デジタル大辞泉
「コルディエ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
コルディエ
- ( Henri Cordier アンリ━ ) フランスの東洋学者。国立パリ東洋語学校教授。書誌学、東西交渉史に造詣が深く、全ヨーロッパ的な東洋研究雑誌「通報」を編集刊行。主著は「シナ書誌」「日本書誌」「シナ通史」など。(一八四九‐一九二五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
コルディエ
Henri Cordier
生没年:1849-1925
フランスの東洋学者。20代の長期中国滞在ののち1881年にパリ東洋語学校講師から教授(1888),学士院会員(1908)に進む。西洋の極東関係文献に通じ,《中国書誌》《日本書誌》《インドシナ書誌》のほか,マルコ・ポーロなどの中世旅行家の著作研究,東西交渉史研究にも多数の著書論文があり,また1890年以来,極東研究の専門学術誌《通報T'oung Pao》を編集刊行した功績は大きい。
執筆者:川勝 義雄
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
Sponserd by 
コルディエ
こるでぃえ
Henri Cordier
(1849―1925)
フランスの東洋学者。商社員として中国に滞在し、パリに帰って東洋語学校、およびパリ大学で教授し、学士院会員となる。文献学に優れ、『支那(しな)書誌』の大著を編纂(へんさん)したほか、フランス外務省の文書を利用して、中国の国際関係についての研究、ユールの訳著した2書、『マルコ・ポーロ旅行記』および『支那東達記』の改訂増補(ともに英文)、さらに古代から清(しん)末に至るまで、外交関係を含めた『支那通史』などを著し、学界に裨益(ひえき)するところが大きかった。またオランダの書肆(しょし)ブリルを発行所とする全ヨーロッパ的な東洋研究雑誌『通報』T'oung Paoの創刊と維持に尽力したが、この雑誌は1890年より現今まで継続し、高い学術的評価を受けている。
[宮崎市定]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 
コルディエ
フランスの東洋学者。1869年渡清,上海の王立アジア学会北シナ図書館長となり,1871年帰国。パリ東洋語学校教授となる。書誌学,中国とヨーロッパ諸国の外交史に精通,1890年スフレーヘルと雑誌《通報(ツンパオ)》を刊行した。著書《中国と西方列強との交渉史》。
→関連項目ペリオ|ユール
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
Sponserd by 
コルディエ
Cordier, Henri
[生]1849.8.8. ニューオーリンズ
[没]1925.3.16. パリ
フランスの東洋学者。商社員として上海に渡り,東洋学を修め,1881年パリの東洋語学校に出講。 90年雑誌『通報』T'oung Paoの主幹。そのほか各種の分野で活躍。編著書"Bibliotheca Sinica" (1881~85) ,"Histoire générale de la Chine" (4巻,1920~21) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 
コルディエ
Henri Cordier
1849~1925
フランスの東洋学者。商社の社員として上海に7年間勤務し,この間中国研究に携わった。その後パリの東洋語学校の教授となり,書誌学,東西交渉史,外交史の研究で知られた。東洋学の雑誌『通報』は彼の創刊にかかわる。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
Sponserd by 
コルディエ
生年月日:1849年8月8日
フランスの東洋学者
1925年没
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
Sponserd by 