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ラーマ ラーマ Rāma

翻訳|Rāma

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラーマ
ラーマ
Rāma

インドの大叙事詩ラーマーヤナ』の主人公ビシュヌ神の第7の化身として広くインドから東南アジアにわたって崇拝されている。コーサラ国の都アヨーディヤーの王ダシャラタの長子として生れ,ジャナカ王の娘シーターを妻とする。

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百科事典マイペディアの解説

ラーマ

古代インドの伝説上の英雄。《ラーマーヤナ》の主人公。ビシュヌ神の化身で,コーサラ国の王子。理想の人物として描かれ,恋人で後の王妃シーターSitaとともにインド民衆の敬愛を受け続けている。
→関連項目アヨーディヤーカビールトゥルシーダース

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世界大百科事典 第2版の解説

ラーマ【Rāma】

インドの二大叙事詩の一つ《ラーマーヤナ》の主人公。アヨーディヤーを首都とするコーサラ国王ダシャラタの長男で,文武に秀で,ビデーハ国王ジャナカの娘シーターを妻にする。しかし,継母の陰謀のために亡命を余儀なくされ,シーターとともにダンダカの森で生活する。ランカーを首都とする羅刹の王ラーバナに妻を誘拐されるが,神猿ハヌマットと猿の軍隊の支援のもとに,ランカーを攻撃し,ラーバナを殺してシーターを救出する。アヨーディヤーに凱旋した彼は王位に就くが,国民の間にシーターの貞節を疑う声のあるのを知り,心ならずも彼女を捨てる。

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世界大百科事典内のラーマの言及

【インド文学】より

…ベーダ文学は時代の推移に伴い,神話的のものから神学的,哲学的,祭儀的となった。
【二大叙事詩とプラーナ】
 インドの国民的二大叙事詩《マハーバーラタ》と《ラーマーヤナ》は,古代文学と中古文学の中間にあってインド文学史上重要な地位を占め,その影響は国外にまで及んでいる。《マハーバーラタ》はバラタ族に属するクルとパーンドゥの2王族間の大戦争を主題とする大史詩で,18編10万余頌の本文と付録《ハリ・バンシャHarivaṃśa》から成り,4世紀ころに現形を整えるまでに数百年を経過したものと思われ,その間に宗教,神話,伝説,哲学,道徳,制度などに関するおびただしい挿話が増補されて全編の約4/5を占めているが,それらのうち宗教哲学詩《バガバッドギーター》,美しいロマンスと数奇な運命を語る《ナラ王物語》,貞節な妻《サービトリー物語》などは最も有名である。…

【ダシャハラー】より

…これはドゥルガー女神が,あらゆる男神たちから武器を贈られて,神々をも苦しめた水牛の魔マヒシャを殺した故事によるという。またこの時期はラーマが羅刹ラーバナを倒した時ともいわれ,9日目のしめくくりの日には,ラーマを記念した祭りを行う場合が多い。この日は〈ラーマリーラー〉と呼ばれ,《ラーマーヤナ》を朗誦し,素人劇団によるラーマ劇が演じられ,夜にはラーバナとその弟の巨大な人形が焼かれる。…

【ビシュヌ派】より

権化とも訳される)ということが強調されている。後世有名なのは〈10化身〉説で,それによれば,ビシュヌはこの世に,魚,亀,野猪,人獅子,小人,パラシュラーマ,ラーマ,クリシュナ,ブッダ,カルキとして現れるという。なかでもラーマとその妃シーター,クリシュナとその妃ラーダーは,しばしば文芸の対象になり,広くインド全土で熱烈に崇拝されてきた。…

【ラーマーナンダ】より

…インドの宗教家。シュリーバイシュナバ派のラーマーヌジャ派系統に属し,1434年ころにワーラーナシーに来てラーマ崇拝,すなわちクリシュナ,ラーダーに対してではなく,ラーマとシーターに対する純粋な信仰を広めた。シュリーバイシュナバ派が下層階級に同情をもちつつもカースト制度を是認していたのに反対し,その差別を撤廃した。…

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