精選版 日本国語大辞典 「エレンブルク」の意味・読み・例文・類語 エレンブルク ( Il'ja Grigor'jevič Erjenburg イリヤ=グリゴリエビチ━ ) ソ連の作家。小説「雪どけ」は芸術における公式主義、官僚主義を批判して、大論争をひき起こした。ほかに「嵐」「人間・歳月・生活」など。(一八九一‐一九六七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
旺文社世界史事典 三訂版 「エレンブルク」の解説 エレンブルクIl'ya Grigor'evich Erenburg 1891〜1967旧ソ連の作家ユダヤ系技師の子。中学に在学中,革命運動に参加し,1909年パリに亡命。西欧的知性に親しみ,20年代から社会主義文学の主流につらなった。第二次世界大戦中の『パリ陥落』やスターリン死後の『雪どけ』(1954)などが代表作。なお,東西冷戦体制下での“雪どけ”の呼び名は,彼の小説名に由来。 出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報 Sponserd by
山川 世界史小辞典 改訂新版 「エレンブルク」の解説 エレンブルクIl'ia Grigor'evich Erenburg 1891~1967ソ連の作家。ユダヤ人。中学時代に革命運動に参加,亡命。革命後,新聞特派員。『トラストDE』などでは資本主義社会を風刺したが,第二次世界大戦中は『パリ陥落』で反ナチ闘争を描いた。スターリンの死後は『雪どけ』,回想を残す。 出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報 Sponserd by