コトパクシかざん
コトパクシ火山
Cotopaxi volcano
南米,エクアドルのQuito南方にあるアンデス山脈中の円錐形の成層火山。基底直径22km, 標高5,911m, 基底からの比高2,300~3,000m。頂上は雪氷で覆われ,径550m×800mの火口がある。1903~14年に内部に中央火口丘が形成。1532~1942年に60回近く噴火を記録。最新の噴火は2015年。多くは爆発的で火砕流や溶岩の噴出を伴う。1744,68,1877年の大噴火では誘発したラハールで災害が発生。噴出物は輝石安山岩で,ときにかんらん石を含む。
執筆者:勝井 義雄・竹下 欣宏
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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コトパクシ火山
コトパクシかざん
Volcán Cotopaxi
エクアドル中北部,アンデス山脈中にある活火山。首都キトの南約 50km,コトパクシ州とピチンチャ州の州境に位置する。世界最高の活火山で,標高 5896m。美しい円錐形の成層火山で,4400~4700m以上は常に氷雪でおおわれている。山頂には南北径約 700m,東西径約 500m,深さ約 360mの大きな火口があり,平時は硫黄を含む水蒸気を噴出。 16世紀以降多くの活動記録があり,周辺一帯に大きな被害を与えたことも少くない。最近の噴火は 1942年。 1872年ドイツ人科学者 W.ライスが初めて登頂に成功した。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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コトパクシ火山
ことぱくしかざん
Volcan de Cotopaxi
南アメリカ、エクアドルの首都キトの南にある、世界最高の活火山。スペイン語ではコトパヒ。標高5896メートル。夏も白雪を頂く。アンデス山脈中にあり、安山岩質で、二重式の成層・円錐(えんすい)火山である。基底直径22キロメートル。中央火口丘は1938年に生成、古くは1532年、近くは1942年など、53回の山頂噴火を記録する。ストロンボリ式噴火が多く、溶岩流も発生する。融雪による火山泥流で大被害を出しやすい。
[諏訪 彰]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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