小山若犬丸(読み)おやま わかいぬまる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小山若犬丸」の解説

小山若犬丸 おやま-わかいぬまる

?-1397 南北朝-室町時代武将
小山義政長男至徳3=元中3年父の遺志をつぎ,鎌倉公方足利氏満に反抗して挙兵するが敗れる。嘉慶(かきょう)元=元中4年と応永3年の2度にわたり再挙をはかるが敗れ,会津にのがれ応永4年1月15日自害した。下野(しもつけ)(栃木県)出身。名は隆政通称は悪四郎。

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朝日日本歴史人物事典 「小山若犬丸」の解説

小山若犬丸

没年:応永4.1.15(1397.2.13)
生年:生年不詳
南北朝末・室町時代初期の武将。父義政の敗死後,鎌倉府に不満を持つ小田田村氏らの支援により小山城,常陸小田城などに挙兵するが敗走。会津にて自害。<参考文献>『小山市史』通史編Ⅰ

(松本一夫)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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