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甲乙人 コウオツニン

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デジタル大辞泉の解説

こうおつ‐にん〔カフオツ‐〕【甲乙人】

年齢・身分などがいろいろな人。また、名前をあげるまでもない一般庶民。
「居り合はせたる―ら是を見て」〈保元・下〉

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

こうおつにん【甲乙人】

本来ある事柄に特定されない人々を指したが,やがて一定の資格をもたぬ人々,さらに庶民をさす身分用語に転化した中世語。甲・乙は現在のイ・ロやA・Bと同じく固有名詞に代用する記号で,甲日乙日,甲所乙所のように用いられた。甲乙人は甲人乙人丙人……の総称,つまりだれでもよい不特定の人間のよび名として使用された。たとえば〈この田は貴方の父からもらったものではなく甲乙人から買ったもの〉という文章では,伝領に無関係で固有名詞を示す必要のない第三者を指している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

こうおつにん【甲乙人】

特定の人間以外の一般人。転じて、貴族・侍以外の庶民。 「をり合はせたる-らこれを見て/保元

出典|三省堂
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