えん‐あん【宴安】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 遊び楽しむこと。気楽に遊び暮らすこと。安逸。[初出の実例]「則大内之深秘。路寝之宴安」(出典:本朝文粋(1060頃)一一・翫鶯花詩序〈…
貞安 (ていあん)
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:1539年3月7日安土桃山時代;江戸時代前期の浄土宗の僧1615年没
しゃ‐あん【謝安】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国、東晉の政治家。字(あざな)は安石。陳郡陽夏(河南省大康県)の名門の出身。博識で風流を好み、王羲之らと交わり、書をよくした。会稽に寓居し…
あん‐い(‥ヰ)【安位】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 執着、固定観念などを離れた無心自由な境地。また、その境地に達すること。② =あんざ(安座)①[初出の実例]「修行堅住の為に盤石の上に…
あん‐こ【安固】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 安全で堅固なこと。安定してゆるぎないさま。[初出の実例]「政府の暴虐を防ぎ、国家の安固を得んとして」(出典:代議政体(1875…
あん‐・ず【安】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行変 〙① 安置する。[初出の実例]「如レ金玉求二得二粒一、即奉レ入レ絹了奉二将向一、只今安二彼御辛樻上一」(出典:春記‐長元元年(10…
やす‐だいじ【安大事・易大事】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 容易にみえて実際には一大事なこと。たやすそうにみえて実際は油断のならない大事。やさしそうにみえて案外むずかしいこと。[初出の実例…
やす‐どまり【安泊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 安い値段で泊まること。また、安い値段で泊まれる旅館。やすはたご。[初出の実例]「流行の安泊(ヤスドマ)りを、わたしも田圃で始める積り…
やす‐はたご【安旅籠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 安価な食物を供する店。また、宿賃の安い旅宿。やすやど。[初出の実例]「瓜やなすびや夕がほの汁 立よるは五条あたりのやす旅籠」(出典:…
やす‐むしろ【安席】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 安らかなむしろ。座り心地のよい敷物。[初出の実例]「梯立の 嶮しき山も 我妹子と 二人越ゆれば 椰須武志呂(ヤスムシロ)かも」(出典:日…
りゅう‐あん(リウ‥)【劉安】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国、漢の高祖の孫。淮南(わいなん)王に封ぜられた。文学・方術を好み、多くの学者、文人を食客として抱え、「淮南子」二一巻を編纂した。芸文を好…
てんあん【天安】
- 日本の元号がわかる事典
- 日本の元号(年号)。平安時代の857年から859年まで、文徳(もんとく)天皇、清和(せいわ)天皇の代の元号。前元号は斉衡(さいこう)。次元号は貞観(じょ…
けん‐あん【建安】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中国、福建省建陽県から産した黒釉を掛けた天目茶碗。宋代の士大夫階級に賞用され、日本にも鎌倉・室町期に請来され珍重された。→建盞(…
安南 アンナン Annam
- 旺文社日本史事典 三訂版
- インドシナ半島東岸の狭長な地方。現在のヴェトナムその名は唐の安南都護府(唐の南辺統治機関)に由来する。唐末,五代(907〜960)の争乱に乗じて…
【阜安】ふあん
- 普及版 字通
- さかんで安らかなこと。〔周礼、地官、大司徒〕日至(夏至と冬至)の景、尺五寸、之れを地中と謂ふ。天地の合ふ、四時のはる、風雨の會するなり。~…
【便安】べんあん
- 普及版 字通
- 落ちつく。字通「便」の項目を見る。
【寧安】ねいあん
- 普及版 字通
- 安らか。〔後漢書、和帝紀〕先位にき、務めて力役を休め、~典を探し、復(ま)た鹽鐵を收め、以て不(ふぐ)を防備し、邊を安にせんと欲す。而るに多く…
【恬安】てんあん
- 普及版 字通
- 安らか。〔漢書、厳安伝〕富相ひ(ほこ)らず、以て其の心を和し、~心に和、其の性恬安にして營(まど)はざれば、則ち盜銷(ほろ)びん。字通「恬」の項…
【至安】しあん
- 普及版 字通
- 平安。字通「至」の項目を見る。
【庸安】ようあん
- 普及版 字通
- なんぞ。字通「庸」の項目を見る。
【安懐】あんかい
- 普及版 字通
- なつく。字通「安」の項目を見る。
【安固】あんこ
- 普及版 字通
- 堅固。字通「安」の項目を見る。
【安徐】あんじよ
- 普及版 字通
- 静か。字通「安」の項目を見る。
【安民】あんみん
- 普及版 字通
- 民の生活を安らかにする。〔書、皋陶〕(ああ)、人を知るに在り。民を安んずるに在り。字通「安」の項目を見る。
【尉安】い(ゐ)あん
- 普及版 字通
- 慰め安んずる。慰安。〔漢書、車千秋伝〕千秋~上(しやう)の年太子の獄を治め、誅罰尤も多く、群下懼するを見、上のを廣にし、衆庶を尉安せんことを…
广安 四川 Guǎng'ān
- 中日辞典 第3版
- <中国の地名>広安.鄧小平の故郷.
淮安 江蘇 Huái'ān
- 中日辞典 第3版
- <中国の地名>淮安.周恩来の故郷.
伏安 fú'ān
- 中日辞典 第3版
- [量]<電気>ボルト・アンペア.
毫安 háo'ān
- 中日辞典 第3版
- [量]<電気>ミリアンペア.
安瓿 ānbù
- 中日辞典 第3版
- [名]アンプル.▶英語ampulより.支,个.~锉cuò/アンプル切り.
安得 āndé
- 中日辞典 第3版
- <書>1 どうしたら得られよう.不入虎穴hǔxué,~虎子?/トラの穴に入らなければ,どうしてト…
安监 ānjiān
- 中日辞典 第3版
- [形]安全を管理する.~部门/安全管理部門.
安检 ānjiǎn
- 中日辞典 第3版
- [動]<略>(空港などで)セキュリティチェックをする.▶“安全检查jiǎnchá”の略.~门/セキュリティ…
安民 ānmín
- 中日辞典 第3版
- [動]民心を安定させる;民衆を安心させる.出榜bǎng~/布告を出して民心を安定させる.
安设 ānshè
- 中日辞典 第3版
- [動](設備を)取り付ける,据え付ける,設ける.~空调/エアコンを取り付ける.在屋顶wūdǐng~S…
安葬 ānzàng
- 中日辞典 第3版
- [動]埋葬する.▶“下葬xiàzàng”よりややていねいな言い方.父亲死后就~在村&…
【救安】きゆうあん
- 普及版 字通
- 安んずる。字通「救」の項目を見る。
【鈞安】きんあん
- 普及版 字通
- 平安。字通「鈞」の項目を見る。
安良郷あららごう
- 日本歴史地名大系
- 大阪府:摂津国西成郡安良郷「和名抄」は訓を欠く。天平勝宝九年(七五七)四月七日付の西南角領解(正倉院文書)の画師二三名をあげたなかに、史戸…
安美郷あなみごう
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:但馬国出石郡安美郷「和名抄」所載の郷。諸本ともに訓を欠くが、天平勝宝二年(七五〇)正月八日の但馬国司解(東南院文書)などにみえる出…
安庄あんどのしよう
- 日本歴史地名大系
- 奈良県:生駒郡安堵村東安堵村・西安堵村安庄興福寺雑役免田。延久二年(一〇七〇)の興福寺雑役免帳の平群(へぐり)郡に「安堵庄田畠五町五反 公…
士安 (しあん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒鉄山士安(てつさん-しあん)
安高 (あんこう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 平安時代前期の僧。大和(奈良県)元興(がんごう)寺にすむ。嘉祥(かしょう)2年(849)信海尼の遺言により,観法と連名で宇治の華厳院(けごんいん)(…
安宗 (あんしゅう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 813-887 平安時代前期の僧。弘仁(こうにん)4年生まれ。行教の甥(おい)。貞観(じょうがん)5年(863)山城(京都府)石清水(いわしみず)八幡宮の神宮寺で…
安澄 (あんちょう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 763-814 奈良-平安時代前期の僧。天平宝字(てんぴょうほうじ)7年生まれ。善議(ぜんぎ)に三論をまなび,密教にも通じ,勤操(ごんぞう)とともに大安寺…
安宝 (あんぽう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 平安時代前期の僧。斉衡(さいこう)3年(856)から貞観(じょうがん)8年にかけて近江(おうみ)(滋賀県)愛智郡(えちぐん)大国郷の土地をかいあつめ,…
安法 (あんぽう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 平安時代中期の歌人,僧。源融(とおる)(822-895)の曾孫。源適(かなう)の子。母は大中臣安則の娘。はやくから出家し,安法法師と号し,京都河原院(…
菊池安 (きくち-やすし)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1862-1894 明治時代の地質学者,鉱物学者。文久2年1月21日生まれ。明治17年母校東京大学の助教授となり,22年地質調査所嘱託をかねる。24年帝国大学…
休安 (きゅうあん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒蔭山休安(かげやま-きゅうあん)
安慶【あんけい】
- 百科事典マイペディア
- 中国,安徽省の南西部,長江北岸の都市。旧名懐寧。北に大竜山,南に長江を控え,古来軍事上の要地として重視された。製紙工業が発達,国内有数の茶…