よう‐じん【庸人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 凡庸な人。普通の人。一般の人。常人。凡人。ようにん。[初出の実例]「貿々庸人識多躓、挙言不レ顧累相随」(出典:凌雲集(814)賀賜新集…
よみ‐びと【読人・詠人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 歌などをよんだ人。[初出の実例]「題をもよみ人をもあらはし心得たるこそ見所もありけれ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蓬生)
よわい‐びと(よはひ‥)【齢人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 高齢の人。年長者。② 昔、天子が元服の時、御酒を奉じ、祝詞を献じた人で、公卿の中で第一の老人。[初出の実例]「君が代の幾千とせをか…
らい‐じん【癩人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =らいにん(癩人)[初出の実例]「日本の癩人(ライジン)」(出典:雑談集(1305)一〇)
ユダヤ‐じん【ユダヤ人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 イスラエル人。セム族の一派、アラム族の一つでアモライト・ヒッタイト・フィリスタインと混血して成立。ユデア人。ヘブル人。ジュー。狭…
ぼくぐう‐じん【木偶人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 でくのぼう。でく。くぐつ。もくぐうじん。
ほしょう‐にん【保証人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ある人の身元や債務義務などについて保証する人。保証債務を負う人。うけにん。[初出の実例]「保証人 巡察弾正正六位下石川朝臣弟勝 隼人…
たわれ‐びと(たはれ‥)【戯人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 浮気者。好色な人。すきもの。[初出の実例]「対の御方いと色めかしう、世のたはれ人にいひ思はれ給へるに」(出典:栄花物語(1028‐92頃)…
ちそう‐にん【馳走人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 心を尽くして世話をしてくれる人。親切に面倒をみる人。また、接待、もてなしの係をする人。[初出の実例]「対我等幸侃無比類馳走人にて候…
こさく‐にん【小作人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地主の土地を契約により借り受け、小作料を払って耕作または養畜の事業を行なう農民。〔財政経済史料‐二・経済・農政・勧農法・文政一一…
ちょう‐じん【寵人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 寵愛している人。気に入りの人。ちょうにん。[初出の実例]「年来(としごろ)深草の天皇の寵人として」(出典:今昔物語集(1120頃か)一九)…
ちょう‐にん【寵人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ちょうじん(寵人)
ちんしゃく‐にん【賃借人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 賃借した人。賃貸借契約の当事者である借主。[初出の実例]「賃借人が賃借物に付き賃貸人の負担に属する必要費を出たしたるときは」(出典…
つうやく‐にん【通訳人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 通訳をする人。[初出の実例]「国語に通じない者に陳述をさせる場合には、通訳人に通訳をさせなければならない」(出典:刑事訴訟法(1948…
つかい‐びと(つかひ‥)【使人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 召使う者。召使い。使用人。下僕。下男。つかいと。[初出の実例]「比丘尼の修行する房の中に侍(ツカヒ人)童女有り」(出典:天理本金剛…
つかまつり‐びと【仕人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 つかえる人。つこうまつりびと。従者。[初出の実例]「時に従者(ツカマツリヒト)有て田道の手(た)を取得て」(出典:日本書紀(720)仁徳五…
つくし‐びと【筑紫人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 筑紫地方の人。九州出身の人。[初出の実例]「つくし人は三日こもらむと心さし給へり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)玉鬘)
デーン‐じん【デーン人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] Danes 「デンマーク人」の意 ) 八~一一世紀にイングランドに侵入したノルマン人の一派に対するイギリス人の呼称。一〇一六年デ…
ドイツ‐じん【ドイツ人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ドイツ国籍を有する人。ゲルマン民族を主とし、ドイツ語を話す。
人集り
- 小学館 和西辞典
- gran multitud f., gentío m., mucho público m.通りは黒山の人だかりだった|Se apiñaba la gente en la calle.
三人
- 小学館 和西辞典
- tres personas fpl.三人寄れば文殊の知恵 ⸨諺⸩Cuatro ojos ven más que dos.三人組trío m.三人称⸨文法⸩ tercera persona f.
アヴァール人 アヴァールじん Avars
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中央アジアのモンゴル系遊牧民460年ごろ南ロシアに現れ,1世紀後パンノニア(現ハンガリー西部)に移動し,エルベ川に達する大帝国を建設。コンスタ…
アングル人 アングルじん Angles
- 旺文社世界史事典 三訂版
- イギリス人の根幹をなすアングロ−サクソン族の一派民族的にはゲルマン人に属する。ユトランド半島の南部に居住していたが,ジュート人・サクソン人に…
エトルリア人 エトルリアじん Etrurians (イギリス) Etrusci (ラテン)
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古代イタリアのトスカナ地方に住んだ系統不明の民族その原住地については小アジア説とイタリア説が対立。前7世紀ごろが最盛期。王政の12の都市国家…
猿人 えんじん Ape-man
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 更新世(洪積世)前期(200〜100万年前)の人類アフリカ南部・東部で発見された化石骨アウストラロピテクス群で,類人猿から人類への移行の中間段階…
牙人 がじん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ 牙行
ケルト人 ケルトじん Celts
- 旺文社世界史事典 三訂版
- インド−ヨーロッパ系のヨーロッパ先住民族ゲルマン人が侵入する以前の西ヨーロッパを支配した。原住地は南ドイツと考えられるが,前7世紀までに現在…
コプト人 コプトじん Copts
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古くからキリスト教に帰依したハム語族のエジプト人上エジプト地方に多く住んでいる。異端とされた単性説を信じ続け,3〜13世紀ごろまで独自のすぐ…
むかし‐びと【昔人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 昔の世の人。古人。むかしの人。[初出の実例]「むかし人は、かくいちはやきみやびをなんしける」(出典:伊勢物語(10C前)一)② 亡き…
るい‐じん【誄人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 誄詞を述べる人。誄文を読む人。[初出の実例]「従四位上当麻真人智徳、率二誄人一奉レ誄」(出典:続日本紀‐慶雲四年(707)一一月丙午)
ドーリア人 ドーリアじん Dorians
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前1200〜前1000年ごろ,鉄器をもって最も遅れてギリシアに南下・侵入したギリシア人の一分派。ドーリス人ともいうペロポネソス半島に移動して定住し…
南人 なんじん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 金〜元代に南方の中国人をさした呼称元は治下の諸民族をモンゴル人・色目 (しきもく) 人・漢人・南人と4つに区分したが,南人は最後まで元に抵抗し…
バスク人 バスクじん Basques
- 旺文社世界史事典 三訂版
- フランスとスペインとの国境地帯のバスク地方に住む民族現在,フランスとスペインに約300万人が居住し,言語・服装・舞踏・競技などに独自の文化を保…
ヘブライ人 ヘブライじん Hebrews
- 旺文社世界史事典 三訂版
- セム語族の一派。みずからはイスラエル(「神が支配する」の意)と称した前2000年紀にユーフラテス川流域からシリアに移り,一部はエジプトに移った…
ヤペテ人 ヤペテじん Japhetic
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古代オリエントの1民族群の呼称カスピ海岸を原住地とする古代カフカース語系の民族とみられ,シュメール人・フルリ人・小アジア原住民(ヒッタイト…
下作人 げさくにん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 荘園制下,地主化した作人に対して直接耕作者である百姓をいう鎌倉後期以降作手職が分化して耕作権ではなく地主的な得分権となるにしたがい,彼らの…
作人 さくにん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 荘園制下における農民の一階層鎌倉時代の荘民には,名田 (みようでん) の所有者である名主層のほかに「百姓」と呼ばれる小農民がいた。これが作人で…
沙汰人 さたにん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 中世〜近世,沙汰(裁判・命令)を実際にとり行う人役所の雑掌をいう場合が多い。荘園では年貢徴収などにあたった下級荘官で,主として在地の有力名…
牢人 ろうにん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸時代,主家を離れ禄を失った武士「浪人」とも書く。関ケ原の戦い・大坂の役後牢人が急増し,江戸初期の大名抑圧策による減・転封,改易などでい…
げしゅにん 下手人
- 小学館 和伊中辞典 2版
- assassino(男)[(女)-a],omicida(男)(女)[(男)複-i]
しょじ‐にん(ショヂ‥)【所持人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 持っている人。携帯している人。[初出の実例]「所持人差支の有無、穿鑿の上借揚ぐべし」(出典:公議所日誌‐一三・明治二年(1869)五月)
しょ‐にん【庶人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =しょじん(庶人)[初出の実例]「江都第一流の名刹として法雨庶人(ショニン)に霑ひ」(出典:江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉五)
け‐びと【食人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 古代、葬儀のとき、死者の霊前に食物を供える役の人。ししひと。[初出の実例]「鷺を掃持(ははきもち)と為(し)、翠鳥(そにどり)を御食人(…
こうさく‐じん【工作人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物や道具を作り、これを使用することに、他の動物とは違った人間の特色があるとする人間観。ホモファベル。
こうそ‐にん【控訴人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 控訴をした人。第一審の判決に不服で、上級裁判所に再審理を要求した人。この要求をすることのできる人は、民事訴訟では第一審の敗訴者、…
こうもう‐じん【紅毛人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 オランダ人。江戸時代、ポルトガル人、スペイン人を南蛮人と呼んだのと区別していった。のち、広く欧米人をいった。西洋人。[初出の実例]…
じん‐げん【人言】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人の話すことば。人語。[初出の実例]「空堂寂莫人言少、雑樹朦朧暗昏暁」(出典:経国集(827)一四・清涼殿画壁山水歌〈嵯峨天皇〉)[そ…
じん‐ごう(‥ガウ)【人豪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 器量のすぐれた人物。豪傑。〔広益熟字典(1874)〕 〔史記‐陳余伝〕
じん‐じん【仁人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仁の徳を備えている人。仁者。[初出の実例]「年齢及二知命一。仁人之所レ惻」(出典:江都督納言願文集(平安後)五・天永二年不知願主逆…
じん‐だい【人代】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神代(じんだい)に対して、人皇第一代の神武天皇以降の天皇によって統治された時代をいう。[初出の実例]「爰及二人代一。此風大興。長哥短…