きゅう‐じん(キウ‥)【球人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 琉球の人々。[初出の実例]「為朝逝去ののち、球人(キウジン)祠(やしろ)をたて」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)前)② 野球界にいる人…
ただ‐びと【徒人・只人・直人・常人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 神仏、また、その化身などに対して、ふつうの人間。また、特別の能力や才能を持っている人に対して、あたりまえの人間。つねの人。ただ…
ぜん‐じん【全人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 知識・感情・意志の調和した円満な人。完全な人格を備えた人。また、五体が完全な人。[初出の実例]「不レ赦二小過一則下無二全人(センジ…
ちゅう‐じん【厨人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 炊事や料理など台所を受けもつ人。料理人。くりやびと。[初出の実例]「厨人は大抵支那人或は崐崙奴なり」(出典:航米日録(1860)一)[そ…
ちょめい‐じん【著名人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 世間に名の知られた人。有名人。[初出の実例]「地方の一中等学校の年中行事にこの種の著名人がわざわざ参列する一事をもっても」(出典:…
アムル人 アムルじん Amurrus
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アラビアを原住地とする西セム語族の遊牧民族。アモリ人(Amorites)ともいう前2000年紀初め,シリアからメソポタミアに侵入して古バビロニア王国(…
イオニア人 イオニアじん Ionians
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古代ギリシア人の種族名東方方言群に属するイオニア語を用いた。ギリシア半島への定着は比較的早く,アテネから小アジア西岸のイオニア地方に広がっ…
クロマニョン人 クロマニョンじん Cro-Magnons
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 更新世末期の新人1868年,フランスのベーゼル川畔のクロマニョン岩陰遺跡から発見された。約4万〜3万年前にヨーロッパ各地,北アフリカに分布し,…
スウォンズコーム人 スウォンズコームじん Swanscombe mans
- 旺文社世界史事典 三訂版
- イングランド南東部,ケントのスウォンズコームで発見されたグレート−ブリテン島最古の人類約25万年前の,原人よりは進化した人類で,新人(ホモ−サ…
ソグド人 ソグドじん Sogdians
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中央アジアのサマルカンド付近のイラン系住民絹の道の東西貿易に活躍し,唐代の中国の記録には,ソグド人の子どもは生まれるや口に砂糖を含ませられ…
チェック人 チェックじん Czechs
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 西スラヴ族の一派ローマ−カトリックを受容し,9〜10世紀にモラヴィア王国やベーメン王国を建てた。西スラヴ族には,チェック人のほかにポーランド人…
チャム人 チャムじん Cham
- 旺文社世界史事典 三訂版
- インドシナ半島南東岸にいたインドネシア系の民族。➡ チャンパー
ネアンデルタール人 ネアンデルタールじん Homo Neanderthalensis
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1856年にドイツのデュッセルドルフ近郊のネアンデルタールで発見された旧人の一種この種の人類は地質時代の第四紀第3間氷期から第4氷期,すなわち…
フィリスティア人 フィリスティアじん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ ペリシテ人
ベルベル人 ベルベルじん Berbers
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 北西アフリカ沿岸のマグリブ地方(チュニス・アルジェリア・モロッコ)に住む先住民。ムーア人ともいうフェニキア人やローマ・ビザンツの支配を受け…
マオリ人 マオリじん Maori
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ニュージーランドのポリネシア系先住民現在ニュージーランド総人口の1割強を占める。1840年にマオリ人の首長たちはイギリス政府とワイタンギ条約を…
ムーア人 ムーアじん Moors
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 本来はモロッコ地方に住むベルベル人をさす名称7世紀にアラビア人に征服されてしだいに改宗・混血した人々。これがイベリア半島を征服したとき,スペ…
モン人 モンじん Mons
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ビルマ・タイの沿岸地帯に居住する種族アウストロアジア語族に属するモン語を話す。早くからインド文化が流入し,これを発展させて周囲に大きな影響…
行商人 ぎょうしょうにん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 店舗を持たず,買い手を訪問して売り歩く商人古代から存在し,中世には座を結成して遠隔地行商に従った。近世以降は店舗商業および商品輸送組織の発…
り‐じん【吏人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 役人。官吏。[初出の実例]「時被二吏人問一、何由栖二碧山一」(出典:黄葉夕陽邨舎詩‐後編(1823)二・石)[その他の文献]〔岑参‐送秘省虞…
御内人 みうちびと
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 鎌倉後期,幕府の執権北条氏の得宗家(惣領家)の家臣御内方 (みうちかた) ・得宗被官 (とくそうひかん) ・御内之仁ともいう。長崎氏らはその代表で…
三ケ日人 みっかびじん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 静岡県引佐 (いなさ) 郡三ケ日町で発見された旧石器時代人頭骨など7片の骨が更新世後期の石灰岩の地層から発見され,ホモ‐サピエンス(新人)に属す…
えんじん 猿人
- 小学館 和伊中辞典 2版
- uomo sci̱mmia(男)[複uo̱mini sci̱mmia];〘人類〙australopiteco(男)[複-chi, -ci]
こばみ‐にん【拒人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 手形の引受けや払渡しを拒絶する人。
いたずら‐びと(いたづら‥)【徒人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 元の職務、地位などを離れた人。用のなくなった人。[初出の実例]「いたづらびとにて侍れば、官(つかさ)、位のようも侍らねど」(出典:宇…
おごり‐びと【驕人・奢人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 おごる人。ぜいたくな人。誇らしげな人。おごりて。おごりもの。[初出の実例]「かのしくゎうてい、ぢょく第一のおごり人、此そなへを御ら…
が‐じん【牙人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国で、商取引の仲介人。牙行(がこう)。〔後山詩話〕
かせ‐にん【悴人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かせもの(悴者)①[初出の実例]「都辺土に貧なるかせ人壱人御座(おはし)けるが」(出典:仮名草子・夫婦宗論物語(1644‐46頃))
かち‐ど【徒人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 舟を用いないで、磯場へ泳いで行き、もぐって貝などをとる海女(あま)。また、海岸近くで樽を使う海女をいうこともある。
かつ‐にん(クヮツ‥)【活人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人を生き返らせること。また、その人。[初出の実例]「活人 クヮツニン」(出典:易林本節用集(1597))
コンゴ‐じん【コンゴ人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 アフリカニグロの一種族。コンゴの熱帯雨林に居住する。低身長で毛深く、鼻の幅が広い。
こん‐じん【今人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 今の世の人。現代の人。きんじん。[初出の実例]「古人今不見、今人那得長」(出典:性霊集‐一(835頃)遊山慕仙詩)「古人の書を読み今人(…
さい‐じん【賽人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神社仏閣に参詣する人。祭礼にもうでる人。賽客。賽者。賽者子。[初出の実例]「既にして説教終り賽人(サイじん)争て寺門を出づ」(出典:…
さいとり‐にん【才取人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さいとり(才取)①
さえ‐にん(さへ‥)【支人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 喧嘩、口論などを取りさばく人。仲裁人。さえびと。さいにん。[初出の実例]「シテ先、にげ出る。女も跡にをい出す。さゑ人跡より出」(出…
こうおつ‐にん(カフオツ‥)【甲乙人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 誰と限らずすべての人。貴賤上下の人。また、名をあげるまでもない一般庶民、雑人、地下人(じげにん)、凡下の者などをいう。[初出の実例…
こうじゅつ‐にん【公述人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 国会などの公聴会に出席し、学識経験者または利害関係人として意見を述べる人。
こうしょう‐にん【公証人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 法律行為など私法上の権利に関する事実について、当事者その他の関係人の依頼によって公正証書を作成し、私署証書や定款に認証を与える権…
こう‐じん【功人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① てがらのある人。功労のある人。功労者。こうにん。[初出の実例]「兼又今度之功人之已任未任、可下令二注進一給上之由、被二仰下一候也…
こう‐じん(カウ‥)【高人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 身分の高い人。高家(こうけ)。こうにん。また、風格のある人。高士。[初出の実例]「高人有レ意如垂レ訪。可レ答レ非下因二興尽一還上」(…
こう‐じん(クヮウ‥)【黄人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「こうしょくじんしゅ(黄色人種)」の略。[初出の実例]「人は、動物中の第一等にして〈略〉黄人白人赤人黒人棕色人の五種に」(出典:小…
ごうほう‐にん(ゴフホウ‥)【業報人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒ごっぽうにん(業報人)
さすらい‐びと(さすらひ‥)【流離人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① あてもなくさまよい歩く人。流浪者。さすらえびと。〔改正増補和英語林集成(1886)〕[初出の実例]「萩に伏し薄に靡(なび)く故里(ふるさ…
さんきょ‐じん【山居人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 山中で修行をする人。さんきょにん。〔羅葡日辞書(1595)〕
ナザレ‐びと【ナザレ人】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 初代のキリスト教徒に対して、それ以外のユダヤ人が用いた呼び名。② =ナザレは(━派)①[ 2 ] 聖書で、イエス‐キリストの呼称の一…
なん‐にん【何人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 はっきりしない人数、また、多くの人数を表わす。いく人。「何人いるか」「何人でもいい」「何人も来た」[初出の実例]「幾日の間に何人(…
にえ‐びと(にへ‥)【贄人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 贄にする魚や鳥などをとる人。贄狩りをする人。[初出の実例]「度子(わたりもり)、紀伊の国人小玉、申して曰さく、我は天皇の贄人為りや否…
どくしょ‐じん【読書人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 古くは「とくしょじん」とも ) よく書物を読む人。読書を好む人。特に中国で、学問をつみ、科挙をうけて官になった、あるいはなろうと…
と‐じん【屠人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「どじん」とも )① =とじ(屠児)② 料理人。[初出の実例]「屠(ド)人是を調て其の胙(ひもろぎ)を東宮に奉る」(出典:太平記(14C後…
にわとり‐びと(にはとり‥)【鶏人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 宮中で、夜の明けたことを知らせて回る役人。→けいじん。[初出の実例]「今宵より鶏人をわがためは暁人といはんとぞおもふ」(出典:宗長日…