日本大百科全書(ニッポニカ) 「エスキス」の意味・わかりやすい解説 エスキスえすきすesquisse フランス語 おもに絵画制作における下準備のスケッチをさしていう。全体の構図とか比例、配色などを検討するために制作される下図である。同様の目的で制作される建築などのための大まかな構想図(ラフ・スケッチ)を意味することもある。また、彫刻制作の最初の段階でつくられる粘土やろうの小形の習作(マケットmaquette)もエスキスとよばれる。英語のスケッチ、イタリア語のスキッツォなどと語源は同じである。[長谷川三郎] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エスキス」の意味・わかりやすい解説 エスキスesquisse 美術用語。試作のための下絵,画稿の意 (→スケッチ ) 。大きな作品の制作の準備段階として小さな紙や布に簡単に構図を描いてみること。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報