20世紀西洋人名事典 「アンドレマルロー」の解説
アンドレ マルロー
André Malraux
1901.11.3 - 1976.11.23
フランスの小説家,詩人,政治家。
元・フランス文化相。
パリ生まれ。
1923年インドシナでクメール王朝の遺跡を発掘。同地でジャーナリストとして民族運動を支援。’26年帰国、同時に東西文化論「西欧の誘惑」(’26年)を刊行。反ファシズム運動に参加し、’36年スペイン内乱に国際義勇軍飛行隊長として人民戦線に参加。’40年抵抗運動の指導者となりド・ゴールと知己を得る。’45〜46年情報相。’58〜69年文化相を歴任。作品に「王道」(’30年)、ゴンクール賞受賞作「人間の条件」(’33年)、美術論「芸術の心理」(全3巻、’51年)、自伝「反回想録」(’67年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報