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いさ イサ

デジタル大辞泉の解説

いさ

[副]
(あとに「知らず」の意の語句を伴って)さあどうだか。
「人は―心も知らずふるさとは花ぞ昔の香に匂ひける」〈古今・春上〉
(「知らず」を含んだ意で用いる)さあどうだかわからない。
「人は―我はなき名の惜しければ昔も今も知らずとを言はむ」〈古今・恋三〉
(あとに打消しや逆接の語を伴って)どうも。どうせ。
「契りおく心の末はいさや川―頼まれぬ瀬々のあだ波」〈続後拾遺・恋二〉
[感]
明確に答えられない場合の応答に用いる語。さあ、どうだか。
「―、殿上などにやおはしますらむ」〈大和・一七一〉
軽く否定する場合の応答に用いる語。いや。でも。
「―、人の憎しと思ひたりしがまた憎くおぼえ侍りしかば、といらへ聞こゆ」〈・一四三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

いさ

( 感 )
わからないことを尋ねられたり、答えをためらったりするときに発する語。さあ。さあねえ。 「とみにもいはず、-など、これかれ見あはせて/枕草子 131
( 副 )
(下に「知らず」を伴って)さあ、どうであろうか、わからない。 「人は-心も知らず/古今 春上」 → いさや
[句項目]

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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