自然保護 (しぜんほご) conservation of nature
- 改訂新版 世界大百科事典
- 自然を人の社会活動による破壊から守るという考えは,欧米ではかなり古くから生じているが,日本では欧米文化が急速に浸透してきた明治以降と考えて…
しぜん‐いおう〔‐いわう〕【自然硫‐黄】
- デジタル大辞泉
- 天然に単体の状態で産する硫黄。黄色で、もろい。
しぜん‐しょくひん【自然食品】
- デジタル大辞泉
- 自然のままの食品。一般に、農薬や化学肥料を使わずに作った農産物と、食品添加物を含まない加工食品をいう。
しぜん‐つうふう【自然通風】
- デジタル大辞泉
- ボイラー内で、煙突によって自然に行われる通風。→強制通風
しぜん‐てつ【自然鉄】
- デジタル大辞泉
- 天然に産出する単体の鉄。ふつう少量のニッケルを含む。
しぜん‐ぶつ【自然物】
- デジタル大辞泉
- 人工・人為のものでなく、自然界に存在する形ある物。
しぜん‐ぼく【自然木】
- デジタル大辞泉
- 1 人間の栽培したものでなく、山野に自生している樹木。2 加工してない木材。
じねん‐じょう〔‐ジヤウ〕【自然生】
- デジタル大辞泉
- [名]ヤマノイモの別名。[名・形動]自然に生まれ出ること。人の手の加わっていないこと。また、そのさま。「―なる渋柿の一口に顔をしかめるおかし…
自然貨幣 (しぜんかへい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →貨幣
自然免疫 (しぜんめんえき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →免疫
しぜん‐し【自然死】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 老衰によって死ぬこと。生理的に諸機能が衰えたために死ぬこと。〔新しき用語の泉(1921)〕
しぜん‐じ【自然児】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 生まれたままの純粋無垢(むく)な性情を持つ者。世俗の風潮などにけがされていない者。また、野蛮な者にもいう。[初出の実例]「自然児は到…
しぜん‐しん【自然神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自然の事物や自然の力を崇拝して神格化したもの。[初出の実例]「左れど余は人性自然神を信ぜんと欲する欽慕の情ありと思ふなり」(出典:…
しぜん‐せんたく【自然選択】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 生物は自然環境の中での生存競争の結果、外界に対しわずかでもすぐれた形質を持つものが適者生存して子孫を残し、劣者は子孫を残さずに滅…
しぜん‐はん【自然犯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =けいじはん(刑事犯)
しぜん‐ぼく【自然木】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 栽培した樹木でなく、自然のまま野山に育った樹木。また、自然のままで加工してない木材。じねんぼく。[初出の実例]「伊香保から買って来…
しぜん‐めんえき【自然免疫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人や動物が特定の病原体に対して生まれつき持っている抵抗性。広義には人工的操作によらないで獲得した免疫。先天免疫。〔からだの手帖(…
しぜん‐れき【自然暦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 開花、鳥の渡りなど、動植物の季節的変化を目安としてつくられた一種の暦。
自然生 (ヤマノイモ・ジネンジョウ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Dioscorea japonica植物。ヤマノイモ科の多年生つる植物,園芸植物,薬用植物
自然粳 (ジネンゴ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。イネ科の二年草。カラスムギの別称
じねん‐ぼく【自然木】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 野生している樹木。また、自然のままで加工していない木材。しぜんぼく。じねんもく。[初出の実例]「上から洩ってくる雫が自然木(ジネン…
ちょうしぜん 超自然
- 小学館 和伊中辞典 2版
- ◇超自然的 超自然的 ちょうしぜんてき soprannaturale ¶超自然現象|feno̱meno soprannaturale
自然主義 しぜんしゅぎ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 19世紀後半,フランスにおこった文芸思潮で,人間を形成する遺伝と環境を観察分析し,ありのままの人生をとらえて,病弊を解明しようとするもの日本…
不自然《な》
- ポケットプログレッシブ独和・和独辞典(和独の部)
- unnatürlich
fu-shízen, ふしぜん, 不自然
- 現代日葡辞典
- A artificialidade.~ na|不自然な∥Artificial;forçado;não natural;afe(c)tado~ na warai|不自然な笑い∥O sorriso ~.[S/同]Sa…
shizén-jin, しぜんじん, 自然人
- 現代日葡辞典
- 1 [社会・文化などの影響を受けていない生まれたままの本性をもつ人間] O homem natural [que não se dixou estragar pela sociedade].2 [個…
大自然 dàzìrán
- 中日辞典 第3版
- [名]大自然.跟~作斗争dòuzhēng/大自然に挑む.保护bǎofù~/大自然を保護する…
自然エネルギー
- 知恵蔵
- 資源が有限で枯渇性の石炭・石油などの化石燃料や原子力とは異なり、太陽光・太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱など、自然現象の中で更新される…
だい‐しぜん【大自然】
- デジタル大辞泉
- はかりしれない大きな自然。偉大な自然。「大自然の懐にいだかれる」[類語]自然・天然てんねん・森羅万象しんらばんしょう・天工・造化ぞうか・天造…
自然公園
- 林業関連用語
- 自然公園法(昭和32年法律第16号)に基づき設定された国立公園、国定公園及び都道府県立自然公園をいう。
自然換気
- リフォーム用語集
- 機械に頼らない、自然通風や空気の温度差による煙突効果による換気。パッシブ換気とも呼ばれる。 機械換気と比較して、省エネルギーであるが、常に一…
黒川自然 (くろかわ-しぜん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒黒川良安(くろかわ-りょうあん)
しぜん‐じ【自然児】
- デジタル大辞泉
- 世俗の因習などにけがされていない純真無垢な者。また、あかぬけしないわがままで粗野な者。
しぜん‐どくせん【自然独占】
- デジタル大辞泉
- 産業全体の生産量を複数の企業で生産するより1社で生産した方が、全体の総費用が少なく効率的な場合、競争が成り立たず、独占状態になること。原因と…
しぜん‐こうはい〔‐カウハイ〕【自然交配】
- デジタル大辞泉
- 自然状態の下、または人為によらずに行われる動植物の交配。⇔人工交配。
自然価格【しぜんかかく】
- 百科事典マイペディア
- →生産価格
自然権【しぜんけん】
- 百科事典マイペディア
- ラテン語jus naturalis,英語natural rightなどの訳。国家によって与えられた実定法上の権利ではなく,国家成立以前に人が生まれながらにして有する…
自然数【しぜんすう】
- 百科事典マイペディア
- ふつうに物を数えるのに用いる数。正の整数1,2,3,…。→数/素数
自然崇拝【しぜんすうはい】
- 百科事典マイペディア
- 自然物や自然現象を崇拝対象とする宗教形態。英語ではnature-worshipないしnaturism。厳密には,天地,日月,山川,風雨,雷火などを対象とするもの…
自然免疫【しぜんめんえき】
- 百科事典マイペディア
- 生物体が生まれつきもっている免疫で,獲得免疫の対。唾液(だえき)などに含まれる酵素のような体液性因子と食細胞の働きや各組織の化学的・物理的条…
自然権 しぜんけん natural right
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 自然法上の権利をいい、実定法上の権利に対立する。日本の自由民権運動の時期には「天賦人権(てんぷじんけん)論」と訳された。自然権の思想を典型的…
自然対数 しぜんたいすう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 数eを底(てい)とする対数をいう。数eは、あるいは、級数の和として得られる数で、 e=2.71828182845904523536……eはいかなる整数係数の多項式の根(…
自然論 しぜんろん Nature
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの思想家R・W・エマソンの代表的著作。1836年刊。1832年から翌33年の最初のヨーロッパ旅行の間に、宇宙と人間精神の照応に関する想を得て、…
自然環境 しぜんかんきょう physical(natural) environment
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 人間の行動,生産と消費の生活に直接,間接の影響を与える自然的諸条件の総体。人文 (的) あるいは社会 (的) 環境に対していう。自然環境を構成する…
自然権 しぜんけん natural rights
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 法的規定以前に人間が本性上もっている権利をいう。伝統的「自然法」を社会形成の積極的な構成原理に援用した際に生れた近代的な観念である。思想的…
自然神 しぜんしん nature gods
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 太陽や月などの天体や,暴風雨,風,雨,雷などの自然現象をそのまま擬人化した神。 19世紀後半に活躍した比較神話学者たちは,すべての神が起源にお…
自然数 しぜんすう natural number
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 数1,2,…,n ,…をいう。ただし,最近の数学者のなかには,0をも自然数のなかに入れる人もある。自然数は,数体系のうちで最も単純で基礎的なもので…
自然選択 しぜんせんたく natural selection
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 自然淘汰ともいう。自然界において,人為的な原因でなく,自然的な原因によって,ある生物の集団のうち特定の性質をもつ個体が生延びる確率が相対的…
自然保護 しぜんほご nature conservation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 狭義には特定の生物の種あるいは群集の保護をいう。しかし自然界ではその構成要素である生物群集同士や無機的環境との間に一定の構造や動的関係が保…
しぜんさんらん【自然産卵】
- 改訂新版 世界大百科事典