【近臣】きんしん
- 普及版 字通
- 近侍の臣。唐・杜甫〔紫宸殿退朝、口号〕詩 晝漏、聲聞えて、高閣に報ず 天顏喜びれば、臣知る字通「近」の項目を見る。
ぎが‐め・く
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 きらきら輝く。きらめく。[初出の実例]「宝校金盤陀は金具のきかめいたが」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)一七)
【雲樹】うんじゆ
- 普及版 字通
- 雲のたちこめる木。唐・杜甫〔南嶽に過(よぎ)りて、洞庭湖に入る〕詩 鄂、雲樹をち 衡山、舳艫(ぢくろ)を引く字通「雲」の項目を見る。
こ‐かく【賈客・估客】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 品物をあきなう人。商人。[初出の実例]「藉田麦秀農人度、馳道蓬生賈客行」(出典:春台先生紫芝園稿(1752)前稿・二・寧楽懐古)[その他…
さい‐そう(‥サウ)【細草】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 こまかな草。小さな雑草。[初出の実例]「透レ牖浮嵐湿、縁レ階細草薫」(出典:蕉堅藁(1403)題白雲山房画軸)[その他の文献]〔杜甫‐旅夜…
国立公園 こくりつこうえん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 国が指定し経営管理する公園。自然景観・野生生物を保護しつつ,観光資源としての利用をも促進するためのもの。アメリカの国立公園法にならって法整…
大野乙雨 (おおの-おつう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1867 江戸時代後期の俳人。大野景山(けいざん)の子。江戸の人。門人に荒川桂翁がいる。慶応3年死去。通称は貫蔵。別号に杜格斎(とかくさい)(3代)…
リゾナーレ音楽祭
- デジタル大辞泉プラス
- 山梨県北杜市にあるリゾート施設、リゾナーレ八ケ岳が主催するクラシックの音楽祭。1992年設立。施設内の音楽ホール「音楽の森ホール」を会場に、例…
【祖帳】そちよう(ちやう)
- 普及版 字通
- 祖道祭の幕。祖の意に用いる。唐・杜審言〔崔融を送る〕詩 帳、河闕(かけつ)になり 軍麾(ぐんき)(軍旗)、洛を動かす字通「祖」の項目を見る。
【停車】ていしや
- 普及版 字通
- 車をとどめる。唐・杜牧〔山行〕詩 車を停(とど)めて坐(そぞ)ろに愛す、楓林(ふうりん)の 紅は二のよりも紅なり字通「停」の項目を見る。
宮之城町みやのじようちよう
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:薩摩郡宮之城町面積:一四五・九五平方キロ薩摩郡のほぼ中央部にあり、東は薩摩町・答院(けどういん)町、南は入来(いりき)町・樋脇(…
【金碧】きんぺき・こんぺき
- 普及版 字通
- 黄金と碧玉と。その色。唐・杜甫〔木皮嶺〕詩 潤は聚む、金碧の氣 、沙土の痕(あと)無し字通「金」の項目を見る。
饕餮文 とうてつもん tao-tie-wen
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国の古銅器に見られる獣面文様。饕餮とは,『春秋左氏伝』の杜預の注では,「財を貪(むさぼ)るを饕といい,食を貪るを餮という」とし,また『呂…
【増加】ぞうか
- 普及版 字通
- ふえる。〔史記、酷吏、杜周伝〕尉(ていゐ)び中の官の詔獄に、(とら)ふること六七人に至り、の加するは十餘人なり。字通「増」の項目を見る。
【峰影】ほうえい
- 普及版 字通
- 峯の姿。山かげ。唐・盧綸〔春日、杜の山下の別業に題す〕詩 雲影斷え來(きた)つて、峰影出で 林ち盡して、生ず字通「峰」の項目を見る。
【毒】どくしよう(しやう)
- 普及版 字通
- 山川の悪気。南方のの気。唐・杜甫〔空霊巌に次(やど)る〕詩 毒未だ憂ふるに足らず 兵戈邊徼(へんけう)に滿つ字通「毒」の項目を見る。
いっき‐と【生と】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 ( 「いっき」は「いき(生)」の変化した語 ) 活気のあるさま。生き生きと。[初出の実例]「其形いっきとして鱗も尾有湿色」(出典:杜詩続…
【栄貴】えいき
- 普及版 字通
- 高い位。唐・杜甫〔阮隠居に貽る〕詩 らかにするに足る、箕潁(きえい)の客 榮貴、糞土の如しとするを字通「栄」の項目を見る。
カナディアンロッキーさんみゃくしぜんこうえんぐん【カナディアン-ロッキー山脈自然公園群】
- 世界遺産詳解
- 1984年に登録、1990年に登録内容が変更されたカナダの世界遺産(自然遺産)。アルバータ州とブリティッシュ・コロンビア州にまたがるカナダ側のロッ…
大逆事件 たいぎゃくじけん
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 幸徳事件とも。明治天皇暗殺を計画した容疑で,多数の社会主義者・無政府主義者が逮捕・処刑された事件。赤旗事件以後社会運動の弾圧が強化されるな…
うん‐えん【雲煙/雲×烟】
- デジタル大辞泉
- 1 雲と煙。または、煙のように薄くたなびく雲。転じて、雲と霞かすみ。2 《杜甫「飲中八仙歌」から》書画の墨色・筆跡が鮮やかなこと。
城山公園〔愛媛県松山市〕
- デジタル大辞泉プラス
- 愛媛県松山市にある公園。松山城周辺を公園として整備したもの。日本の歴史公園100選、日本の都市公園100選に選ばれている。
おう‐もん【応門】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中国で宮城の正門。〔三代実録‐貞観一三年(871)〕〔書経‐康王之誥〕② 来訪者の取次をすること。また、その者。〔杜甫‐秦州雑詩〕
【灰死】かい(くわい)し
- 普及版 字通
- 冷たい灰。唐・杜甫〔憶昔行〕詩 巾拂、香は餘す、を搗(つ)く塵 階除、は死(き)ゆ、丹を燒くの火字通「灰」の項目を見る。
【御衣】ぎよい
- 普及版 字通
- 天子の衣服。唐・杜甫〔惜別行~端午の御衣を進奏する~を送る〕詩 雲霧を裁して、衣とす 拜題封して、端午を賀す字通「御」の項目を見る。
ひっ‐ちぎ・る【引ちぎる】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 「ひきちぎる」の変化した語。[初出の実例]「此の者を本と言とも復ひっちきって別に云を」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)九)
かん‐そう(‥サウ)【敢争】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 決心して争うこと。心をふるいたたせて争うこと。〔日誌必用御布令字引(1868)〕〔杜甫‐敬贈鄭諫議十韻詩〕
国立公園 こくりつこうえん national park
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 国が区域を定めて指定し,経営管理する公園。自然および自然景観と野生生物の保護,観光資源としての利用・開発をはじめ多くの側面をもつ。自然保護…
【帯雨】たいう
- 普及版 字通
- 雨を帯びる。唐・杜甫〔蛍火〕詩 風に隨ひて、幔(とばり)をてて小さく 雨を帶びて、林に傍(そ)うてなり字通「帯」の項目を見る。
【喫虧】きつき
- 普及版 字通
- 失う。唐・杜牧〔隋苑〕詩 卻(かへ)つて笑ふ、虧す、隋の煬(やうだい) 家を破り國をぼして、何人(なにびと)と爲(な)る字通「喫」の項目を見る。
【側頭】そくとう
- 普及版 字通
- 頭を傾ける。また、頭をあげる。唐・杜牧〔郡斎独酌〕詩 三千の宮女、頭を傾けて看る 相ひ排して踏み碎く、雙(めいたう)(耳飾り)字通「側」の項…
ゼネーフル
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [オランダ語] jenever, genever ) オランダ渡来のジン酒。[初出の実例]「杜松 ゼネイブル 按、紅毛酒にゼネイフルといふ酒あり、疑此物…
【野航】やこう(かう)
- 普及版 字通
- 野中の渡し舟。唐・杜甫〔南隣〕詩 秋水纔(わづ)かに深きこと四五尺 野航恰(あたか)も受く、兩三人字通「野」の項目を見る。
【炎熱】えんねつ
- 普及版 字通
- きびしい暑さ。唐・杜甫〔楊五桂州に寄す〕詩 五嶺(桂州の山)は皆炎熱 人に宜しきは、獨(た)だ桂林のみ字通「炎」の項目を見る。
せせかわし・い(せせかはしい)
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]せせかわし 〘 形容詞シク活用 〙 =せせかましい[初出の実例]「刻薄せせかわしうて」(出典:杜詩続翠抄(1439頃…
【多病】たへい
- 普及版 字通
- 病気がち。唐・杜甫〔登高〕詩 里悲秋、常に客(旅人)と作(な)り 百年多にして、獨り臺に登る字通「多」の項目を見る。
きょう‐まく【鞏膜・強キャウ膜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [オランダ語] hardevlies の訳語 ) 眼球の最外層をとりまく白色の強くてしなやかな膜。白目の部位の膜。白膜。〔解体新書(1774)〕鞏…
【簷前】えんぜん
- 普及版 字通
- のきさき。唐・杜甫〔蛍火を見る〕詩 忽ちく、屋裏琴書の冷ややかなるに 復(ま)た亂る、簷星宿の稀なるに字通「簷」の項目を見る。
【澹雲】たんうん
- 普及版 字通
- うす雲。唐・杜甫〔院中の晩晴に西郭の茅舎を懐ふ〕詩 府、秋風、日夜し 澹雲、疎雨、高をぐ字通「澹」の項目を見る。
【佳士】かし
- 普及版 字通
- 立派な人。唐・杜甫〔丹青引〕詩 將軍善く畫く、蓋(けだ)しり 必ず佳士にはば、亦た眞を寫さん字通「佳」の項目を見る。
【訓練】くんれん
- 普及版 字通
- 兵を教練する。唐・杜甫〔章十侍御に奉寄す〕詩 指麾(しき)能事、天地を迴(めぐ)らし 訓強兵、鬼を動かす字通「訓」の項目を見る。
【沙白】さはく
- 普及版 字通
- 白い沙。唐・杜甫〔登高〕詩 風に天高くして猿嘯(ゑんせう)哀(かな)し く沙白くして鳥飛廻す字通「沙」の項目を見る。
小淵沢 こぶちさわ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 山梨県北西隅、北巨摩郡(きたこまぐん)にあった旧町名(小淵沢町(ちょう))。現在は北杜(ほくと)市の北西部を占める。1954年(昭和29)小淵沢村と篠…
国立公園 こくりつこうえん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般的な概念としては、国民の公園または国の設定する公園を意味するもので、英語のナショナル・パークnational parkをはじめ、Nationalpark(ドイツ…
【本意】ほんい・ほい
- 普及版 字通
- 本心。本懐。目的。晋・杜預〔春秋左氏伝の序〕仲尼曰く、王に沒したれども、、(ここ)に在らずやと。此れ制作の本なり。字通「本」の項目を見る。
【馬】ひば
- 普及版 字通
- 馬に鞍する。唐・杜甫〔狂歌行、四兄に贈る〕詩 長安の秋雨、十日の泥 我が曹、馬に(くら)して、晨(しんけい)を聽く字通「」の項目を見る。
【掀】きんてき
- 普及版 字通
- 抜。登用する。唐・杜牧〔河陽の李尚書に上(たてまつ)る書〕、豪俊を掀し、古今を考せしむ。の後、書をるになり。字通「掀」の項目を見る。
【襟抱】きんほう(はう)
- 普及版 字通
- 心のうち。唐・杜甫〔厳(武)大夫を奉待す〕詩 身老い時くして、會面を思ふ 一生の襟、誰(たれ)に向つてか開かん字通「襟」の項目を見る。
み‐まね【見真似】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 見てまねすること。「見るを見真似」「見よう見真似」[初出の実例]「平生心の不悪者も見まねをするなり」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)一…
【春寒】しゆんかん
- 普及版 字通
- 余寒。唐・張謂〔杜侍御、貢物を送る、戯れに贈る〕詩 疲馬山中、日の(く)るるを愁へ 舟江上、春を畏る字通「春」の項目を見る。