ウスリースク(その他表記)Ussuriisk

デジタル大辞泉 「ウスリースク」の意味・読み・例文・類語

ウスリースク(Ussuriysk/Уссурийск)

ロシア連邦東部、沿海地方南部の都市ウラジオストクの北約100キロメートル、ラズドリナヤ川沿いに位置する。シベリア鉄道中国北朝鮮からの鉄道合流・分岐する交通要地として知られる。

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改訂新版 世界大百科事典 「ウスリースク」の意味・わかりやすい解説

ウスリースク
Ussuriisk

ロシア連邦東部,沿海州の都市。人口15万6029(2004)。ウラジオストク北方112km,シベリア鉄道と牡丹江,ハルビン方面への鉄道との交点にあたり,スイフン川に臨む。油脂砂糖製粉および製肉コンビナート,機械製作,機関車修理などの工場があり,農業,教育の両大学と鉄道技術専門学校がある。1866年に開かれ,旧称は1898年までニコリスクNikol'sk,1935年までニコリスク・ウスリースキーNikol'sk Ussuriiskii,以後57年まではボロシーロフVoroshilov。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウスリースク」の意味・わかりやすい解説

ウスリースク
うすりーすく
Уссурийск/Ussuriysk

ロシア連邦東部、沿海地方の都市。1935年までニコリスク・ウスリースキーНикольск-Уссурийский/Nikol'sk-Ussuriyskiy、1957年までボロシーロフВорошилов/Voroshilovと称した。ウラジオストクの北方112キロメートル、シベリア鉄道の沿線、ラズドリナヤ川沿岸に位置する。人口15万8400(1999)。食料品乳業、砂糖、製粉、精肉)、機械製造、機関車修理、皮革履き物縫製工業がある。市は1898年に形成された。教育大学やドラマ劇場がある。

[三上正利]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウスリースク」の意味・わかりやすい解説

ウスリースク
Ussuriysk

1935年までニコリスクウスリースキー Nikol'sk-Ussuriiskii,35~57年はボロシロフ Voroshilov。ロシア南東部,プリモルスキー地方の都市。ウラジオストクの北約 80kmにあり,スイフン川にのぞむ。シベリア横断鉄道の要地で,ハバロフスク経由線とハルビン (哈爾浜) 経由線が分岐する。 1886年建設され,97年市となった。食品工業 (食肉,製糖,油脂) が発達し,機械修理,木工機械などの工業もある。教育,農業の各大学がある。人口 15万7946(2010)。

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百科事典マイペディア 「ウスリースク」の意味・わかりやすい解説

ウスリースク

ロシア,沿海州の都市。1935年までニコリスク・ウスリースキー,1935年―1937年ボロシーロフと称した。食料品コンビナート,教育大学,農業大学がある。シベリア鉄道と,ハルビン方面への鉄道の交点。15万3268人(2009)。

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