封建主義(読み)ホウケンシュギ

デジタル大辞泉 「封建主義」の意味・読み・例文・類語

ほうけん‐しゅぎ【封建主義】

封土授与基礎として封建領主とその臣下との間に成立する主従関係。また、その関係が社会構造基本であるとする主張
[類語]封建的保守的コンサバティブ前近代的守旧守旧派家父長制圧制威圧的強圧的高圧的権威主義独裁的全体主義

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「封建主義」の意味・読み・例文・類語

ほうけん‐しゅぎ【封建主義】

〘名〙 封建時代を律した、上による下の支配を是(ぜ)とする考えかた・やりかた。軍閥財閥官僚などの権力者階級が、国民意志を無視して、強い権力で政治社会生活などを国民に押しつけるやりかた。
※アパアトの女たちと僕と(1928)〈龍胆寺雄〉八「社会主義芸術にもとづく『美』は封建主義乃至資本主義芸術の『美』よりも低く徧在する」

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