールじん Homo Neanderthalensis
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1856年にドイツのデュッセルドルフ近郊のネアンデルタールで発見された旧人の一種この種の人類は地質時代の第四紀第3間氷期から第4氷期,すなわち…
フィリスティア人 フィリスティアじん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ ペリシテ人
アムル人 アムルじん Amurrus
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アラビアを原住地とする西セム語族の遊牧民族。アモリ人(Amorites)ともいう前2000年紀初め,シリアからメソポタミアに侵入して古バビロニア王国(…
イオニア人 イオニアじん Ionians
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古代ギリシア人の種族名東方方言群に属するイオニア語を用いた。ギリシア半島への定着は比較的早く,アテネから小アジア西岸のイオニア地方に広がっ…
御内人 みうちびと
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 鎌倉後期,幕府の執権北条氏の得宗家(惣領家)の家臣御内方 (みうちかた) ・得宗被官 (とくそうひかん) ・御内之仁ともいう。長崎氏らはその代表で…
三ケ日人 みっかびじん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 静岡県引佐 (いなさ) 郡三ケ日町で発見された旧石器時代人頭骨など7片の骨が更新世後期の石灰岩の地層から発見され,ホモ‐サピエンス(新人)に属す…
えんじん 猿人
- 小学館 和伊中辞典 2版
- uomo sci̱mmia(男)[複uo̱mini sci̱mmia];〘人類〙australopiteco(男)[複-chi, -ci]
アルーマニア人 (アルーマニアじん) Aroumanian
- 改訂新版 世界大百科事典
- アルーマニア語(ルーマニア語の方言)を話し,ギリシア北部,アルバニア南部,マケドニアに住むが,その数は数万とも40万ともいわれ,正確にはとら…
アングロ・サクソン人 (アングロサクソンじん) Anglo-Saxons
- 改訂新版 世界大百科事典
- 今日のイギリス人の根幹をなす民族。人種的にはコーカソイド(白色人種)の北方系に属し,長身,白色の皮膚,碧眼,金髪などの肉体的特徴をもつ。言…
バルタン星人
- デジタル大辞泉プラス
- 円谷プロダクションによる特撮ドラマシリーズ「ウルトラシリーズ」に登場する宇宙人。宇宙忍者。初登場作品は『ウルトラマン』。身長最大50メートル…