百科事典マイペディア 「クーナウ」の意味・わかりやすい解説
クーナウ
→関連項目テレマン
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ドイツ・バロック期の作曲家。4月6日ザクセンのガイジングに生まれる。ドレスデンの聖十字架学校に学び、ライプツィヒ大学で法律を修める。1684年同地の聖トマス教会オルガニストとなったのち、1701年J・シェレの後任として大学音楽監督兼トマス・カントル(合唱長)に就任した。『聖書ソナタ』(1700・ライプツィヒ)に代表されるクラビア・ソナタは、イタリアのトリオ・ソナタをクラビアに移した多楽章ソナタとして歴史的な意味をもち、教会カンタータも多数書いている。ギリシア語、ラテン語、ヘブライ語を解し、フランス語、イタリア語の翻訳家、有能な法律家としても多彩に活躍した。22年6月5日ライプツィヒに没したが、翌年、後任のトマス・カントルには大バッハが選ばれている。
[樋口隆一]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 (社)全日本ピアノ指導者協会ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)について 情報
…その最初の例はシチリアのデル・ブオーノGioanpietro Del Buono(出版1641)に見られる。ライプチヒのクーナウの三つの曲集はよく知られ,とくに《聖書ソナタ》(出版1700)はこのジャンルにおける標題音楽の最初期の例として有名。(3)ほぼ同じ音域の2声部と通奏低音から成るトリオ・ソナタ 上2声はバイオリンあるいはビオル,ツィンク(コルネット),リコーダー,フラウト・トラベルソ,オーボエなど,通奏低音はチェロもしくはビオラ・ダ・ガンバ,ビオローネ,ファゴットなどと,チェンバロもしくはオルガン,テオルボなどの計4人で演奏される。…
…物質的にも精神的にも恵まれた生活を反映するかのように,ケーテン時代の作品には生命の喜びが躍動している。
[後期(1723‐50)]
1722年6月,ザクセンの大都市ライプチヒではトーマス教会カントルの大作曲家J.クーナウが没し,後任としてハンブルクの音楽監督テレマンやダルムシュタットの宮廷楽長グラウプナーChristoph Graupner(1683‐1760)らが候補に上がった。しかし彼らが就任を拒否したため,市参事会は〈最良の人物が得られない以上,中庸な者でがまんしなければなるまい〉と言って,23年4月にバッハの採用を決定した。…
※「クーナウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...
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