崎戸島(読み)さきとじま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「崎戸島」の意味・わかりやすい解説

崎戸島
さきとじま

長崎県西彼杵(にしそのぎ)半島の西方海上にある島。第三紀層からなる面積0.41平方キロメートルの小島。最高点76メートル。西海市(さいかいし)崎戸町に属する。この島の近くで石炭が着目されたが、崎戸炭鉱の開かれたのは北に隣接する蛎ノ浦島(かきうらしま)。人口193人(2000)の半農半漁属島で、北端本郷(ほんごう)と蛎ノ浦島との間に本郷大橋がある。

[石井泰義]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「崎戸島」の意味・わかりやすい解説

崎戸島
さきとじま

長崎県中部,西彼杵半島西方約 10kmに位置する小島。西海市に属する。蛎浦島と本郷大橋で結ばれる。かつて炭鉱で栄えたが,今日では一本釣り漁業が主。西彼杵半島県立自然公園に属する。面積 0.41km2。人口 165(2005)。

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デジタル大辞泉プラス 「崎戸島」の解説

崎戸島

長崎県西海市崎戸町(さきとちょう)の西端に位置し、東に隣接する蛎浦(かきのうら)島と橋で結ばれた島。面積約0.41平方キロメートル。江戸時代には捕鯨の島として栄えた。「北緯33度線展望台」からは五島列島平戸島への眺望が楽しめる。

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