せいり‐や【整理屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 倒産した会社に乗り込んで、債権者との交渉にあたり、回収した金の一部を自分のものにするなど、倒産整理にかかわる人。また、その商売。
田中屋
- 事典 日本の地域遺産
- (青森県弘前市元寺町7(一番町 かど))「趣のある建物」指定の地域遺産。大正期建築。1897(明治30)年創業の津軽塗製造・販売店
あまざけ‐や【甘酒屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 甘酒を売る店。または、売り歩く商売。また、その人。甘酒売り。[初出の実例]「不二山にかたを並へるあまざけや」(出典:雑俳・柳多留‐三…
おく‐か(ヲク‥)【屋下】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒おっか(屋下)
おく‐が(ヲクグヮ)【屋瓦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 屋根に葺(ふ)いた瓦(かわら)。屋根がわら。[初出の実例]「樹間僅かに屋瓦を認む」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉三九)[その…
おく‐たく(ヲク‥)【屋宅】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 家。家屋。住宅。[初出の実例]「我身も依報の山河・大池・屋宅(ヲクタク)・雑具も、昔の物にしてかわらぬと思へども」(出典:米沢本沙石…
おく‐り(ヲク‥)【屋裏・屋裡】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 部屋のうち。室内。家の中。[初出の実例]「床頭促燥嫌レ霑レ雨、屋裏閑排怕レ見レ人」(出典:田氏家集(892頃)下)
おち‐や【落屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 土間に設けた暗い部屋。家族や奉公人の寝所に使う。長野県の一部などでいう。おちま。おちざ。② =おちがい(落買)[初出の実例]「乱髪…
おっ‐かく(ヲク‥)【屋角】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 屋根のかど。屋根の先端。[初出の実例]「朔風凜烈として屋角に吼え」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉付録)[その他の文献]〔…
おとど‐や【大殿屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 陰暦五月の騎射(うまゆみ)の時、馬場の左右に設けられた近衛の中将、少将の着座する所。〔花鳥余情(1472)〕
えぞうし‐や(ヱザウシ‥)【絵草紙屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 絵草紙を出版して販売する店。絵屋。また、その人。[初出の実例]「此比はゆびきりの心中のといふ事は木抓(こまざらへ)であつめるほどあれ…
えて‐や【猿屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- =さるや(猿屋)[初出の実例]「あの時、帰りに猿屋(エテヤ)であなたに挨拶した若い芸者があったでせう」(出典:大川端(1911‐12)〈小山内薫〉二三)
えぼし‐や【烏帽子屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 烏帽子を商う店。えぼしみせ。[初出の実例]「冠師のえほしやへやりて、冠につくらせて、子由がきるぞ」(出典:四河入海(17C前)九)
かい‐や(かひ‥)【飼屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 蚕を飼う小屋。蚕室。《 季語・春 》 〔六百番歌合(1193頃)〕[初出の実例]「そのやにたなをあまたかきて、それにてこをかふ。それをか…
しき‐や【醜屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒しこや(醜屋)
しまつ‐や【始末屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 倹約をする人。倹約を心がけ、おごらない人。吝嗇(りんしょく)な人。しまりや。始末者。始末人。[初出の実例]「ノルマン地方の人にまが…
じむ‐や【事務屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 事務をとる人。技術者などに対して、ややさげすんでいう。[初出の実例]「閑職に追いやられて事務屋みたいなことをしていたが」(出典:司…
だがし‐や(ダグヮシ‥)【駄菓子屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 駄菓子を作ったり売ったりする家。また、その人。駄菓子店。[初出の実例]「だぐゎしやのしちりんを見るやうだ」(出典:洒落本・傾城買四…
たびゅうと‐や(たびうと‥)【旅人屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =たびやかた(旅館)[初出の実例]「馬鋪は馬の市ぞ。又は馬に物をかう処ぞ。又はたびうとやぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)二)[そ…
ちゃっかり‐や【ちゃっかり屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ちゃっかりしている人。抜け目がなくて、ずうずうしい人。[初出の実例]「藤村は〈略〉人間として面白味の乏しいちゃっかり屋であったやう…
かざり‐や【飾屋・錺屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かざりしょく(飾職)〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「かざりやにて天冠物の見事に拵(こしらへ)」(出典:浮世草子・新色五巻書(…
かま‐や【竈屋・釜屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① かまどを据えてある所。また、その建物。[初出の実例]「壱口竈屋 長九丈五尺広四丈三尺」(出典:法隆寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年…
あこや【阿古屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 「あこやだま(阿古屋珠)」の略。[初出の実例]「あこやとるいがひの殻を積みおきて宝の跡を見するなりけり」(出典:山家集(12…
あずち‐や(あづち‥)【&JIS8869;屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あずちの上をおおう仮屋。[初出の実例]「堋屋張二紺布一、上二之八字件堋一、去二射場一廿七丈五尺」(出典:江家次第(1111頃)九)
ぶん‐や【聞屋】
- デジタル大辞泉
- 《「新聞屋」の略》新聞記者をいう俗語。[類語]新聞記者・新聞屋・事件記者・雑誌記者・放送記者・記者・報道陣・特派員・レポーター・キャスター・…
素材屋
- デジタル大辞泉プラス
- 株式会社木曽路が展開する居酒屋のチェーン。
騙し屋
- デジタル大辞泉プラス
- 英国の作家フレデリック・フォーサイスの長編四部作の第一部(1991)。原題《The Deceiver: Pride and Extreme Prejudice》。
城木屋
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。「東海道・奉行・タバコ入れ」を題にした三題ばなしとされる。「お駒丈八」とも。五代目古今亭志ん生が得意とした。オチは…
杵屋
- デジタル大辞泉プラス
- 株式会社グルメ杵屋レストランが展開するうどん屋のチェーン。
稽古屋
- デジタル大辞泉プラス
- 古典落語の演目のひとつ。
公正屋
- デジタル大辞泉プラス
- 株式会社公正屋が展開するスーパーマーケットのチェーン。主な出店地域は関東地方。
布施屋 (ふせや)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 奈良・平安時代,交通の要地,難所などに設けられた給食,宿泊の施設。行基(ぎようき)が畿内諸国の9ヵ所に設けたのが最初らしいが,それらはいずれ…
や‐がい【屋粥】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「やがゆ(屋粥)」の変化した語 ) =やうつりがゆ(家移粥)
やか‐す【舎屋・宇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「やかず」とも ) いえ。家屋。屋舎。[初出の実例]「地動(なゐふ)りて、舎屋(ヤカス)悉くに破(こほ)れぬ」(出典:日本書紀(720)推古…
やかまし‐や【喧屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 小言や理屈をよく言う人。うるさがた。[初出の実例]「チトやかましやだが、わかってはゐるのさ」(出典:洒落本・玉之帳(1789‐1801頃)…
や‐ぜい【屋税・家税】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 家屋税または家賃の称。[初出の実例]「家税(ヤゼイ)も出れば地代も出るし」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上)
や‐びさし【屋庇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 家のひさし。〔享和本新撰字鏡(898‐901頃)〕
もち‐や【餠屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 餠をついて売る店。あるいは、単に餠を売る店。また、その業の人。餠店。〔日葡辞書(1603‐04)〕
みそ‐や【味噌屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① 味噌の製造販売を業とする店。また、その人。[初出の実例]「関白殿公家武家并土蔵酒屋味噌屋五百貫文」(出典:蔭凉軒日録‐寛正四…
阿古屋 (通称) あこや
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題檀浦兜軍記初演享保17.9(京・万太夫座)
植木屋 (通称) うえきや
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題忠臣連理廼鉢植初演明治32.10(東京・春木座)
吉田屋 よしだや
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演文化14.8(大坂・天満天神芝居)
むし‐や【虫屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 虫の屋の意 ) 虫籠。[初出の実例]「或処より虫とりて参らせよと仰られしに、虫屋の上に書き侍りし」(出典:隆祐集(1241頃))② 鈴虫や…
てんぷら屋 てんぷらや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 料理職人がてんぷらを揚げ、それを食べさせる店。18世紀末、江戸の夜見世(よみせ)で食べさせたのが始まりといわれ、辻(つじ)売りも行われた。19世紀…
染物屋 そめものや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 染物職人の店。17世紀に、いろいろな染物をするものをいった。もとは染料別、染色別、技法別、たとえば紫染めの紫師、紅染めの紅染師、藍(あい)染め…
仕立屋 したてや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 衣服の裁ち縫い、縫直(ぬいなお)し、継ぎはぎなどの修理をする職人。仕立物師、仕立物屋ともいった。15世紀後半、京都では尼僧や公家(くげ)の子女が…
口入れ屋 くちいれや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 江戸・明治時代の職業周旋業者。「口入れ」とは口を挟むことで、転じて仲介・周旋の意となったのは古代末期で、当時は「くにゅう」とよんだが、周旋…
うなぎ屋 うなぎや / 鰻屋
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- うなぎの蒲(かば)焼きなどを調理して食べさせる店。うなぎは食品としては古くからあったが、店は都市住民の外食が盛んとなった18世紀にできた。客が…
絵草紙屋 えぞうしや
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 絵草紙の小売りの店を絵草紙屋という。絵草紙は挿絵を多く入れた大衆向けの読物で、絵草紙問屋から仕入れた。絵草紙は本屋や草紙屋で出版されていた…
くう‐おく〔‐ヲク〕【空屋】
- デジタル大辞泉
- 人の住んでいない家。あきや。