「人」の検索結果

10,000件以上


しま‐びと【島人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 島の住人。島に住んでいる人。島の人。しまじん。[初出の実例]「秋くれば恋するしがのしま人もおのがつまをや思ひいづらん」(出典:重之…

じん‐こ【人戸】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 人家。民家。また、人民。住民。[初出の実例]「下宿より山谷に至る間、人戸中ごろ断へ、一面の田野、所謂る小塚原是なり」(出典:江戸繁…

じん‐じつ【人日】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 東方朔の「占書」に見える中国の古い習俗で、正月の一日から六日までは獣畜を占い、七日に人を占うところから ) 五節供の一つ。陰暦正…

じん‐にょう(‥ネウ)【人尿】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 人間の尿。〔多識編(1631)〕

じん‐よう【人用】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 俗世間の人間のために使うこと。俗事に使うこと。また、そのもの。[初出の実例]「事実者已非下興二隆仏法一之志上。定招下貪二婪人用一…

じゅうざい‐にん(ヂュウザイ‥)【重罪人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 重い罪を犯した人。重罪者。[初出の実例]「件二人破戒無慙之僧也、〈略〉思是彌陀之本願不棄重罪人也」(出典:中右記‐保安元年(1120)二…

しゅう‐さくじん(シウ‥)【周作人】

精選版 日本国語大辞典
中国の翻訳家、随筆家。名は槐寿。魯迅(周樹人)の弟。日本に留学。一九一一年の革命のときに帰国し、北京大学東方文学(日本文学)系主任教授など…

しゅっとう‐にん【出頭人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 一定の場所に出頭した人。官庁、役所などに出向いた者。出頭者。② 室町時代から江戸初期にかけて、幕府または大名の家で、常に主君に近…

ここのえ‐びと(ここのへ‥)【九重人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 禁中に仕える人。大宮人。[初出の実例]「雲のたつ八重欵冬(やへやまふき)の花さかりここのへ人におらせてしかな〈平祐挙〉」(出典:夫木…

こころばせ‐びと【心人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 心ばせのある人。気だてのすぐれている人。情ある人。[初出の実例]「さる方につけての心ばせ人に取りつつ、見そめしより」(出典:源氏物…

いし‐ひと【石人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 墓の周囲に儀装物として立てた、石造りの人形。石で人物をかたどったもの。せきじん。

かかりゅうど(かかりうど)【掛人・懸人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 「かかりびと(掛人)」の変化した語。[初出の実例]「扨は若後家、かかりふ人(ト)浪人のなぐれ、盲女、かまはらひに至るまで」(出典:談…

ささやけ‐びと【細人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ささやかな人。小柄な人。[初出の実例]「せんじの君は、ささやけ人のいとほそやかにそびへて」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘六年正…

う‐びと【鵜人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =うかい(鵜飼)②《 季語・夏 》[初出の実例]「鵜飼〈略〉『鵜舟』『鵜人』『鵜縄』など鵜をつかふ心、皆夏也」(出典:俳諧・滑稽雑談(…

うま‐ひと【味人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「うまびと」とも ) 身分、家柄のよい人。りっぱな人。貴人(きじん)。[初出の実例]「宇摩比等(ウマヒト)は 于摩譬苔(ウマヒト)どちや …

ぎょうじ‐にん(ギャウジ‥)【行事人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 事を担当、世話する人。世話役。奉行人(ぶぎょうにん)。〔後漢書‐杜根伝〕

ぎょ‐じん【圉人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 中国の周代、軍官に仕え牧畜をつかさどった官名。転じて、馬を飼う人。馬の世話をする人。馬飼い。[初出の実例]「河爾克洛弗的(ホルクロ…

けい‐じん【刑人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 刑罰を受ける人。刑余の人。[初出の実例]「君子は刑人にちかづかず、刑人にちかづくはすなはち死をかろんずる道なり」(出典:平家物語(…

けが‐にん【怪我人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 怪我をした人。負傷者。[初出の実例]「八月朔日、当地以之外の大風雨にて、〈略〉怪我人多く有之候よし」(出典:小津桂窓宛馬琴書簡‐天保…

げしゅく‐にん【下宿人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 下宿している人。[初出の実例]「下谷区にては昨今日に下宿屋が増し、泊り手よりは家の方が多き姿ゆへ、何処も余り下宿人を見ず」(出典:…

け‐にん【化人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 仏語。仏菩薩が、衆生を救うために、仮に人の姿となってあらわれたもの。化生(けしょう)の人。[初出の実例]「さきの年此仏をつくりしは…

くず‐びと【国栖人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =くず(国栖)[ 一 ]②[初出の実例]「十九年の冬十月、戊戌の朔に、吉野の宮に幸したまひき。時に国樔人(クスヒト)来朝り」(出典:日本書…

こう‐じん【候人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =こうにん(候人)[初出の実例]「のちに聞けば阪本のかうじん殿原が子と聞く」(出典:本福寺跡書(1560頃)妙専尼懐妊夢相之事)

こう‐じん【貢人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 令制で、貢挙された人をいう。[初出の実例]「凡貢人。皆本部長官。貢二送太政官一」(出典:令義解(718)考課)

こう‐にん【候人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 蔵人所(くろうどどころ)の職員。殿上(てんじょう)に伺候して御膳(ごぜん)や宿直の役目をした人。[初出の実例]「爰に二条禅定殿下の候人(…

ごう‐にん(ゴフ‥)【業人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 前世の悪業の報いとして現世の苦難をうける人。また、悪業(あくごう)を行なう人。業さらし。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「…

かた‐うど【方人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「かたひと」の変化した語 )① =かたひと(方人)② ( ━する ) 味方すること。ひいきをすること。また、味方。仲間。[初出の実例]「あひ…

ぶん‐じん【聞人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 世間によく名のきこえた人。名高い人。有名人。[初出の実例]「一時聞人源道済・藤公任・江嘉言輩、皆友善」(出典:艸山集(1674)六・能…

ふうきょう‐じん(フウキャウ‥)【風狂人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 精神状態が普通でない人。[初出の実例]「三町をも越える大盤石を、刳貫かうと云ふ瘋狂人ぢゃ」(出典:恩讐の彼方に(1919)〈菊池寛〉三…

ふ‐じん【富人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 富裕な人。金持。財産家。[初出の実例]「俄不慮之外、一天之人令レ与二財物一、已成二富人一」(出典:江談抄(1111頃)六)[その他の文献]…

ひっとり【一人】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 「ひとり(一人)」の変化した語。[初出の実例]「もたれたがる・ひっとりひとりお通夜の衆」(出典:雑俳・軽口頓作(1709))

ひと‐あつかい(‥あつかひ)【人扱】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 親身になって人を世話すること。[初出の実例]「さすがにあまたの御人あつかひせし親ざまになり給へるを」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)…

ひと‐あなずられ(‥あなづられ)【人侮】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 人にあなどられること。人にさげすまれること。[初出の実例]「かう数にもあらず、人あなつられなる身にはあれども」(出典:宇津保物語(9…

ひと‐あらため【人改】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 関所や番所で通行人を取り調べること。また、その役人。関所役人。番所役人。[初出の実例]「常々人改之儀は先規より如有来申付、往還之…

ひと‐うけ【人請】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 江戸時代、奉公人などの身元保証をすること。また、その保証人。[初出の実例]「人請に立申まじく並口あひ仕間敷事」(出典:仮名草子・悔…

ひと‐おき【人置】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 江戸時代、遊女・妾・奉公人などの周旋屋。求職者に一時の宿を貸したり、その身許保証人などを引き受けたりした。口入屋。慶庵。[初出の…

ひと‐がい(‥がひ)【人甲斐】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 人としての資格。人らしいしるし。人としての生きがい。[初出の実例]「身のなる果ての牛若丸、人がひもなき今の身を」(出典:謡曲・烏帽…

ひと‐ぎき【人聞】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 他人が聞くこと。また、人が聞いていだく思い。世間の聞こえ。外聞。[初出の実例]「ただにやみしぬるよりも人聞はづかしくおぼえ給ふな…

ひと‐きれ【人切】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 人の切れはしの意。「ひとぎれ」とも ) 人と称し得るもの。ひとっこ。多く「人切れない」の形で、全く人がいないの意に用いる。[初出の…

ひと‐ぐま【人隈】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 人のいない所。人けのない所。[初出の実例]「誰れもとりはづしては隠れなけれど、人ぐまをも用意するに隠れてぞ侍るかし」(出典:紫式部…

ひと‐ざま【人状・人様】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 その人の人がら、雰囲気などの大体のようす。人柄。人品。にんてい。[初出の実例]「人ざまもよき人におはす」(出典:竹取物語(9C末‐1…

ひと‐しげ・し【人繁】

精選版 日本国語大辞典
〘 形容詞ク活用 〙 人が大勢いる。人気(ひとけ)が多い。[初出の実例]「人しげきところなれば、〈略〉帰り出でたるに」(出典:平中物語(965頃)二六)

ひと‐ずれ【人擦】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 多くの人の中でいろいろな経験をつんで、世なれていること。[初出の実例]「少(すこし)も人ずれのしない、何とも言へぬ奥ゆかしさのある可…

ひと‐ぞろえ(‥ぞろへ)【人揃】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 要員を確保すること。頭数をそろえること。[初出の実例]「羽指となって初めての船出〈略〉いよいよ人揃へも済み」(出典:いさなとり(189…

ひと‐たがえ(‥たがへ)【人違】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =ひとちがい(人違)[初出の実例]「人たがへに聞えさせたるにや侍らん」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)

ひと‐だのめ【人頼】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 形動 ) 他人をあてにさせること。人にたのもしく思わせて、実際には、その期待にこたえないこと。そら頼みさせること。また、そのさま…

ひと‐づもり【人積】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 人物や人数の見積もり・予定。[初出の実例]「騎馬人数人積(ひとヅモリ)」(出典:子孫鑑(1667か)上)

ひと‐なつかし・い【人懐】

精選版 日本国語大辞典
〘 形容詞口語形活用 〙 いつもに増して人が妙に親しみをもって感じられる。人の中にまじわりたいという思いがする。人の生活がなつかしい。[初出の…

ひと‐まぜ【人交】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仲間に他の人をまぜ加えること。[初出の実例]「人交(マセ)もせず戦て」(出典:太平記(14C後)一)

ひと‐まち【人待】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 人の来るのを待っていること。ひともうけ。[初出の実例]「人待とおぼしくて、あやしばみたる輩侍也」(出典:古事談(1212‐15頃)四)

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android