日本大百科全書(ニッポニカ) 「キシレン樹脂」の意味・わかりやすい解説 キシレン樹脂きしれんじゅしxylene-formaldehyde resin 熱硬化性樹脂の一種。m(メタ)-キシレンとホルムアルデヒドとを強酸触媒の存在で反応させると、分子量が500程度の粘い樹脂が得られる。フェノール樹脂に混合して、フェノール樹脂の耐水性の改良などに用いられている。また、アルキド樹脂、メラミン樹脂などで変性したものは塗料に用いられる。[垣内 弘][参照項目] | フェノール樹脂 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例