しゅく‐かん(‥クヮン)【宿官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒しゅっかん(宿官)
しょう‐かん(‥クヮン)【昇官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官位が上がること。役人などの等級が上がること。〔布令必用新撰字引(1869)〕
しょうむ‐かん(シャウムクヮン)【商務官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 海外の大公使館・領事館に駐在し、主として通商関係の事務に従事した官吏。〔現代術語辞典(1931)〕
しょき‐かん(‥クヮン)【書記官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 記録を司る役。書記。[初出の実例]「製述官成琬・書記官李聃齢ならびに裨将洪世泰などいふものどもにあひて」(出典:随筆・折たく柴の記…
しょく‐かん(‥クヮン)【職官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒しょっかん(職官)
かかり‐かん(‥クヮン)【係官・掛官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ある仕事を専門に受け持っている役人。係りの役人。[初出の実例]「掛官も略(ほ)ぼ無罪の情実は洞察せられしものの」(出典:雪中梅(1886…
かんこう‐り(クヮンコウ‥)【官公吏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官吏・公吏の総称。現在の国家公務員・地方公務員にあたる。公務員。役人。[初出の実例]「殊に実際の仕事をする官公吏が、その冷淡さを代…
かんこく‐へいしゃ(クヮンコク‥)【官国幣社】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 昭和二〇年(一九四五)に神社の国家管理が廃止される以前、国が経営し、祭祀および宮司の任免を行なっていた神社の総称。官幣社、国幣社…
かん‐し(クヮン‥)【官史】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 弁官局の史の意 ) 太政官の弁官局の左右大史・少史のこと。[初出の実例]「外記・官史等諫(いさ)めさせ給ふに」(出典:保元物語(1220頃…
かん‐じ(クヮン‥)【官事】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 役所の事務。官府の事業。おおやけごと。[初出の実例]「乱二失官事一者。必无二隠諱一」(出典:続日本紀‐和銅元年(708)七月乙巳)「さて…
かん‐しゃ(クヮン‥)【官社】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 令制で、神祇官(じんぎかん)の神名帳に記載され、祈年祭(としごいのまつり)、月次祭(つきなみのまつり)、新嘗祭(にいなめさい)などを行…
かん‐しゅう(クヮンシウ)【官修】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 政府、朝廷など公的機関が編修すること。また、そのもの。② 政府、朝廷など公的機関が修理、修繕すること。
かん‐せん(クヮン‥)【官船】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官有の船舶。[初出の実例]「多く官船を設け、相当の賃銭にて、庶民に借すにしかず」(出典:公議所日誌‐一三・明治二年(1869)五月)
かん‐かい(クヮン‥)【官海】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 官吏の社会を海にたとえていう ) =かんかい(官界)[初出の実例]「官海(クヮンカイ)に電信(ひき)すくなからねば、いつしかさる省へ召…
がいこう‐かん(グヮイカウクヮン)【外交官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 外務大臣の監督の下に外国に駐在または派遣されて、外国との交渉事務を担当する公務員。特命全権大使、特命全権公使、特派大使およびその…
かん‐ぞく(クヮン‥)【官賊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官軍と賊軍。朝廷方の軍隊と朝廷に敵対する軍隊。[初出の実例]「官賊負傷者を看護治療する為めに」(出典:時事新報‐明治二一年(1888)七…
かん‐ちょう(クヮンチャウ)【官帳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 神祇官の帳簿の意 ) 諸国の神社の名を記載した神祇官備えつけの帳簿。神名帳(じんみょうちょう)。[初出の実例]「未二官帳入一田社事」(…
かん‐ちょう(クヮンテフ)【官牒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 役人の氏名を書きしるした札。官僚名簿。〔後漢書‐李固伝〕② 「だいじょうかんちょう(太政官牒)」の略。[初出の実例]「天台座主内供義…
かん‐てい(クヮン‥)【官底】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 太政官弁官局内にある大夫史を上首とする実務部門。特に文書記録を書写・保管し、これを検索利用して先例勘申や審理、証人尋問などの文…
かん‐ぱん(クヮン‥)【官班】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官位の順序。[初出の実例]「主客七人尚歯躬、官班雖レ異宴遊同」(出典:粟田左府尚歯会詩(969)暮春見藤亜相山荘尚歯会詩〈高丘相如〉)…
せん‐かん(‥クヮン)【浅官・賤官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 低い官位。位の低い官職。また、その人。高官に対していう語。[初出の実例]「旧記を考れば若年浅官の人は、十六歳以後も猶薄額を用べきよ…
つかさ‐やつこ【官奴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 古く、宮に隷属した奴婢。令制で国有の奴婢。また、狭義に男の奴隷。官奴婢(かんぬひ)。官奴(かんぬ)。[初出の実例]「臣(やつこ)が久しく…
はく‐かん【薄官・薄宦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒はっかん(薄官・薄宦)
はい‐かん(‥クヮン)【稗官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 「稗」はヒエ。つまらぬ穀物の意 ) 中国で、古代にあったとされる官。王者が世情風俗を知るため、民間の伝説、物語を探り、それを書き…
ばい‐かん(‥クヮン)【売官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金銭・財物を納めさせ、あるいは造営を行なわせるなどして、それを代償として官職を授けること。[初出の実例]「請レ停二売官一事」(出典…
beńmú-kan, べんむかん, 弁務官
- 現代日葡辞典
- O comissário.◇Kōtō ~高等弁務官O alto ~ 「dos refugiados」.
政務官 せいむかん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
しがくかん 視学官
- 小学館 和伊中辞典 2版
- ispettore(男)[(女)-trice]scola̱stico[(男)複-ci]
官物 かんもつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 令(りょう)制下で官に納入する諸税の総称。荘園(しょうえん)制においても、所当(しょとう)の年貢を官物と称した。[編集部][参照項目] | 所当官物
外交官 がいこうかん diplomatic agent diplomat
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大使、公使などの外交使節(外交使節団の長)とその主要な随員である外交職員をいう。「外交関係に関するウィーン条約」(1961年採択、64年発効)に…
神祇官 じんぎかん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- (1)令制(りょうせい)官司の一つ。古訓では「かみづかさ」とよむ。この官司・官名は天武(てんむ)・持統(じとう)朝(672~696)ころに成立したと思われ…
けいかん【京官】
- 改訂新版 世界大百科事典
かんそう【官奏】
- 改訂新版 世界大百科事典
かんづかさ【神祇官】
- 改訂新版 世界大百科事典
かんぬひ【官奴婢】
- 改訂新版 世界大百科事典
がいこくかん【外国官】
- 改訂新版 世界大百科事典
【誇官】こかん
- 普及版 字通
- 任官の廻礼。字通「誇」の項目を見る。
【県官】けんかん
- 普及版 字通
- 朝廷。字通「県」の項目を見る。
【酷官】こくかん
- 普及版 字通
- 酷吏。字通「酷」の項目を見る。
【下官】かかん(くわん)
- 普及版 字通
- 下級の官吏。その自称。〔梁書、曹景宗伝〕高數(しばしば)功臣を讌見(えんけん)し、共に故を(い)ふ。景宗後(あやま)りれ、或いはつて下官と(い)ふ。…
【官屋】かんおく(くわんをく)
- 普及版 字通
- 官舎。〔宋史、軾伝〕昌は故(もと)の耳(たんじ)の地なり。人の居るべきに非ず。~初め官屋を(か)りて以て居る。司ほ不可なりと謂ふ。軾、に地を買ひ…
【官街】かんがい
- 普及版 字通
- 役所街。字通「官」の項目を見る。
【官宦】かんかん
- 普及版 字通
- 役人。字通「官」の項目を見る。
【官休】かんきゆう
- 普及版 字通
- 退官。字通「官」の項目を見る。
【官仕】かんし
- 普及版 字通
- 仕官。字通「官」の項目を見る。
【官次】かんじ
- 普及版 字通
- 官階。字通「官」の項目を見る。
【官箴】かんしん
- 普及版 字通
- 官規。字通「官」の項目を見る。
【官荘】かんそう
- 普及版 字通
- 荘田。字通「官」の項目を見る。
【官曹】かんそう(くわんさう)
- 普及版 字通
- 役人たち。唐・杜甫〔三韻三、三〕詩 名利(いやし)くも取るべくんば 身をしてに傍(そ)はん 何(いつ)か當(まさ)に官曹かるべき 爾(なんぢ)が輩、…
【官兵】かんぺい
- 普及版 字通
- 官軍。字通「官」の項目を見る。