そうりょう‐しき〔ソウリヤウ‐〕【×惣領▽職】
- デジタル大辞泉
- 室町時代、幕府・守護に安堵あんどされた惣領が一族を統率する権限とそれに伴う得分。武士団に対する公権力の介入が強まった結果成立した。
職田 (しきでん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 8世紀初頭の大宝令制で,中央の太政大臣・左右大臣・大納言に,その官職に応じて40~20町の範囲で支給した田地,および郡司に支給した郡司職田のこと…
錺職 かざりしょく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 錺師ともいう。錺(飾り)を主とする職人。錺とは金属加工技術の鎚起(ついき)(金属板をたたいて造形する)のこと。中世の銀(しろがね)細工の技法を…
屋根職 やねしょく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 屋根ふきの職人。瓦屋根や板屋根の場合は特に屋根職を必要としないが,草屋根や檜皮葺 (ひわだぶき) の屋根には専門職人を必要とした。草屋根職人は…
専門職 せんもんしょく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 長期の教育訓練を通じて習得される高度の専門的知識・経験を必要とする職位,ないしはそのような職位を担当する人。通常は管理職とは別の職位系列で…
摂津職 せっつしき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 律令制官司の一つ。摂津国の統治を任とした。奈良時代,難波宮のおかれた摂津は政治,交通上の要地であったが,平安遷都に際し延暦 12 (793) 年3月廃…
跡職 あとしき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「跡式」「跡目 (あとめ) 」ともいう。鎌倉時代には相続されるべき財産を跡職といい,当時は分割相続であったので惣領の相続する家督と財産,庶子の…
しょくきゅう【職級】
- 改訂新版 世界大百科事典
しょしき【所職】
- 改訂新版 世界大百科事典
じょうししょく【上司職】
- 改訂新版 世界大百科事典
きょうしょく【郷職】
- 改訂新版 世界大百科事典
とくしょく【瀆職】
- 改訂新版 世界大百科事典
といしき【問職】
- 改訂新版 世界大百科事典
専門職 せんもんしょく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般的には医師や弁護士といった国家資格を必要とする専門的職業をさすが、日本企業の人事管理制度上における専門職とは、雇用管理の複線化の下で管…
軍職 ぐんしょく
- 日中辞典 第3版
- 军职jūnzhí.~軍職にある|担任dānrèn军职.
【署職】しよしよく
- 普及版 字通
- 官職。字通「署」の項目を見る。
【職官】しよくかん(くわん)
- 普及版 字通
- 官職。やくめ。〔左伝、成九年〕(晋の恵)曰く、能く樂せんかと。(楚囚、鍾儀)對(こた)へて曰く、先の官なり。敢て二事らんやと。之れに琴を與へ…
【職競】しよくきよう
- 普及版 字通
- 急務。字通「職」の項目を見る。
【職貢】しよくこう
- 普及版 字通
- みつぎ。貢職。〔左伝、襄二十八年〕小(国)の大(国)に(ゆ)くに五惡り。其の(大国の)罪(ざいれい)をき(飾り)、其の不足をひ、其の事を行はし…
【職秩】しよくちつ
- 普及版 字通
- 官俸。字通「職」の項目を見る。
【職弁】しよくべん
- 普及版 字通
- 主弁。字通「職」の項目を見る。
【職由】しよくゆう(いう)
- 普及版 字通
- ことの起こるところ。〔詩、小雅、十月之交〕下民の(わざは)ひは 天よりるに匪(あら)ず 沓(そんたふ)(話)背(口) として競うて人に由る字通「…
【百職】ひやくしよく
- 普及版 字通
- 百官。字通「百」の項目を見る。
【恋職】れんしよく
- 普及版 字通
- 名誉慾。字通「恋」の項目を見る。
【寓職】ぐうしよく
- 普及版 字通
- 臨時職。字通「寓」の項目を見る。
【選職】せんしよく
- 普及版 字通
- 人選をする官。字通「選」の項目を見る。
【史職】ししよく
- 普及版 字通
- 史官の職。唐・呉兢〔貞観政要を上(たてまつ)る表〕臣早(つと)にに居るを以て、誦をして心に在らざるは(な)し。字通「史」の項目を見る。
【后職】こうしよく
- 普及版 字通
- 皇后の位。字通「后」の項目を見る。
【散職】さんしよく
- 普及版 字通
- つまらぬ官職。〔唐書、李適之伝〕嘗(かつ)て李林甫とを爭ひて協(かな)はず。林甫は陰なり。~之、懼れて自ら安んぜず。乃ち宰に上(たてまつ)りて散…
【褫職】ちしよく
- 普及版 字通
- 免職。字通「褫」の項目を見る。
せん‐しょく【賤職】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =せんぎょう(賤業)[初出の実例]「老子荘周は吾が師なり、親賤職に居り〈嵆叔夜〉」(出典:新撰朗詠集(12C前)下)
そん‐しょく【遜職】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官位を辞すること。辞職。[初出の実例]「去月某日上二遜職之表一」(出典:明衡往来(11C中か)下末)[その他の文献]〔常袞‐授李抱玉開…
地頭職 じとうしき
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 地頭としての職権とそれに付随する得分の権利をいう。
うえき‐しょく(うゑき‥)【植木職】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =うえきし(植木師)[初出の実例]「大工、木挽、〈略〉酒造稼人、醤油稼人、植木職、下男の二十七種の労働賃銀」(出典:日本の下層社会…
じじゅう‐しょく【侍従職】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 旧宮内省の一部局。天皇の側近に仕えて、事務をつかさどった役所。侍従長、侍従職幹事、侍従、次侍従等の職員を置いた。〔宮内省官制(…
してい‐しょく【指定職】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一般職の国家公務員のうち、責任の重大なものとして指定され、人事院規則で定めた特別の俸給表を適用される官職。各省庁の事務次官、外局…
えい‐しょく【栄職】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名誉ある役職。[初出の実例]「顕官栄職の身ならねば」(出典:春のみやまぢ(1280)正月一日)「平時は本城守衛の栄職を帯びしめ」(出典:…
しき‐ふ【職符】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 令制の大膳職、京職などの職から出された符。職からの下達文書。[初出の実例]「職符 島上郡司」(出典:東南院文書‐天平一五年(743)九月…
きゅう‐しき(キウ‥)【九職】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 奈良・平安時代に設けられた九つの役所名の総称。太皇太后宮職、皇太后宮職、皇后宮職、中宮職、春宮職、左京職、右京職、大膳職、修理職…
きゅう‐しょく(キウ‥)【旧職】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 昔から引き続いて務めている役職。古くからの職務。また、以前ついていた職務。[初出の実例]「旅団長という彼の旧職が」(出典:君の名は…
しょ‐しき【所職】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中世、本家職・領家職・預所職・地頭職などの地位、およびそれに随伴する職務や得分権。しょしょく。[初出の実例]「一博奕事〈略〉於二…
しょっ‐きゅう(ショクキフ)【職級】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 国家公務員の職階制で、官職を職務と責任によって分類した最小の単位。
しょく‐おや【職親】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仮親の一つ。(イ) 生業に従事するものが職業上結ぶ親方子方関係における親方。(ロ) 就職する際に適当な保証人が得られない年少者の保証人…
しょく‐がたき【職敵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 同業のものが互いに競争相手として意識するもの。商売がたき。[初出の実例]「李(りけい)と云者が職(ショク)がたきに殺いたぞ」(出典:寛…
しょく‐やく【職役】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 職務。任務。役目。つとめ。[初出の実例]「老邁帰レ田知レ不レ晩、応下休二職役一絶中韋編上」(出典:田氏家集(892頃)下・仲秋釈奠聴講…
はく‐しょく【剥職】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 懲罰として官職をはぎ取り奪うこと。[初出の実例]「懲罰は百円以下の罰金剥職及譴責の三種とす」(出典:保甲条例(明治三一年)(1898)…
ちゃ‐しょく【茶職】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ちゃぼうず(茶坊主)〔和漢茶誌(1728)〕
三職 さんしょく
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 王政復古の結果成立した新政府の要職の総裁・議定(ぎじょう)・参与の総称。1867年(慶応3)12月9日,王政復古の大号令により幕府および摂政・関白など…
巣内式部 (すのうち-しきぶ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1818-1872 幕末-明治時代の尊攘(そんじょう)運動家,歌人。文政元年4月26日生まれ。伊予(いよ)(愛媛県)大洲(おおず)の人。常磐井厳戈(ときわい-いか…
小式部内侍
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:万寿2.11(1025) 生年:生年不詳 平安中期の歌人。和泉式部と橘道貞の子。寛弘6(1009)年ごろ母と共に藤原彰子に出仕。百人一首にとられた「大江…