普及版 字通 「キ・いつわる」の読み・字形・画数・意味
13画
[字訓] いつわる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(危)(き)。〔説文〕三上に「責むるなり」と訓するが、「變る」「ふ」とする異文があり、変のことをいう。危に戻・異の意があり、・は通用の字である。
[訓義]
1. いつわる、あざむく、たぶらかす。
2. そむく、たがう、もとる。
3. あやしむ、そしる、こぼつ。
4. せめる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 アヤマチ・セム・タガフ・イツハル・アザムク・アヤシ・アヤシブ・タブロカス・ソシル
[語系]
・kiuaiは同声。・欺khiも声義近く、は「欺くなり」と訓する字。一系の語である。
[熟語]
異▶・億▶・詼▶・怪▶・観▶・寄▶・毀▶・求▶・矯▶・遇▶・形▶・計▶・激▶・譎▶・言▶・詐▶・詞▶・辞▶・状▶・随▶・責▶・説▶・対▶・奪▶・誕▶・道▶・特▶・秘▶・▶・辟▶・変▶・弁▶・謀▶・妙▶・名▶・乱▶・濫▶・麗▶・戻▶・惑▶
[下接語]
華・乖・怪・・瑰・・奇・虚・計・傾・激・譎・幸・詐・卓・浮
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報