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ラームチャリットマーナス Rāmcaritmānas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ラームチャリットマーナス
Rāmcaritmānas

インドのトゥルシーダースによる宗教的大詩篇。「ラーマの行跡の湖」の意。東部ヒンディー語による『ラーマーヤナ』の再創作で,ヒンドゥー教の精神で書かれ,1574年アヨーディヤー (現在のアワド) で筆をとり,84年頃ベナレスで完成された。ヒンドゥー教における最も偉大な書として,最近3世紀間にこれほど大きな影響をヒンドゥー教徒に与えたものはないといわれる。だいたいは古い『ラーマーヤナ』に基づいているが,その他の多くの中世のラーマ信仰の書の影響を受け,5神の礼拝,シバ神に対する尊崇,不二一元説の見解,ヒンドゥー教的神話も説かれ,彼のラーマに対する熱烈な信仰により,神の信者に対する愛,彼らを救うための権化,その恩寵などがきわめて荘重に力強く歌われている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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