ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「西海市」の意味・わかりやすい解説 西海〔市〕さいかい 長崎県中部,西彼杵半島北部にある市。北,西,東の三方で海に面し,西の五島灘に浮かぶ平島,角力灘にある松島,西彼杵半島北西沖の蛎浦島,大島(西彼大島)などの島々を含む。2005年大島町,大瀬戸町,西海町,崎戸町,西彼町の 5町が合体し市制。佐世保市と長崎市の間に位置し,経済面などで両市の影響が大きい。農業が主で,ミカン,米,野菜などを栽培,畜産,漁業も行なわれる。東の大村湾に臨む沿岸部では真珠の養殖が盛ん。大島と崎戸は,明治後期から昭和にかけ炭鉱の町として栄えた。閉山後は製塩業,造船業が発達。半島北西部に国の天然記念物の七釜鍾乳洞,東部に自然動物公園長崎バイオパークがある。市域の一部は大村湾県立自然公園,西彼杵半島県立自然公園,西海国立公園に属する。国道202号線,206号線が通じる。佐世保港と沖合いの島々の間に定期船が運航。面積 241.60km2。人口 2万6275(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「西海市」の解説 西海市さいかいし 2005年4月1日:西彼杵郡大瀬戸町・西彼町・西海町・大島町・崎戸町が合併・市制施行⇒【大瀬戸町】長崎県:西彼杵郡⇒【西彼町】長崎県:西彼杵郡⇒【西海町】長崎県:西彼杵郡⇒【大島町】長崎県:西彼杵郡⇒【崎戸町】長崎県:西彼杵郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by