デジタル大辞泉 「クローズドショップ」の意味・読み・例文・類語 クローズド‐ショップ(closed shop) 1 使用者は、特定の労働組合に加入していることを条件に労働者を雇い入れ、組合を脱退または除名された者は解雇しなければならないという制度。→オープンショップ →ユニオンショップ2 コンピューターのプログラミングや機械操作を、専門要員によって行う方式。→オープンショップ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「クローズドショップ」の意味・読み・例文・類語 クローズド‐ショップ 〘 名詞 〙 ( [英語] closed shop ) 労使間における労働協約で、使用者は、職業別組合に加入している労働者だけを採用し、脱退や除名により組合員の資格を失った者は解雇しなければならないとするもの。職業別組合の弱い日本にはほとんど存在しない。→オープンショップ・ユニオンショップ 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
百科事典マイペディア 「クローズドショップ」の意味・わかりやすい解説 クローズド・ショップ オープン・ショップの対。労働協約により,企業が労働者を採用する場合,もっぱら特定労働組合の組合員からのみ採用し,その組合から脱退しまたは除名されたときは企業もこれを解雇するとした制度。組合が完全に採用・解雇の人事に介入した型。→関連項目タフト=ハートリー法|ユニオン・ショップ 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クローズドショップ」の意味・わかりやすい解説 クローズド・ショップclosed shop 特定の労働組合員であることを雇用の要件とする制度。労使協定により,使用者は当該組合員でなければ雇用せず,除名・脱退などにより組合員資格を失った場合,その労働者を解雇しなければならない。これにより職能別または産業別組合が労働市場に強い支配力を保つことになる。アメリカでは 1947年タフト=ハートレー法によって禁じられた。日本では,労働組合が特定の事業場で従業員の過半数を代表する場合には,この協定を結ぶことが認められているが (労働組合法7条1号但書) ,実際にはほとんど行われていない。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by