キュロス[2世]【キュロス】
- 百科事典マイペディア
- アケメネス朝ペルシア帝国の創立者(在位前559年―前530年)。〈大王〉と称される。オリエント世界の4強国のうちエジプトを除くメディア王国,リュデ…
ダレイオス[3世]【ダレイオス】
- 百科事典マイペディア
- アケメネス朝ペルシア帝国最後の王(在位前336年―前330年)。即位後宦官(かんがん)バゴアスを倒して政治を粛正したが,アレクサンドロス1世の侵入に…
クセルクセス[1世]【クセルクセス】
- 百科事典マイペディア
- アケメネス朝ペルシア帝国の王(在位前486年―前465年)。ダレイオス1世の子。前480年父の遺志を継いでギリシア遠征(ペルシア戦争)を行ったが,サ…
パサルガダエ
- 百科事典マイペディア
- イランの南部ファールス州にある,紀元前6世紀に造営されたアケメネス朝ペルシア帝国の最初の王都の遺跡。イラン最大の遺跡ペルセポリスの北東約70k…
イスファハーン
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Esfahan )[ 異表記 ] イスパハーン・エスファハーン イラン中部の都市。紀元前六世紀アケメネス朝ペルシア帝国の頃建設され、一六、七世紀にはイラ…
キュロス‐にせい【キュロス二世】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Kyros II ) アケメネス朝ペルシア帝国の創始者(在位前五五九‐前五三〇)。アンシャンの王として即位。紀元前五五〇年メディアを滅ぼし、前五三九…
ペルシア‐ていこく【ペルシア帝国】
- 精選版 日本国語大辞典
- アケメネス朝治下の古代ペルシア帝国(前五五〇‐前三三〇)をいう。
カンビュセス[2世]【カンビュセス】
- 百科事典マイペディア
- アケメネス朝ペルシア帝国の王(在位前530年―前522年)。キュロス2世の子。前525年エジプトを征服してオリエント世界の統一を実現。その後ヌビアに…
キュロス
- 百科事典マイペディア
- アケメネス朝ペルシア帝国の王子。ダレイオス2世の子。〈小キュロス〉と通称。前401年,兄のアルタクセルクセス2世から王位を奪うために,ペルシア…
アケメネス朝 (アケメネスちょう) Achaemenes
- 改訂新版 世界大百科事典
- ペルシア帝国を支配した王家。前700年ごろ,ペルシア人の族長アケメネス(ギリシア語名アカイメネス,古代ペルシア語名ハカーマニシュ)にさかのぼる…
スーサ
- 百科事典マイペディア
- イラン南西部,ジズフルの南東にある古代オリエントの遺跡。先史時代からメソポタミア文明との関係が深く,彩文土器(彩陶)をもつ先史文化は,メソ…
Jer・jes, [xér.xes]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [固名] ~ I クセルクセス1世:アケメネス朝ペルシアの王(在位前486-465).
メムノン(ロドスの) Memnōn 生没年:前380?-前333
- 改訂新版 世界大百科事典
- ロドス島出身の軍人。アケメネス朝ペルシア帝国末期に小アジアのトロアスに豪族の地位を占め,前336年マケドニア王フィリッポス2世のペルシア遠征先…
アケメネス Achaemenes; Hakhamanish; Achaimenēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アケメネス朝ペルシアの始祖 (在位前 700頃~前 675頃) 。アッシリアの史料に出てくるザグロス山脈中部の種族パルスマシュの族長。ペルシア名ハカー…
アミュンタス1世 アミュンタスいっせい Amyntas I
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前495マケドニア王 (在位前 540~495) 。アケメネス朝ペルシアの王クセルクセス1世に服属し,自国をペルシアの属国とした。
王の道 おうのみち Royal Road
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アケメネス朝ペルシアのダレイオス1世が,スーサ-サルディス間,さらにエフェソスに築いた幹線道路。南イランのスーサに発し,北西メソポタミアを経…
マウソロス Maussōllos 生没年:?-前353
- 改訂新版 世界大百科事典
- アケメネス朝ペルシア支配下にあった小アジアのカリアの総督。在職,前377-前353年。内紛状態にあった当時のペルシア帝国の地方総督として,彼はほと…
Ci・ro, [θí.ro/sí.-]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [固名] ~ II el Grande キュロス2世大王:アケメネス朝ペルシアの創始者(在位前559-529).
ペルシア文字 ペルシアもじ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ペルシア帝国で用いられた文字アケメネス朝時代には,ベヒストゥーン碑文に残る楔形 (くさびがた) 文字が使用され,パルティアやササン朝時代の中世…
ペルセポリス
- 百科事典マイペディア
- ペルシア帝国の古都。ダレイオス1世によってアケメネス朝の首都とされ,前518年―前460年壮大な王宮が築かれたが,前330年アレクサンドロス大王に焼…
ダレイオス[1世]【ダレイオス】
- 百科事典マイペディア
- ラテン語,英語ではダリウスDarius。アケメネス朝ペルシア帝国の王(在位前522年―前486年)。〈大王〉と称される。傍系より出て王位につき,内乱を鎮…
イナロス Inaros
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前5世紀頃のリビアの君侯。エジプトのサイス朝 (第 26王朝) の系統をひくものと思われ,アケメネス朝ペルシアの王アルタクセルクセス1世の時代に,エ…
イスファハーン(Eşfahān)
- デジタル大辞泉
- イラン中部、イスファハーン州の都市。同州の州都。前6世紀、アケメネス朝ペルシア帝国のころ建設。16世紀末、サファビー朝アッバース1世により首都…
アトッサ Atossa
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アケメネス朝ペルシアの王キュロス2世 (在位前 559~530) の娘。カンビセス2世の妻となり,のちにダレイオス1世の妻となった。
ペルセポリス Persepolis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イラン南西部シーラーズの北東約 70kmにあったアケメネス朝ペルシアの都市。前 518年ダレイオス1世が建設に着工し,キュロス2世が埋葬されているパサ…
アイオリス Aiolis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 小アジア西岸の古代ギリシア植民地中,最北の地域。現トルコ領。まず前 1130~1000年アイオリス方言を語るギリシア人はボイオチア,テッサリアを出て…
ダティス Datis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前5世紀頃のアケメネス朝ペルシアの軍人。ペルシアの将軍アルタフェルネスとともにダレイオス1世の軍を率いてギリシア軍と戦い,前 490年アテネの将…
シューシュ(Shūsh)
- デジタル大辞泉
- イラン南西部、フーゼスターン州の都市。カールーン川の支流シャーウル川沿いに位置する。アケメネス朝ペルシアの首都として繁栄した古代都市スーサ…
ビソトゥーン
- 世界遺産詳解
- 2006年に登録された世界遺産(文化遺産)。イラン西部ケルマーンシャー州に位置し、先史時代から紀元前8~前7世紀のメディア王国、紀元前6~前4世紀…
ヒルカニア Hyrkania
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- カスピ海南東沿岸の古代地方名。主都はザドラカルタ (現イランのゴルガーン) 。メディア,アケメネス朝ペルシア,セレウコス朝シリア,パルティアが…
古期ペルシア語 こきペルシアご Old Persian language
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アケメネス朝ペルシアの諸王の,楔形文字で書かれた碑文によって知られる言語。前6~4世紀のものである。この言語とアベスタ語とが,古期イラン語を…
カリアスの平和 カリアスのへいわ Peace of Kallias
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 前 448年頃アテネとアケメネス朝ペルシアの間に結ばれた平和条約。両者の勢力範囲を規定し,小アジアのギリシア諸市の自治,アテネのエーゲ海制海権…
アンタルキダスの条約(アンタルキダスのじょうやく) Antalkidas
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 前386年スパルタの将軍アンタルキダスがペルシア王の力を借りて成立させた,アケメネス朝ペルシアとギリシア諸市との間の条約。「大王の和約」とも呼…
パサルガダエ(Pasargadae)
- デジタル大辞泉
- イラン南西部にあるアケメネス朝ペルシア時代の遺跡。ファールス州の都市シーラーズの北東約130キロメートルに位置する。紀元前6世紀半ば、キュロス2…
ナボニドス Nabonidos
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 新バビロニア帝国最後の王 (在位前 556~539) 。バビロニア名ナブ=ナイド。月神シンを崇拝したためマルドゥクの神官の圧迫を受けた。シリア遠征中病…
アナバシス anabasis
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 「内陸行」の意味。特に前401~前399年,王位をねらうアケメネス朝ペルシアの王弟キュロスに従ったギリシア人傭兵約1万の小アジア遠征と退却をさす。…
ベヒスタン
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Behistun ) イラン西部ケルマンシャーの東方にある村。岩山の絶壁にアケメネス朝ペルシアのダレイオス一世の事蹟を記した碑文(ベヒスタン碑文)が…
アケメネス‐ちょう(‥テウ)【アケメネス朝】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( アケメネスは[ギリシア語] Akhaimenes [ペルシア語] Hakhamanish ) 古代ペルシアの王朝。アケメネスを祖として前七世紀頃おこり、前五五〇年メディ…
王の目・王の耳 おうのめ・おうのみみ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- アケメネス朝(古代ペルシア帝国)の王直属の行政監察官各州を巡ってサトラップ(知事)を監視するのがおもな役目で,王の目が本官,王の耳が補佐官…
サトラップ satrap
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アケメネス朝ペルシアの州総督 (長官) クシャトラパバン khshathrapāvanのギリシア語の呼び名。キュロス2世は領土をいくつかの州 (サトラピ) に分け…
ペルシア‐ていこく【ペルシア帝国】
- デジタル大辞泉
- 古代ペルシアのアケメネス朝の帝国(前550~前330)。ダレイオス1世の時にオリエントを統一、ギリシャ遠征(ペルシア戦争)に失敗、アレクサンドロス…
アンタルキダスの和約 アンタルキダスのわやく Peace of Antalkidas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「大王の和約」とも呼ばれる。前 386年ギリシア諸都市とアケメネス朝ペルシアとの間で締結された条約。スパルタの将軍アンタルキダスの画策によりコ…
スーサ
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Susa ) 紀元前三〇〇〇年頃に成立したエラム民族の都市。のちにペルシア帝国アケメネス朝の首都となる。古代イラン文化の中心地で、その遺跡はイラ…
ダレイオス(Dareios)
- デジタル大辞泉
- (1世)[前558ころ~前486]古代ペルシア、アケメネス朝の王。在位、前522~前486。国内の反乱を鎮圧し、インダス川からマケドニアに至る全オリエン…
クセルクセス‐いっせい【クセルクセス一世】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Xerxēs I ) アケメネス朝ペルシアの王(在位前四八六‐前四六五)。ダレイオス一世の子。前四八〇年ギリシアに遠征したが、サラミスの海戦に敗れて…
アリスタゴラス Aristagoras
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]前497古代ギリシア,ミレトスの僭主。アケメネス朝ペルシアの王ダレイオス1世にナクソス介入を要請し,その遠征に参加したが,失敗。ダレイ…
アンガレイア Angarēia; Angaria
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アケメネス朝ペルシアの駅逓制度。前6世紀のキュロス2世の時代に確立した。アンガレイアとはバビロニア語で「馬に乗った使者たち」を意味する言葉の…
アルタクセルクセス[3世] Artaxerxēs Ⅲ
- 改訂新版 世界大百科事典
- アケメネス朝ペルシア帝国の王。在位,前359-前338年。アルタクセルクセス2世の子で〈オコス〉と称された。即位するや王位継承権を主張しうる兄弟や…
プサムティク3世 プサムティクさんせい Psamtik III; Psammetichos III
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代エジプト第 26王朝最後の王 (在位前 526~525) 。ギリシア名プサムメティコス3世。エジプト東部国境のペルシウムでペルシアとアラブ連合軍に敗れ…
キュロス‐にせい【キュロス二世】
- デジタル大辞泉
- 《Kuros Ⅱ》[前600~前529]アケメネス朝ペルシアの創始者。在位、前559~前529。メディアを滅ぼし、小アジア・アッシリアなどを征服し、エジプトを…