デジタル大辞泉
「ぎくしゃく」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ぎく‐しゃく
〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 物の
節目などが、角立って折れ曲がっているさまを表わす語。
※雑俳・折句杖(1796)「ぎくしゃく曲げて
庫裏へ取る水」
②
言語、動作などが円滑でなく、ぎごちないさまを表わす語。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)初「何か体をぎくしゃくとしゃッちこ張せて入来る様子」
※或る女(1919)〈
有島武郎〉前「一寸居住ひをなほすと、ぎくしゃくした
調子で口を切った」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報