「アヨーディヤ問題」の検索結果

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ダシャラタ王 ダシャラタおう Daśaratha

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インドの大叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する王の名。ガンジス川の北にあったコーサラ国の主都アヨーディヤーを支配していた。

アヨーディヤー事件 アヨーディヤーじけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
1992年 12月から始るヒンドゥー教徒とイスラム教徒の対立による事件。北インドのウッタルプラデーシュ州のアヨーディヤーでムガル朝創始者バーブルの…

世親 (せしん)

改訂新版 世界大百科事典
5世紀ころのインドの仏教学者。世親はバスバンドゥVasubandhuの訳。天親(てんじん)ともいう。《婆藪槃豆法師伝》によると,プルシャプラ(現,ペシ…

勝鬘夫人 しょうまんぶにん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
勝鬘は Śrīmālāの訳。インドのシュラーバスティー国のプラセーナジット王の娘で,アヨーディヤー国に嫁いだとされ,きわめて聡明で,初期の大乗仏教…

ラーマ Rāma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インドの大叙事詩『ラーマーヤナ』の主人公。ビシュヌ神の第7の化身として広くインドから東南アジアにわたって崇拝されている。コーサラ国の都アヨー…

ラーマ

百科事典マイペディア
古代インドの伝説上の英雄。《ラーマーヤナ》の主人公。ビシュヌ神の化身で,コーサラ国の王子。理想の人物として描かれ,恋人で後の王妃シーターSit…

宗教的崇拝地保全法 しゅうきょうてきすうはいちほぜんほう The Places of Worship Act,1991

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インド政府により 1991年9月に施行された法律。すべての崇拝地の宗教的性格をインド独立時の 47年8月 15日の時点で固定・尊重し,性格を変更する行為…

あよーでぃやー【アヨーディヤー】

改訂新版 世界大百科事典

アヨーディヤー Ayodhya

山川 世界史小辞典 改訂新版
インド北部ウッタル・プラデーシュ州のヒンドゥー教聖地。伝説では『ラーマーヤナ』の主人公ラーマの生誕地とされる。1528年にムガル帝国初代皇帝バ…

アヨーディヤー Ayodhyā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インド北部,ウッタルプラデーシュ州東部,ガーガラ川に面する町。ヒンドゥー教の7聖地の1つで,前6世紀にコーサラ国の初期の首都であった。ブッダ (…

イクシュヴァーク朝(イクシュヴァークちょう) Ikṣvāku

山川 世界史小辞典 改訂新版
古代南インドの王朝。3世紀前半,サータヴァーハナ朝の衰退時にクリシュナー川下流で興り,ヴィジャヤプリーを都に,この川の流域一帯を統治した。ガ…

アワド Awadh/Oudh

山川 世界史小辞典 改訂新版
インド北部,現ウッタル・プラデーシュ州東部の地方。アワドの名はラーマの生誕地とされるアヨーディヤーに由来する。16世紀以降はムガル帝国の一部…

アヨーディヤー

百科事典マイペディア
インド北部ウッタル・プラデーシュ州にあるヒンドゥー教聖地。《ラーマーヤナ》の主人公であり,最高神ビシュヌ神の化身の一つラーマ神の生誕地とさ…

トゥルシーダース Tulsīdās

山川 世界史小辞典 改訂新版
1532~1623中世インドの宗教思想家,作家。ラーマーナンダの教えを,その6代目の後継者から学んで各地を遊歴した。1574年にアヨーディヤーで書き始め…

ティールタ・ヤートラー tīrtha-yātrā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ヒンドゥー教の聖地を巡礼すること。ティールタは「川の徒渉場」を意味する言葉で,ヒンドゥー教の聖地をさす。ワーラーナシ (旧カーシー) ,ハルド…

コーサラ国 こーさらこく Kosala

日本大百科全書(ニッポニカ)
ガンジス川中流の北岸にあった古代インドの王国。後期ベーダ時代(前1000ころ~前600ころ)に興り、初めアヨーディヤーを都とした。叙事詩『ラーマー…

トゥルシーダース Tulsīdās

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1523/1543[没]1623?インド,ヒンディー語の聖詩人。北インドのバクティ運動の中心人物でラーマ信仰の唱道者ラーマーナンダの系統をひき,ラーマ…

ラーマ Rāma

改訂新版 世界大百科事典
インドの二大叙事詩の一つ《ラーマーヤナ》の主人公。アヨーディヤーを首都とするコーサラ国王ダシャラタの長男で,文武に秀で,ビデーハ国王ジャナ…

ヒンドゥー・ナショナリズム

知恵蔵
1992年12月、北インドの聖地アヨディヤにあるモスク(イスラムの礼拝所)が、暴徒と化したヒンドゥー教徒たちによって破壊された。この地は、インドの…

ラームチャリットマーナス Rāmcaritmānas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インドのトゥルシーダースによる宗教的大詩篇。「ラーマの行跡の湖」の意。東部ヒンディー語による『ラーマーヤナ』の再創作で,ヒンドゥー教の精神…

アードバーニー Advani,Lal Kishanchand

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1927.11.8. カラチインドの政治家。ボンベイの州立法科カレッジを卒業。 1944年民族義勇団に参加し社会活動に従事。インド独立後,51年ヒンドゥ…

ヒンドゥー至上主義【ヒンドゥーしじょうしゅぎ】

百科事典マイペディア
インド総人口の約8割を占めるヒンドゥー教徒の優先を主張する考え方。独立インドは,イスラム教徒をはじめとする少数派への配慮などから,国民統合…

コミュナリズム

百科事典マイペディア
元来は宗派または宗団間の対立を意味し,〈宗派主義〉ともいわれる。さらには,自らを優位として,言語や民族なども含め,異なる文化をもつコミュニ…

『ラーマーヤナ』 Rāmāyaṇa

山川 世界史小辞典 改訂新版
『マハーバーラタ』と並ぶ古代インドの二大叙事詩の一つ。7巻2万4000詩節よりなる。最初の詩人ヴァールミーキの作とされる。古くからの伝承が3~4世…

無著 (むぢゃく)

改訂新版 世界大百科事典
インドの大乗仏教唯識(ゆいしき)派の大学者。サンスクリット名アサンガAsaṅgaの漢訳。生没年不詳。310-390年ころの人。西北インドのガンダーラ国(…

インド人民党 インドじんみんとう Bharatiya Janata Party

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
略称 BJP。ヒンドゥー教至上主義を唱えるインドの政党。 1950年に結成されたジャンサン党 Jan Sanghを母体とし,77年には野党連合人民党 (ジャナタ党…

ラーマーヤナ Rāmāyaṇa

改訂新版 世界大百科事典
《マハーバーラタ》と並ぶ,インドの国民的大叙事詩。〈ラーマの行程〉という意。原文は古典サンスクリットで書かれ,7編2万4000詩節よりなる。〈最…

グナーディヤ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ダシャクマーラチャリタ だしゃくまーらちゃりた Daśakumāracarita

日本大百科全書(ニッポニカ)
7世紀ごろのインドの小説作家ダンディン作のサンスクリット伝奇小説。『十王子物語』と訳される。グナーディヤの『ブリハットカター』に取材し、王子…

イクシュバーク朝 (イクシュバークちょう) Ikṣvāku

改訂新版 世界大百科事典
古代南インドの王朝。3世紀前半,サータバーハナ朝の滅亡のとき,バーシシュティープトラ・チャーンタムーラがクリシュナ川下流南岸で興し,4代約100…

無著 むじゃく

日本大百科全書(ニッポニカ)
生没年不詳。4世紀後半から5世紀前半に活躍したインドの仏教学者。瑜伽唯識(ゆがゆいしき)思想の大成者として著名。サンスクリット名をアサンガAsaga…

ディヤーラ〔県〕 ディヤーラ Diyālā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラク中央東部,イラン国境に接する県。県都はバクーバ。ディヤーラ川渓谷と東のザグロス山岳地帯の高原を含む。ディヤーラ川下流の農業地域の主要…

カンビュセス‐にせい【カンビュセス二世】

精選版 日本国語大辞典
(Kambyses II) アケメネス朝ぺルシア王(在位前五三〇‐前五二二)。キュロス二世の子。弟バルディヤを殺害した後、全エジプトを征服。さらにエチオピ…

インド人民党 いんどじんみんとう Bharatiya Janata Party

日本大百科全書(ニッポニカ)
1980年創設のインドの政党。略称BJP。1951年に民族義勇団Rashtriya Swayamsevak Sangh(RSS)を母体として結成されたジャン・サング(大衆連盟)党Bh…

パーニニ(Pāṇini)

デジタル大辞泉
前5~4世紀ごろのインドの文法学者。古典サンスクリット語の文法を研究。その集大成である全8巻の「パーニニ文典」(アシュターディヤーイー)により…

ラーム・チャリット・マーナス Rām-carit-mānas

改訂新版 世界大百科事典
ビシュヌ派のラーマ信仰の詩人トゥルシーダースの著した大叙事詩。題名を直訳すると〈ラーマ王(子)行いの湖〉の意。北インドに分布するヒンディー…

アヨー

百科事典マイペディア
沖縄県八重山列島の祭祀歌。豊年祭(プーリー)や種子取祭などの豊作祈願の祭祀で斉唱される。家の新築,結婚,旅立ちなどの際にも予祝の意味をこめ…

シリア砂漠 (シリアさばく) Bādiya al-Shām

改訂新版 世界大百科事典
アラビア砂漠の北部にある三角形の台地。シリア,イラク,ヨルダン,サウジアラビアにまたがるが,明確な境界はない。三角形の頂点はアレッポ近くま…

ロイヤルティ諸島 ろいやるてぃしょとう Loyalty Islands

日本大百科全書(ニッポニカ)
太平洋南西部、フランスの特別自治体ニュー・カレドニア東沖に連なるロアヨーテ諸島の英語名。[編集部][参照項目] | ニュー・カレドニア | ロアヨ…

パーニニ文法 パーニニぶんぽう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インド最大の文法家パーニニの文法書『アシュターディヤーイー』 Aṣṭādhyāyīの通称。8章より成る。インドの主要なサンスクリット文献は,パーニニ文…

パーニニ

精選版 日本国語大辞典
(Pāṇini) 前五~前四世紀頃のインドの文法学者。古典サンスクリット語の文法を集大成し、パーニニ文典(アシュターディヤーイー)を著わした。生没年…

ぐなーでぃや【グナーディヤ】

改訂新版 世界大百科事典

ソーマデーバ Somadeva

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
11世紀頃のインドのサンスクリット詩人。カシミールのバラモンで,亡失したグナーディヤの大説話集『ブリハットカター』を要約した美しい韻文の説話…

バスデーバヒンディ Vasudevahiṇḍi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
インドの説話集。日本では『バスデーバの遍歴』と呼ばれる。5~6世紀頃のジャイナ教徒サンガダーサガニン作。俗語のマーハーラーシュトリー語で書か…

明治乳業[株]【めいじにゅうぎょう】

百科事典マイペディア
乳業最大手。1917年極東練乳として創業,1940年明治乳業となる。1949年東京証券取引所第1部に上場。ヨーグルトやアイスクリームも強い。主力の牛乳…

グナーディヤ

百科事典マイペディア
インドの物語作家。伝記,年代は明らかでない。パイシャーチー語という俗語で書かれた《ブリハット・カター》の作者。バッツァ国の王と王子の冒険な…

グナーディヤ ぐなーでぃや Guādhya

日本大百科全書(ニッポニカ)
生没年不詳。6世紀以前の古代インドの物語集作者。伝説によれば『ブリハットカター』(大説話集)の作者という。この本は10万頌(しょう)からなる大説…

パーニニ Pāṇini

山川 世界史小辞典 改訂新版
生没年不詳古代インドの文法家。前5~前4世紀の人。伝記はわからないが,『アシュターディヤーイー』という8章からなる古典サンスクリット文法の簡潔…

ブリハットカター Bṛhatkathā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
古代インドの大説話集。俗語の一種パイシャーチー語で,グナーディヤが著わしたと伝えられる。早く散逸したが,数種のサンスクリット語およびプラー…

コーサラ Kosala

改訂新版 世界大百科事典
現在のウッタル・プラデーシュ州東部にあった古代インドの王国。後期ベーダ時代に興り,はじめアヨーディヤーAyodhyāを都としていた。叙事詩《ラーマ…

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